セバージョス「レアル復帰やスペインの他クラブ行きも選択肢だった」 アーセナル残留の決め手とは?

2020.09.05 15:30 Sat
Getty Images
スペイン代表MFダニ・セバージョスアーセナル公式サイトで残留の決断理由を語った。

セバージョスは昨季、アーセナルにレンタル移籍すると、公式戦37試合に出場して2得点2アシストを記録。ケガによる離脱もあったが、シーズン途中から指揮を執ったミケル・アルテタ監督の下で中盤の一角として欠かせない存在となり、FAカップ優勝にも貢献した。

そんなセバージョスは買取りオプションなしのシーズンローンという条件での移籍だったため、保有元のレアル・マドリーに一時帰還。アルテタ監督が長らく公の場で残留を希望するなかで、レアル・マドリー復帰や他クラブの関心も取り沙汰されたが、4日にアーセナルへの再レンタルが決定した。
前回と同じく買取オプションなしのシーズンローンという契約でアーセナル残留を果たしたといわれるセバージョスはクラブ公式サイトで喜びを口に。レアル・マドリー復帰なども選択肢にあったが、アーセナル残留こそが自らの意向だったと話した。

「戻れてすごく嬉しいよ。自分が重要だと感じるクラブに戻れたわけだからね。レアル・マドリーに戻ったり、僕に興味を示すスペインの他クラブに行ったりするのも選択肢としてあったのは事実だ」
「でも、昨季の(FAカップ)決勝戦前に監督と話をして、アーセナルに残り、タイトルを獲得していきたい思いは伝えてあった。ミケルがこのクラブで築き上げてきたものに本当に満足していたんだ」

「昨季はこのクラブで充実した日々を過ごさせてもらったわけだから、戻ってくることに何の疑いもなかった」

そう語り、アーセナル残留に喜びの心境を露わにすると、来シーズンも師事するアルテタ監督の仕事ぶりを称え、信頼を強調した。

「アルテタがこのクラブで何をしているかは誰が見てもわかると思う。彼はここに来て、まだ8カ月ぐらいだが、3つの(タイトルがかかった)大会を戦った。ヨーロッパリーグ(EL)こそ敗退したが、FAカップとコミュニティ・シールドは当然の形で優勝したんだ」

「ドレッシングルームも本当にポジティブで、エネルギーに満ち溢れてもいる。選手たちもハッピーで、それぞれが役割を果たしている。若手が育つのもこのクラブにとって、すごく大事なこと。それはクラブがずっと取り組んできたこともである」

「ミケルはこのクラブをチャンピオンズリーグ(CL)というあるべき場所に戻すための適任者だ」

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun

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