フランスの名手・キャバイエがいきなり決めたパレスデビュー弾!【ファースト・ゴールズ】

2020.08.20 14:00 Thu
Getty Images
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。今回は元フランス代表MFヨアン・キャバイエクリスタル・パレスで決めた最初のゴールだ。

◆名手・キャバイエがパレスデビュー戦でいきなりゴール!

リールの下部組織で育ったキャバイエは、FWエデン・アザールらを擁して旋風を巻き起こし、2010-11シーズンに57年ぶりの同クラブのリーグ・アン優勝に司令塔として貢献。その後、2011年に夏にニューカッスルへ加入し、プレミアリーグにデビューしている。

ニューカッスルでも株を上げると、2014年にパリ・サンジェルマン(PSG)に加入したが、翌年クリスタル・パレスに移籍し、プレミアに復帰。在籍した3シーズンで109試合10ゴールを記録している。
そんなキャバイエの記念すべきパレス初ゴールは、2015年8月8日に行われた、プレミアリーグ開幕節のノリッジ戦で決めたゴールだった。

2-1とアウェイのパレスがリードして迎えたアディショナルタイムの94分、キャバイエがデビュー戦でいきなり魅せる。

ボックス右手前でボールを持ったMFジェームズ・マッカーサーが、見事な反転で相手のマークを外す。するとゴール正面に完全にフリーで抜け出していたキャバイエにパスを送る。これをGKと1vs1になったキャバイエが冷静に流し込み、デビュー戦でクラブ初ゴールを決めた。

試合は、キャバイエのゴールでノリッジに止めを刺したパレスが3-1で勝利している。

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