ウェールズの名手ラムジーが、新天地ユベントスで決めた初ゴール【ファースト・ゴールズ】
2020.09.16 15:00 Wed
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。今回はウェールズ代表MFアーロン・ラムジーがユベントスで決めた最初のゴールだ。
ラムジーは2008年にカーディフ・シティからアーセナルに引き抜かれると、同クラブの主力選手の1人として活躍。2019年夏に退団するまでに公式戦371試合65ゴール65アシストを記録した。
新天地ユベントスでも存在感を示しているラムジーだが、記念すべきユベントス初ゴールは、2019年9月21日に行われた、セリエA第4節エラス・ヴェローナ戦で決めたゴールだった。
ヴェローナに先制されて0-1で迎えた31分、左サイドでMFフアン・クアドラードがボールを持つと、中央のFWクリスティアーノ・ロナウドにパス。これを受けたC・ロナウドが前線に上がってきたラムジーにさらにパスを送る。
これで同点に追いついたユベントスは、その後勝ち越しに成功し、2-1で勝利している。
◆ラムジーが決めた新天地ユベントスでの初ゴール
ラムジーは2008年にカーディフ・シティからアーセナルに引き抜かれると、同クラブの主力選手の1人として活躍。2019年夏に退団するまでに公式戦371試合65ゴール65アシストを記録した。
ヴェローナに先制されて0-1で迎えた31分、左サイドでMFフアン・クアドラードがボールを持つと、中央のFWクリスティアーノ・ロナウドにパス。これを受けたC・ロナウドが前線に上がってきたラムジーにさらにパスを送る。
フリーでパスを受けたラムジーは、シュートチャンスを得るとゴール正面の位置からロングシュート。ボールは相手DFにディフレクトすると、ゴール左の絶妙な位置に決まり、運も味方に付けたラムジーのユベントス初ゴールとなった。
これで同点に追いついたユベントスは、その後勝ち越しに成功し、2-1で勝利している。
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“買い物上手”なユベントス、2000年以降フリーで獲得したベストイレブンが豪華!
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「忘れられない日」幾多のケガに阻まれながらベイルがウェールズ代表100キャップ達成、2カ月ぶり試合に「気持ちよかった」
ウェールズ代表のFWガレス・ベイルが、自身の100キャップ達成について語った。 ウェールズは13日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選でホームにベラルーシ代表を迎えた。 ベイルは、今シーズン開幕からレアル・マドリーで出場を続けたが、9月に負傷。相変わらずの負傷癖が治らず、ヒザを痛めて9月1日のフィンランド代表とのフレンドリーマッチを最後にプレーしていなかった。 しかし、ケガから復帰したことで今回の活動に招集。2カ月ぶりの試合出場となった。 試合は、アーロン・ラムジーが3分に先制すると、20分にはネコ・ウィリアムズが追加点。その後も効果的に得点を重ね、5-1で圧勝。グループ2位に浮上した。 ベイルは前半のみでピッチを後にしたが、この試合がウェールズ代表通算100試合目の出場に。もともと45分間プレーする予定だったと語り、ケガからの復帰は大変だったと語った。 「僕は2カ月チームを離れていたので、もし上手くいくのであれば、火曜日に向けて準備を整える計画だった。そして、45分間プレーする計画だった」 「僕が大喝采を浴びてピッチを後にしたかったが、交代は5人までしかできないし、重要なのチームのことだった。この機会を楽しめたし、戻って来れて嬉しい。ケガから復帰するのは大変だった」 また、ウェールズはUEFAネーションズリーグの戦績で上位に位置していたためプレーオフ行きがすでに決定しているが、ホームアドバンテージを得るためには2位になる必要がある。 最終節はW杯出場を決めたベルギーとの一戦となるが、チェコ代表と2位の座を争っており、勝ち点で並ぶ可能性が。得失点差が関わってくることから、ベラルーシ戦は最初から全力で戦っていたと語った。 「最初のホイッスルが吹かれた時から、自分たちの力を発揮しなければいけないと思っていた。得失点差で決まる可能性があったので、素晴らしいパフォーマンスができて嬉しい」 「気持ちよかった。簡単ではない試合のフィットネスを取り戻す必要があった。45分で十分だと感じたし、コントロールもできた」 「僕は45分間プレーするつもりだった。そして、2点差がついていれば、あと15分間リスクを負う必要がないだろうと考えていた」 「世界で最高のファンを抱えている。彼らとともに、僕の100キャップをホームで、ファンの声援を受けながら達成できたことは、とても特別なことであり、忘れられない日となった」 2021.11.14 11:30 Sun4
ユベントスで構想外のラムジー、今冬残留なら夏までスタンド送りか
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「やめようと思ったことは一度もない」代表引退の噂も出たラムジーがウェールズ代表に忠誠、北中米W杯を目指す中、ベラミー新監督のやり方に「かなり感銘を受けている」
ウェールズ代表のMFアーロン・ラムジーが、代表引退について考えたことはないと言及。W杯出場を目指すとした。 アーセナルで長らくプレーしたラムジーは、ユベントスやレンジャーズ、ニースを経て、古巣のカーディフ・シティに加入。今シーズンもプレーを続けている。 ウェールズ代表の中心選手でもあり、キャプテンを務めるラムジーだが、ケガも少なくないキャリアを歩んでおり、苦しい時期も多く過ごしてきた。 そのラムジーは、ユーロ2024の出場権を懸けたプレーオフにウェールズが残ったものの、フィンランド代表戦、ポーランド代表戦と2試合とも出番はなし。ケガ明けということもあったが、ロブ・ペイジ前監督から大事な試合で重視されなかったことに失望していた。 新たにクレイグ・ベラミー監督を迎えたウェールズ代表だが、ラムジーは再び招集。キャプテンを任され、かつて共にプレーした監督からの信頼も厚い。 イギリス『BBC』によれば、ラムジーはウェールズ代表から引退しようと考えたことはなかったとコメント。失望感はありながらも、今はチームの未来に大きな期待感を持っているとした。 「やめようと思ったことは一度もない。むしろ、このチームがどんなことができるのかに興奮している」 「僕にとっては、出場ができず、チームの予選通過に貢献できないことは辛いことだった。それが僕を苦しめていたし、何かやり残したことがあるような気がしていた」 「このチームが次のワールドカップに出場できるように手助けをすることが、間違いなく僕の目標でもあるこのチームの潜在能力、年齢、全てがプラスであり、目標を達成するのに絶好の位置にいる」 6日にはUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25でトルコ代表と対戦する。ラムジーによれば、ベラミー監督の戦い方には、多くの選手が感銘を受けているとのこと。目標を2026年の北中米ワールドカップ(W杯)に定め、予選が始まる2025年3月までにしっかりとチームを作り上げていきたいと意気込んだ。 「彼がやってきて、コントロールしたやり方はとても印象的だった。最初の数日間で多くの情報が与えられたけど、選手たちはこれまでのところ、できる限りのこと吸収しようと本当によくやっている」 「ワールドカップ予選が始まるまでの6試合は、間違いなくプロセスになるだろう。ボールを持っていない時でもとてもアグレッシブで、激しい戦いになる」 「彼の試合観は、僕たちの多くにとって新しいものだ。それを経験したことがあるのは、バーンリーでベラミーと共に仕事をしたコナー・ロバーツだけだ」 「僕たちはかなり感銘を受けているし、最初の数試合で取り組んできたことを実行できることに期待している」 2024.09.06 20:40 Friユベントスの人気記事ランキング
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【得点者プロフィール】 スティーブン・アッピアー(当時24歳) 国籍:ガーナ 所属:ユベントス ポジション:MF 身長:178cm ウディネーゼやパルマ、ユベントスなど、主にセリエAで活躍したアッピアー氏。単独でチャンスを作る事のできる打開力の高さから“トルネード”の異名をとった。 【試合詳細】 日程:2005年5月29日 大会:セリエA第38節 対戦相手:カリアリ 時間:後半14分(2-0) <div id="cws_ad">◆トルネードが叩き込んだ豪快弾<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJxQ3FwMDJFZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 2-0とユベントスがリードして迎えた59分、ブロックを作って守る相手に対して、敵陣でボールを持ったアッピアーが、ドリブルで切り込んでいく。 相手DFとの駆け引きの中でボックス左に流れてきたアッピアーだが、2人に挟まれてしまう。しかし、華麗なボールタッチで相手を左右に振り、隙を作ると、2人の間を一瞬で抜き去る。そのままシュート体勢に入ると、豪快に右足を振りぬき、ボールをゴールネット上部に突き刺した。 アッピアーのゴールでさらにリードを広げたユベントス。この後カリアリに2点を返されるも、追加点を奪い、4-2で勝利している。 2021.02.07 12:00 Sun4
日本人が目指すべきCB像、“希少なバロンドーラー“ファビオ・カンナバーロ
サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed5
