広島とFC東京の壮絶な打ち合いは劇的ドローの幕切れに! 《J1》
2020.08.19 21:01 Wed
明治安田生命J1リーグ第11節、サンフレッチェ広島vsFC東京が19日に:エディオンスタジアム広島で行われ、3-3の引き分けに終わった。
暫定8位の広島(勝ち点13)と、4位のFC東京(勝ち点18)の対戦。浦和レッズとの対戦となった前節の広島は、序盤にPKで失点を許すと、90分通じて猛攻を続けるも一度もネットを揺らせず0-1で敗戦。連勝を「2」でストップした。一方のFC東京は、名古屋グランパスとの上位戦を制し5試合ぶり白星。今季3度目の連勝を目指す。
先手を取ったのは広島。ポゼッションを高めていく中、浅野のシュートで得た14分の右CKのシーン。その流れの中で青山が左から右足で上げたクロスを茶島が丁寧に折り返すと、前線に残っていた野上が左足で流し込み先制点を奪った。
だがFC東京もすぐに食らいつく。失点から5分後の19分、前線のディエゴ・オリヴェイラにロングボールが入ると、ボックス手前でレアンドロとスイッチ。ボックス右から放ったレアンドロのシュートを、ディエゴ・オリヴェイラが押し込み同点に追いついた。
さらにその3分後には、アルトゥーロ・シルバの鋭い縦パスをボックス手前のスペースで受けた安部が素早い反転でゴール前に侵攻。ボックス左から左足のシュートを決めて、あっという間に逆転に成功した。
シーソーゲームの様相を呈してきた一戦はさらに過熱する。45分、ディエゴ・オリヴェイラがファウルを受けてFC東京にFKのチャンス。場所はボックス手前のゴール正面。これをレアンドロがゴール右上に直接決めて、アウェイチームのリードで試合を折り返した。
ハーフタイムで永井と内田を入れ替えたFC東京に対し、広島も51分にハイネルとレアンドロ・ペレイラを投入。後半も支配率を高めていくが、なかなか決定的なシーンは作れない。
一方のFC東京は、56分の中村のシュートや途中出場の内田のシュートでゴールに迫るも、相手守備陣の好守も光り、追加点を奪えない。
試合は終盤に差し掛かる中、広島は東のクロスを柏が合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定に。後半アディショナルタイムも5分が過ぎ、このまま終わるかに思われた96分、ボックス手前から放ったレアンドロ・ペレイラのシュートが相手に当たってコースが変わると、ボックス右に走り込んでいた川辺が押し込んで土壇場で同点に追いついた。
最後まで目の離せない壮絶な打ち合いとなった一戦は、最終的に3-3の痛み分けに終わった。
サンフレッチェ広島 3-3 FC東京
【広島】
野上結貴(前14)
荒木隼人(前37)
川辺駿(後51)
【FC東京】
ディエゴ・オリヴェイラ(前19)
安部柊斗(前22)
レアンドロ(前45)
暫定8位の広島(勝ち点13)と、4位のFC東京(勝ち点18)の対戦。浦和レッズとの対戦となった前節の広島は、序盤にPKで失点を許すと、90分通じて猛攻を続けるも一度もネットを揺らせず0-1で敗戦。連勝を「2」でストップした。一方のFC東京は、名古屋グランパスとの上位戦を制し5試合ぶり白星。今季3度目の連勝を目指す。
だがFC東京もすぐに食らいつく。失点から5分後の19分、前線のディエゴ・オリヴェイラにロングボールが入ると、ボックス手前でレアンドロとスイッチ。ボックス右から放ったレアンドロのシュートを、ディエゴ・オリヴェイラが押し込み同点に追いついた。
さらにその3分後には、アルトゥーロ・シルバの鋭い縦パスをボックス手前のスペースで受けた安部が素早い反転でゴール前に侵攻。ボックス左から左足のシュートを決めて、あっという間に逆転に成功した。
一気にアドバンテージを失ってしまった広島。浅野や川辺が果敢にゴールに迫るが簡単にはいかない。35分には青山のミドルシュートが飛び出すが、GK波多野のビッグセーブに阻まれる。だが37分、再びCKのチャンスを迎えると、二次攻撃に繋げた浅野のクロスを荒木がバックヘッドで流し込んで、試合は振出しに戻った。
シーソーゲームの様相を呈してきた一戦はさらに過熱する。45分、ディエゴ・オリヴェイラがファウルを受けてFC東京にFKのチャンス。場所はボックス手前のゴール正面。これをレアンドロがゴール右上に直接決めて、アウェイチームのリードで試合を折り返した。
ハーフタイムで永井と内田を入れ替えたFC東京に対し、広島も51分にハイネルとレアンドロ・ペレイラを投入。後半も支配率を高めていくが、なかなか決定的なシーンは作れない。
一方のFC東京は、56分の中村のシュートや途中出場の内田のシュートでゴールに迫るも、相手守備陣の好守も光り、追加点を奪えない。
試合は終盤に差し掛かる中、広島は東のクロスを柏が合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定に。後半アディショナルタイムも5分が過ぎ、このまま終わるかに思われた96分、ボックス手前から放ったレアンドロ・ペレイラのシュートが相手に当たってコースが変わると、ボックス右に走り込んでいた川辺が押し込んで土壇場で同点に追いついた。
最後まで目の離せない壮絶な打ち合いとなった一戦は、最終的に3-3の痛み分けに終わった。
サンフレッチェ広島 3-3 FC東京
【広島】
野上結貴(前14)
荒木隼人(前37)
川辺駿(後51)
【FC東京】
ディエゴ・オリヴェイラ(前19)
安部柊斗(前22)
レアンドロ(前45)
|
関連ニュース