【2022年カタールへ期待の選手vol.52】爆発的進化を遂げる「左の伊東純也」。ゴール量産で東京五輪・A代表入りも!/松尾佑介(横浜FC/MF)

2020.08.30 14:10 Sun
©︎J.LEAGUE
8月22日の清水エスパルス戦。斉藤光毅と皆川佑介のゴールで前半を2-1でリードしていた横浜FCの勝利を決定づけたのが、後半5分に松尾佑介が挙げた3点目だった。背番号37は皆川からハーフウェイライン手前でボールを受けると、左タッチラインをドリブルで独走。体を寄せてきた岡崎慎を一気にかわして右足を振り抜いた。
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「僕は7、8割(の力)でドリブルしてたら、(相手の岡崎が)ちょっと食いついてきたので『これは入れ替われるな』と。あとはホントにいい形でゴールの方にタッチできたのでもう流し込むだけだった。得意な形に持っていけたのがよかったと思います」自身のリーグ3点目を冷静に分析した松尾の爆発的スピードと突破力は今季J1で異彩を放っている。仙台大学から特別指定選手として横浜FCに加わった昨季は、J2・21試合出場6ゴールという結果を残しているが、最高峰リーグでどこまでやれるかは未知数だった。むしろU-19日本代表で久保建英(ビジャレアル)の同期である斉藤の方が期待値が高かったと言っていい。
しかしながら、7月4日のJ1再開後は松尾の切れ味鋭いドリブルが横浜FC攻撃陣を力強くけん引。8月15日の湘南ベルマーレ戦では1試合2ゴールと見る者を釘付けにし、そこからクラブ史上初となる3連勝の原動力となった。順位も暫定11位と昇格組にしては大健闘。その横浜FCにはカズ(三浦知良)や中村俊輔、松井大輔といった超有名選手がズラリと並んでいるが、目下、彼ら以上に注目度を高めているのがこの松尾。下平隆宏監督も目覚ましい成長と存在価値の大きさを改めて認めていた。

「J1になって慣れてきたのもありますけど、彼はもともとチャンスメークはゲームの中で何回かできていた。ただ、もう1個上のランクの選手になるには、アシストや得点という結果にもっとこだわってやらないといけないという話はしたことがありました」
「それは彼も十分に分かっていたけど、アシストや得点がどうしても雑だった。本人もその課題にトライしてくれていることが今、うまくいってるのかなと思います」

松尾本人も「湘南戦で初ゴールしたことで、ゴール前で落ち着けているというのがある。ゴールを決めることで自信も余裕もどんどん出てくる。得点の大切さを自分自身、改めて感じている」としみじみ語っていたが、今はゴールの枠が普通より大きく感じられる状態なのではないだろうか。

加えて言うと、フィジカル面での成長も目を引くものがある。

「昨季は終盤まで持たない時間もありましたけど、今季はだいぶ強くなったし、スピードも落ちずに90分間戦えている。そこは非常に成長していると感じます」と下平監督は大きな手ごたえを感じている。

浦和レッズユース時代に指導した大槻毅監督も「もともといい選手でしたし、身体の強さとかベースができてきて、いいプレーができるようになったのかな」と変貌ぶりに驚いていたが、これだけ急激な成長曲線を描いていれば、より高いレベルを目指そうという野心を本人が抱いてもおかしくないだろう。

松尾は97年生まれの23歳。26歳の鈴木武蔵(ベールスホット)や室屋成(ハノーファー)がこの夏の移籍市場で欧州に引っ張られた例を考えると、まだまだチャンスはあるはずだ。彼の場合、伊東純也(ゲンク)にタイプが似ている点も大きな強みだ。

伊東純也はプロ3年目だった2017年に日本代表デビューを果たし、翌2018年1月にゲンクへ移籍。そこで一気にブレイクし、昨季はUEFAチャンピオンズリーグにも参戦。持ち前のスピードと局面打開に加え、ゴールへの鋭さにも磨きをかけた。「純也の市場価値はかなり高い」とシントト=ロイデンの立石敬之CEOも太鼓判を押していたが、「左の伊東」とも言うべき松尾も同じような軌跡を描ける可能性が大いにありそうだ。

「今年は大卒ルーキーの活躍が目立つので意識しますね。ホントに負けられない」と、今は同い年の三笘薫や旗手怜央(ともに川崎)や安部柊斗(FC東京)らに目が行っている様子だが、1つ1つ階段を駆け上がっていくことで、中島翔哉(ポルト)や原口元気(ハノーファー)ら日本代表クラスを本格的に意識するようになるかもしれない。その高い領域に到達すべく、今季J1で着実に結果を残し、横浜FCを上位へと導き、欧州への道を切り開くこと。それが今の彼に課せられた重要命題と言っていい。

今年は新型コロナウイルス感染拡大で日本代表戦がなく、五輪代表の活動も行われないため、アピールの場はJしかない。今季残り4カ月の超過密日程を乗り切った時、松尾佑介はもう一回り二回り大きく成長した存在になれるはず。2021年以降の華々しい未来を描くためにも、クラブでのプレーに専念できるこの機を逃す手はない。

左のタッチライン際を疾走する横浜FCの背番号37。彼のこの先の一挙手一投足から目が離せない。


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最下位・札幌が10戦ぶりリーグ戦白星! 4点リードも終わってみれば1点差、浦和に相手にヒヤリの今季3勝目【明治安田J1第24節】

20日、明治安田J1リーグ第24節の浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌が埼玉スタジアム2002で行われ、3-4で札幌が勝利を収めた。 勝ち点33で9位の浦和と、勝ち点12で最下位の札幌の対戦。札幌は残留ラインとの勝ち点差が「11」となっており、いよいよ勝ち点3が必要な状況となった。 浦和は前節から3名を変更。パリ・オリンピックへ出発した大畑歩夢、サミュエル・グスタフソン、チアゴ・サンタナが外れ、石原広教、武田英寿、松尾佑介を起用した。 対する札幌は1名を変更。大森真吾が外れ、古巣対戦となる駒井善成を起用。新加入のジョルディ・サンチェスもベンチ入りを果たした。 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督にとっては古巣対戦となる一戦。勝ち点をしっかり取りたいところだが、序盤は浦和ペースで進んでいく。 12分には浦和が自陣からの見事なビルドアップを見せると、最後はボックス右からの石原がクロスを入れると、関根貴大がボックス中央でドンピシャヘッド。しかし、GK菅野孝憲がビッグセーブを見せる。 浦和は15分にもチャンス。武田が絶妙なスルーパスを送ると、抜け出した松尾がボックスに入ったところでシュート。しかし、わずかに右に外れる。 浦和がペースを握って進んでいく展開となる中、札幌もポゼッションして攻め手を見出していく。それでも浦和ペースは変わらず。26分には大久保智明が右サイドから仕掛けて中央へパス。これをボックス内で渡邊凌磨がシュートもブロックされると、浮き球を松尾がバイシクルで狙うが、高尾瑠の顔面を蹴ってしまいイエローカード。高尾は流血し、テーピングで頭を止血することとなった。 浦和が押し込んでいた中、札幌はセットプレーで先手を奪う。37分、右CKを獲得すると青木亮太の正確なクロスをニアサイドで岡村大八がドンピシャヘッド。これがネットを揺らし、札幌が先制する。 先制した札幌はここから勢いに乗り出す。42分には、FKからのクロスに対して岡村が打点の高いヘッド。GK西川周作が飛び出してキャッチしたが、札幌がチャンスを作り出していく。 追いつきたい浦和は45分、渡邊が自陣からドリブルをスタート。そのまま中央を突破するとボックス手前からミドルシュートもGK菅野の正面。すると札幌は前半アディショナルタイム2分に、自陣からのロングボールに抜け出した鈴木武蔵が独走。ボックス内で左足シュートを流し込み、移籍後初のリーグ戦ゴールを記録。リードを2点に広げた。 2点ビハインドで前半を終えると、スタンドの浦和サポーターから大ブーイング。後半から巻き返しと思われた中、強い雷と大雨の影響で中断することに。およそ40分程度中断して再開となった。 浦和は武田を下げてチアゴ・サンタナを投入。逆転勝利を目指していく中、後半も札幌が先にゴールを奪う。51分、右に展開すると、浅野雄也、高尾と繋ぎ、最後はボックス中央で駒井がトラップで浮かせたボールをハーフボレーで叩き込み、古巣相手にゴール。リードを3点に広げる。 さらに札幌は57分、テンポ良くパスを回していくと青木のパスはミスに。しかし、跳ね返りに反応した鈴木がボックス手前で左足シュート。コースを狙ったシュートがゴール左に決まり、リードが4点に広がる。 まさかの4失点を喫した浦和は61分に一気に4枚交代。関根、松尾、大久保。安居海渡が下がり、小泉佳穂、本間至恩、二田理央、堀内陽太を起用した。 すると65分、左サイドのスペースに出されたパスにチアゴ・サンタナが反応。ボックス左からクロスを上げると、飛び込んだ二田が完全にフリーになっておりヘッドで合わせるが、クロスバーに嫌われる。 札幌は4点のリードがあるためにリスクを負わないプレー。浦和はボールを保持しながらも攻め込んでいく。71分にはインナーラップした石原がスルーパスに反応してボックス内右からシュート。獲得したCKからチアゴ・サンタナがヘッドも枠を越えていく。 73分にも浦和がチャンス。右サイドを崩すと二田がクロス。チアゴ・サンタナが競り合うと、浮き球を小泉がボックス内でボレーも枠を捉えられない。 それでも攻め込む浦和は77分、右CKからのクロスにチアゴ・サンタナが6人の競り合いの中でも頭に当ててゴール。浦和が1点を返す。 1点を返された札幌はここまで1枚しか代えていなかったが、3枚同時交代。2ゴールの鈴木、大﨑玲央、馬場晴也を下げて、ジョルディ・サンチェス、宮澤裕樹、長谷川竜也を投入。新助っ人がデビューした。 それでも浦和の勢いは止まらない。81分、中盤でボールを持った小泉が左足でクロス。ボックス中央で待っていたチアゴ・サンタナはトラップに失敗も、抜けたボールに反応していた二田がニアサイドに強烈なシュートを蹴り込み、2点差に。二田は初ゴールとなった。 押せ押せムードの浦和。87分にはCKの流れからボックス内のルーズボールに対して岡村が奪いにいくと、井上黎生人の右足にチャージ。VARチェックの後にオンフィールド・レビューとなるとPKの判定となる。 このPKを伊藤敦樹がしっかりと決め切ることに成功。浦和がついに1点差まで迫る。 中断もあり難しい試合となった中、アディショナルタイムは9分に。どう転んでもおかしくないような状況となった中、浦和が攻めていく形は変わらない。 浦和はアディショナルタイム9分、右からのクロスにチアゴ・サンタナがヘッドで合わせるもGK菅野がしっかりセーブ。そのまま何とか逃げ切り、今季3勝目、10試合ぶりの勝利となった。 浦和レッズ 3-4 北海道コンサドーレ札幌 【浦和】 チアゴ・サンタナ(後32) 二田理央(後36) 伊藤敦樹(後45) 【札幌】 岡村大八(前37) 鈴木武蔵(前45+2、後12) 駒井善成(後6) <span class="paragraph-title">【動画】完璧に抜け出した鈴木武蔵が、移籍後J1戦初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E6%9C%AD%E5%B9%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和札幌</a> <a href="https://t.co/GwtMb29NVG">pic.twitter.com/GwtMb29NVG</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1814619100837982488?ref_src=twsrc%5Etfw">July 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.20 21:42 Sat
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「ゴールを狙うことしか考えていなかった」…浦和新入りFW二田理央が“2戦連発”も飽くなき向上心 「どれだけ少ないチャンスで決め切れるか」

浦和レッズは7月31日に埼玉スタジアム2002で来日中のニューカッスル・ユナイテッドを相手に力試しの一戦に臨んだ。 『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』と冠されての親善試合だが、浦和にとって来るクラブ・ワールドカップに向けても力を試す機会となる一戦というなかで、1-4の黒星。1-1の29分に決めれば勝ち越しのPKチャンスもあったが、伊藤敦樹が仕留め切れず、その後に3失点で完敗した。 そんな浦和だが、キラリと光る活躍を披露したのがFW二田理央だ。親善試合だが、今夏の浦和入り後初先発だった21歳アタッカーは0-1の23分に松尾佑介の折り返しに左足ヒールで合わせ、一時試合を振り出しに戻す同点ゴールをマーク。その場面以外にもゴールに向かう積極性を打ち出して、浦和の前線をリードした。 二田は試合後のミックスゾーンで一矢報いるゴールシーンをこう振り返った。 「ゴールを狙うことしか考えていなかった。ゴール前に入っていくのは自分の武器だし、佑介くんがFWで左に流れたとき自分が入っていくのは試合前にも話をしていたから、できて良かった」 得点シーン以外でもチャンスメークに徹したりと存在感。ただ、こちらはゴールに繋がらず。 「前のリーグ戦でもそうだったけど、シュートチャンスがあるなかで、自分がどれだけ少ないチャンスで決め切れるかでチームを楽にさせられる。ああいうチャンスを逃さず、決めていけるようにしたい」 この試合では加入後初先発。ただ、外から見た感じと同様、本人もスムーズにプレーできたようだ。 「特に緊張とかもなく、練習から周りの選手ともコミュニケーションがとれてもいた。守備のときも、右サイドバックの(石原)広教くんとかが声を出してやってくれてやりやすく、あとは自分の特長を出すだけだった」 また、プレミアリーグのレベルを体感するこの機会から今後の課題と収穫がはっきりしたと話す。 「今日、(欧州)トップレベルの相手とやって、自分の課題がはっきりしたなかで、通用する部分もあった。ゴール前でのポジショニングだったりは次の試合でも生かしたいし、どんどんと積極的に前を狙っていきたい」 「サッカーは結局、ゴールを決めるスポーツ。ゴールを常に狙っていきたい」 この試合を有意義なものとした二田はこれで公式戦でないにしろ、中断前のJ1リーグを含め、2戦連発。手応えとともに、次のゴールも狙う愚直さにこだわった。 「ゴール前の感覚だったり、ポジショニングのところは試合をこなしていくなかで良い感じだし、これを続けていきたい。さっきも言ったけど、チャンスがあるなかで、よりゴールを決めていけるように、1点で満足せず、次も狙っていきたい」 今季限りでの現役引退を表明した興梠慎三との日々からもゴール前の動き出しなどを学び、スケールアップを図る二田。ニューカッスルを相手にしてもやれたゴールに向かっていく姿勢はJリーグ再開後の巻き返しを期す浦和にとっても新たな武器となりそうだ。 2024.08.01 09:30 Thu

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【Jリーグ出場停止情報】J1の3チームに2名の出場停止者…横浜FMのFW西村拓真は2試合停止、湘南FWルキアンの処分度合いは未定に

Jリーグは17日、明治安田Jリーグ全カテゴリーの出場停止選手情報を更新した。 J1では出場停止者が8名追加。北海道コンサドーレ札幌はMF荒野拓馬とDF大崎玲央、横浜F・マリノスはFWエウベルとFW西村拓真、湘南はDF大野和成とFWルキアンのそれぞれ2名が出場停止となった。 京都サンガF.C.戦で一発退場の西村は、「相手競技者の右足首から甲の部分を足裏で強く踏んで倒した同選手の行為は、『著しい反則行為』に該当する」と判断。2試合の出場停止と罰金(20万円)が科された。 なお、アルビレックス新潟戦でゴール前での競り合い後に相手選手の顔を蹴る姿が確認され、一発退場となったルキアンは、停止の程度が未定となっている。 J2とJ3はそれぞれ3名が出場停止に。カマタマーレ讃岐戦で一発退場となったツエーゲン金沢のMF熊谷アンドリューは、「同選手のペナルティーエリア手前中央付近で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた行為は、『相手チームの決定的得点機会の阻止』に該当する」と判断され、DOGSOによる1試合の出場停止となった。 【明治安田J1リーグ】 MF荒野拓馬(北海道コンサドーレ札幌) 第31節 vsFC町田ゼルビア(9/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF大﨑玲央(北海道コンサドーレ札幌) 第31節 vsFC町田ゼルビア(9/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWエウベル(横浜F・マリノス) 第31節 vsサンフレッチェ広島(9/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW西村拓真(横浜F・マリノス) 第31節 vsサンフレッチェ広島(9/22) 今回の停止:2試合停止(1/2) 第32節 vsFC東京(9/28) 今回の停止:2試合停止(2/2) DF大野和成(湘南ベルマーレ) 第31節 vsセレッソ大阪(9/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWルキアン(湘南ベルマーレ) 第31節 vsセレッソ大阪(9/22) 今回の停止:未定 MFダワン(ガンバ大阪) 第31節 vs京都サンガF.C.(9/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFキム・テヒョン(サガン鳥栖) 第31節 vs東京ヴェルディ(9/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 DF村田航一(水戸ホーリーホック) 第32節 vsファジアーノ岡山(9/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFユーリ・ララ(横浜FC) 第32節 vs大分トリニータ(9/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎) 第32節 vsザスパ群馬(9/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 MF熊谷アンドリュー(ツエーゲン金沢) 第29節 vsカターレ富山(9/22) 今回の停止:1試合停止 MF菅井拓也(アスルクラロ沼津) 第29節 vsFC琉球(9/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFトーマス・モスキオン(FC今治) 第29節 vsSC相模原(9/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.09.17 21:21 Tue
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“ベトナムのメッシ”と呼ばれたベトナム代表FWグエン・コン・フオンが海外移籍のため横浜FCを離脱…1年半でカップ戦3試合の出場に終わる

横浜FCは14日、ベトナム代表FWグエン・コン・フオン(29)のチーム離脱を発表した。海外移籍を前提とした準備のためとのことだ。 ベトナム屈指のタレントとして知られるグエン・コンフオンは、“ベトナムのメッシ”ともかつて呼ばれたスター選手。ホアンアイン・ザライのアカデミー出身で、ヨーロッパのクラブも興味を示す逸材だった中、2015年にプロデビューを果たす。 Vリーグ(ベトナム1部)でデビューを果たすと、2016年には水戸ホーリーホックへと期限付き移籍。その後、韓国の仁川ユナイテッドFC、ベルギーのシント=トロイデン、ベトナムのホーチミン・シティFCへ期限付き移籍を経験した。 世代別のベトナム代表としてもプレーし、2015年からはA代表でプレー。カタール・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選でも日本代表戦2試合でプレー。2023年から横浜FCに加入した。 しかし、横浜FCではリーグ戦の出番はなく、1シーズン半でリーグカップ3試合の出場に終わっていた。 2024.09.14 19:20 Sat
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J2リーグが首位交代! 清水とV長崎の敗戦横目に“横浜FC”が劇的大逆転勝利で首位浮上!【明治安田J2第25節】

3日、明治安田J2リーグ第25節の9試合が各地で行われた。 ◇仙台 2-1 清水 首位・清水エスパルスは6位・ベガルタ仙台の本拠地に乗り込んで開始4分いきなり被弾。それでも38分、J1町田から期限付き移籍加入、デビュー戦となった宇野禅斗が同点弾を決める。 しかし、後半頭の52分に勝ち越され、矢島慎也やアブドゥル・アジズ・ヤクブ、ドウグラス・タンキらの投入は実らず。清水は仙台に1-2と敗れている。ここまで3連勝&スタッド・ランスに3-0快勝と勢いがあった清水だが、手痛い黒星だ。 ◇V長崎 1-2 水戸 また、首位清水を勝ち点「1」差で追う2位のV・ファーレン長崎も痛恨黒星。こちらもホームで17位・水戸ホーリーホックと対戦したなか、開始17分で先制点を与えてしまう。 やはりマテウス・ジェズスの一撃で追いついてはいるものの、水戸が49分に中島大嘉の左足弾で勝ち越し。V長崎も水戸に1-2と敗れ、第2節以来、実に23試合ぶりの黒星だ。 ◇横浜FC 2-1 千葉 この結果、J2リーグは首位が交代。3位・横浜FCはホームで7位・ジェフユナイテッド千葉と対戦し、0-0で迎えた42分、千葉のエドゥアルドにヘディング弾を叩き込まれる。 それでも終了間際にドラマ。90+1分、90+2分といずれも途中出場の村田透馬、伊藤翔がネットを揺らし、ホームで土壇場の大逆転勝利に。試合前の時点で首位清水と勝ち点「2」差だった横浜FCは、この勝利で首位浮上だ。 ◇鹿児島 2-3 藤枝 下位グループに目を向けると、J2残留ラインギリギリの17位水戸が勝ち点3を積んだ一方、水戸と同勝ち点の降格圏18位・鹿児島ユナイテッドFCは、ホームで藤枝MYFCに2-3と惜敗。 今節は19位・栃木SCがロアッソ熊本を撃破し、鹿児島は栃木にかわされる形で19位転落。一時は上昇気流に乗るも、これで第22節から4試合未勝利に…依然として苦しい戦いが続く。 ◆第25節 ▽8月3日(土) 横浜FC 2-1 ジェフユナイテッド千葉 ベガルタ仙台 2-1 清水エスパルス V・ファーレン長崎 1-2 水戸ホーリーホック ファジアーノ岡山 1-1 モンテディオ山形 レノファ山口FC 2-0 大分トリニータ 愛媛FC 0-1 徳島ヴォルティス ロアッソ熊本 0-2 栃木SC 鹿児島ユナイテッドFC 2-3 藤枝MYFC ザスパ群馬 0-1 ヴァンフォーレ甲府 ▽8月4日(日) [18:00] いわきFC vs ブラウブリッツ秋田 2024.08.03 21:25 Sat
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首位清水がきっちり勝ち点3、横浜FCも意地の逆転勝ちで勝ち点差拡大許さず2位キープ【明治安田J2第27節】

17日、明治安田J2リーグ第27節の9試合が各地で行われた。 ◇清水 3-0 甲府 前節1試合で首位奪還の清水エスパルスは、ホームで2試合無失点2連勝中の14位・ヴァンフォーレ甲府と対戦。 まずは32分にカルリーニョス・ジュニオのゴールで甲府を打ち破り、後半はルーカス・ブラガとアブドゥル・アジズ・ヤクブが追加点。きっちり勝って、首位をキープした。 ◇群馬 1-2 横浜FC 一方、前節1試合で首位陥落の2位・横浜FCは、アウェイで主将売却に揺れる最下位・ザスパ群馬と対戦。 開始10分でガブリエウがCKから先制点も、前半終盤に追いつかれ、やや不穏な空気が。それでも地力で勝り、後半頭からペースを掌握した横浜FC。60分に再びCKから今度はユーリ・ララが決め、敵地で1-2と競り勝った。 ◇山形 4-2 V長崎 3位・Vファーレン長崎はアウェイで12位・モンテディオ山形と対戦し、2-4の敗戦に。 キャリア初のJ2でも輝く“山形の土居聖真”に均衡を破られると、前半のうちに追加点も献上。65分のフアンマ・デルガド弾で追い上げるも、そこからさらに2失点…終盤に意地の1点を挙げたが、結局、停滞感拭えぬ4試合未勝利だ。 ◇藤枝 3-0 山口 4位・レノファ山口FCもアウェイで13位・藤枝MYFCと対戦し、0-3の完敗に。 開始25分で3失点を浴びた山口は、追撃の1点もならず、連勝は2でストップした。この結果、ベガルタ仙台とファジアーノ岡山にかわされる形で6位後退だ。 ◇千葉 0-3 いわき 一方、8位・ジェフユナイテッド千葉と7位・いわきFCによる、勝ち点「3」差の対決は、いわきの3発快勝に。 この結果、PO圏浮上こそならなかったいわきだが、千葉と勝ち点「6」差に。7位と8位の間で勝ち点差がそこそこ開く形となった。終盤戦のJ2を展望する上で、大きなポイントか。 ◆第27節 ▽8/17(土) 清水エスパルス 3-0 ヴァンフォーレ甲府 ザスパ群馬 1-2 横浜FC モンテディオ山形 4-2 V・ファーレン長崎 藤枝MYFC 3-0 レノファ山口FC ベガルタ仙台 1-0 鹿児島ユナイテッドFC 徳島ヴォルティス 1-1 ファジアーノ岡山 ジェフユナイテッド千葉 0-3 いわきFC ロアッソ熊本 0-1 水戸ホーリーホック 栃木SC 0-0 ブラウブリッツ秋田 ▽8/18(日) 《19:00》 愛媛FC vs 大分トリニータ 2024.08.17 21:13 Sat
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8月の月間優秀監督、J1は残留争いから離れた京都・曺貴裁監督! J2は首位浮上の横浜FC・四方田修平監督、J3は全勝した琉球の金鍾成監督が受賞

Jリーグは17日、8月度の明治安田Jリーグ月間優秀監督賞を発表した。 8月度は明治安田J1リーグが京都サンガF.C.の曺貴裁監督、J2が横浜FCの四方田修平監督、J3がFC琉球の金鍾成監督の受賞に。曺監督は初受賞、四方田監督は通算3度目の受賞、金監督は通算2度目の受賞となった。 曺監督率いる京都は、8月に行われたJ1の4試合で3勝1敗。5月には5連敗を喫するなど降格圏にあったなか、6月以降は徐々に勝ち点を積み重ね、8月には15位まで順位を上げた。 選考委員会の総評と曺監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「こういう積極的な攻撃的サッカーをやってくれるとJリーグも盛り上がる」 JFA技術委員 「ポゼッションは低いがシュート数が多く得点も取っている。そういうチームは時間をかけないと作れないが、選手が変わる中で作ったのはすごい手腕だと思う」 槙野智章委員 「残留争いから立て直した采配は見事。夏に加入した選手を落とし込めているマネジメント力も素晴らしい」 北條聡委員 「反転攻勢へと導いたマネジメントは見事。勝利を得ても絶えず課題と向き合い、改善を施す“ブレない姿勢“が好成績(3勝1敗)の伏線に」 GAKU-MC特任委員 「降格争いをしていたチームが残留に向けて上がっていく姿にしびれる」 ◆曺貴裁監督(京都サンガF.C.) 「8月の月間優秀監督賞に選出いただいて、大変嬉しく思います。この賞は私個人ではなく、間違いなくチーム全体として評価されたことで、関わるスタッフ、選手全ての人に改めて感謝したいと思います」 「前期の苦しい時期から勝ち点を積み重ねられたのは間違いなく、選手、スタッフの一途なフットボールに対する姿勢だったように思います。私自身もその姿勢に励まされて、この期間たくさんの学びを得ることができました。残り試合もエネルギーに満ちたサンガスタイルで一つでも多く、サポーターの方々に勝利を届けていきたいと思います」 四方田監督率いる横浜FCは、8月に行われたJ2の5試合で4勝1分け。5月の第15節から続く無敗を継続し、8月はついに首位の座を手にした。 選考委員会の総評と四方田監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「この夏負けなしで走って、数字を残した」 JFA技術委員 「結果は圧倒的」 寺嶋朋也委員 「数字的に素晴らしい成績を残している」 丸山桂里奈特任委員 「15試合負けなしを継続中。好調の山形にも勝ち、上位争いの長崎にも引き分け、強さを維持している」 植松隼人特任委員 「8月は負けなし唯一のクラブ。文句なしの結果」 ◆四方田修平監督(横浜FC) 「この度、明治安田J2リーグ8月度月間優秀監督賞に選出していただき誠にありがとうございます。6月に続いてシーズン2度目の受賞は素直に嬉しく思います」 「ただ、私一人の力で受賞できたわけではありません。勝利のために全力でプレーしてくれる選手、いつもチームをサポートしてくれるスタッフ、どんな時でも選手を後押ししてくれるサポーターの皆様がいての受賞だと思っています。これに甘んじず、自分たちの目標を達成するその瞬間まで全力で戦い抜きます」 「今シーズンも残りわずかとなりましたが、残りの試合も見ている皆様が楽しむようなエキサイティングな試合をしていきたいです」 金監督率いるFC琉球は、8月に行われたJ3の3試合で全勝。6月と7月にそれぞれ3連敗を喫したが、8月は昇格プレーオフ圏内まであと一歩の7位まで一気に巻き返した。 選考委員会の総評と金監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「残りのシーズンに繋がる今月の躍進。アウェイ遠征が多い中でも勝ち点を積み上げられているのは、監督の手腕だなと感じた」 平畠啓史委員 「インターバル明け3連勝。6月7月と少し調子を崩したが、見事に立て直し上昇気流に乗せた。持ち前のパスワークだけでなく、勝負強さが出てきたFC琉球の終盤戦が楽しみだ」 橋本英郎委員 「3連勝・チームの順位を夏場に一気に上げてプレーオフ圏内も十分狙える位置まで来ました。勝負強くアディショナルタイムでも得点を奪えており、90分通して上手く戦えている」 丸山桂里奈特任委員 「今月負けなしの3連勝。失点が少なかったのは、守備の意識が統一されているから」 ◆金鍾成監督(FC琉球) 「このたびは、選出いただきありがとうございます。リーグ中断期間が明けた8月は、ここをどのように戦うかでシーズンが決まるというほどに気持ちを追い込んで挑んだ1カ月でした」 「リーグ終盤戦に向けては、目先のプレー、目の前の相手に対し、選手がどれだけ力を出しきれるかだと思っています。ファン・サポーターの皆さんには最後まで期待を持って応援いただき、期待通りの終わり方ができるように、しっかりと準備をして戦っていきたいと思います」 2024.09.17 17:25 Tue

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