伏兵・原のゴールでFC東京が逆転勝利! 横浜FCは3連敗に…《J1》
2020.09.09 21:45 Wed
明治安田生命J1リーグ第15節のFC東京vs横浜FCが9日に味の素スタジアムで行われ、2-1でホームのFC東京が勝利した。
前節の大分トリニータ戦に1-0で勝利した3位・FC東京は、中3日のこの試合に向けてメンバーを4名変更。森重、中村拓海、品田、安部に代えて木村、中村帆高、アルトゥール・シルバ、髙萩を起用してリーグ3連勝を目指した。
対する13位・横浜FCは8月にクラブ史上初のJ1リーグ3連勝を記録したが、多くの負傷者も相まって停滞気味に。敗れた前節のサガン鳥栖戦から星・キョーワァン、松浦、佐藤、一美、斉藤光毅に代えて伊野波、齋藤功佑、安永、瀬沼、皆川を加え、連敗からの抜け出しに向けて敵地へ乗り込んだ。
立ち上がりは両チームともに様子を窺いスローペースで時間が経過したが、17分に横浜FCがワンチャンスをモノに。ボックス手前から出した皆川の浮き玉のパスは相手に跳ね返されてしまうものの、そのこぼれ球を自らシュート。これがDFに当たってコースが変わりゴールに吸い込まれた。
先制点を許したFC東京だが30分に反撃。敵陣中央から高萩が鋭いスルーパスを送ると、受けた田川が体勢を崩しながらも右足でゴールに流し込み、試合を振り出しに戻した。
後半立ち上がりに齋藤功佑のシュートでゴールに迫った横浜FCに対し、後半から[4-4-2]に切り替えたFC東京も相手に襲い掛かる。62分にFKのクロスのこぼれ球を渡辺がシュート。63分にはレアンドロが個人技での打開からシュートを狙ったが、どちらも枠を捉えられない。決定機を生かせないFC東京は71分に3枚替え。中村拓海、内田、原を投入し、活性化を図る。
押し込まれる時間が続く横浜FCは84分、途中出場のレアンドロ・ドミンゲスが右サイドからクロス。瀬沼にピンポイントで合うも、GK林のビッグセーブに阻まれた。
最大のピンチを脱したFC東京は、ここまで再三の決定期を外してきたが85分についに逆転に成功する。小川が左サイドから上げたクロスボールをアダイウトンが逸らすと、途中出場の原が振り向きざまのシュートでゴール。このリードを守り抜いたFC東京が2-1で勝利し3連勝を達成した。一方、横浜FCは3連敗となった。
FC東京 2-1 横浜FC
【FC東京】
田川亨介(前30)
原大智(後40)
【横浜FC】
皆川佑介(前17)
前節の大分トリニータ戦に1-0で勝利した3位・FC東京は、中3日のこの試合に向けてメンバーを4名変更。森重、中村拓海、品田、安部に代えて木村、中村帆高、アルトゥール・シルバ、髙萩を起用してリーグ3連勝を目指した。
対する13位・横浜FCは8月にクラブ史上初のJ1リーグ3連勝を記録したが、多くの負傷者も相まって停滞気味に。敗れた前節のサガン鳥栖戦から星・キョーワァン、松浦、佐藤、一美、斉藤光毅に代えて伊野波、齋藤功佑、安永、瀬沼、皆川を加え、連敗からの抜け出しに向けて敵地へ乗り込んだ。
先制点を許したFC東京だが30分に反撃。敵陣中央から高萩が鋭いスルーパスを送ると、受けた田川が体勢を崩しながらも右足でゴールに流し込み、試合を振り出しに戻した。
追い付かれた横浜FCは39分、ボックス手前中央でFKを獲得する。手塚が左足で直接狙うと壁に当たってこぼれ球に。これを松尾が強烈なシュートでゴールを脅かすもGK林に阻まれ、同点で試合を折り返す。
後半立ち上がりに齋藤功佑のシュートでゴールに迫った横浜FCに対し、後半から[4-4-2]に切り替えたFC東京も相手に襲い掛かる。62分にFKのクロスのこぼれ球を渡辺がシュート。63分にはレアンドロが個人技での打開からシュートを狙ったが、どちらも枠を捉えられない。決定機を生かせないFC東京は71分に3枚替え。中村拓海、内田、原を投入し、活性化を図る。
押し込まれる時間が続く横浜FCは84分、途中出場のレアンドロ・ドミンゲスが右サイドからクロス。瀬沼にピンポイントで合うも、GK林のビッグセーブに阻まれた。
最大のピンチを脱したFC東京は、ここまで再三の決定期を外してきたが85分についに逆転に成功する。小川が左サイドから上げたクロスボールをアダイウトンが逸らすと、途中出場の原が振り向きざまのシュートでゴール。このリードを守り抜いたFC東京が2-1で勝利し3連勝を達成した。一方、横浜FCは3連敗となった。
FC東京 2-1 横浜FC
【FC東京】
田川亨介(前30)
原大智(後40)
【横浜FC】
皆川佑介(前17)
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Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
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連鎖したJリーグのジャイキリ/六川亨の日本サッカーの歩み
J1リーグも残り4節となったが、毎年シーズン終盤は下位チームも残留を目指して必死の戦いを挑んでくる。このため“ジャイアントキリング”が起こりやすい。とはいえ第34節は各地で波乱が続出し、優勝争いと残留争いは予断を許さなくなった。 まず“金J”ではシュート4本のFC東京が2位の神戸に2-0と快勝した。荒木遼太郎の2アシストは見事だったし、GK野澤大志ブランドンと交代出場した波多野豪も決定機を阻止する活躍を見せた。 FC東京も4試合負けなしと好調を維持していたが、いずれもホーム味スタや国立競技場、埼スタ、日産と首都圏での試合というアドバンテージがあった。しかし神戸戦はアウェーのノエスタ。にもかかわらず神戸の猛攻を凌ぎきったのだから見事というしかない。 そして、こうした“ジャイキリ”は伝播するのか、翌日は柏が細谷真大のゴールで後半アディショナルタイムまで町田を1-0とリードした。試合内容でも町田を圧倒し、勝点3はほぼ確実かと思われたが、痛恨のPK献上で1-1のドローに終わった。 しかし、この勝点1と湘南の逆転勝利により、鳥栖のJ2降格が決定したのだから、柏にとっては残留へ向けて価値ある勝点1と言っていいだろう。 湘南は、ここ2連勝で過去の残留争いの経験値からしぶといところを見せていた。とはいえ広島に先制を許した段階で、首位相手の逆転劇は難しいと思ったものだ。ところが後半開始早々に福田翔生のゴールで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムの2分には田中聡が強シュートを突き刺して逆転に成功。このまま逃げ切って広島に12試合ぶりの屈辱を味わわせた。 19位の札幌も名古屋に、18位の磐田もC大阪に、それぞれ2-0、2-1で勝って勝点3を積み上げ、残留争いから抜け出そうと必死だ。 そして浦和である。渡邊凌磨のゴールで先制したまではよかったが、後半は東京Vの反撃に防戦一方。クリアボールを綱島悠斗に押し込まれてJ1初ゴールで同点に追いつかれると、さらにCKから綱島にヘディングで叩き込まれて逆転負けを喫した。 綱島の活躍で勝点3をゲットした東京Vは、FC東京と同じ勝点51で7位に浮上すると同時にJ1残留も確定。一方、4連敗となった浦和は勝点39のまま16へ後退し、2試合消化試合が少ないとはいえ、気付けば降格ゾーンに足を踏み入れつつある。 優勝争いは依然として広島と神戸が勝点1差で争っているが、残留争いに目を向ければ23日には順延された第25節の浦和対柏戦が開催される。勝点39同士の6ポイントマッチだけに激戦は必至だろう。同日には勝点40の新潟も第35節の東京V戦を控えている。順位がどう入れ替わるのか、それぞれのサポーターにとっては、それこそ「天国と地獄」の水曜ナイターと言える。 さらにJ2では、昇格目前の横浜FCが仙台に0-3、同じく昇格にリーチをかけていた清水もホームで山形に1-2と敗れて昇格はお預けになった。こちらも両チームはリセットしての第36節ということになる。 果たして今後も“ジャイキリ”が続出するのか。上位、下位とも目の離せないJリーグである。 文・六川亨 2024.10.21 21:30 Mon3
新たな試みも、前途多難なFC東京?/六川亨の日本サッカーの歩み
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