パレスの重鎮がプレミア昇格を引き寄せる!スペロニが体を張ってトロイ・ディーニーの決定機を阻止!【アンビリーバブル・セーブス】
2020.08.12 19:00 Wed
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。
今回は、アルゼンチン人GKジュリアン・スペロニ氏がクリスタル・パレス時代に見せたセーブだ。
アルゼンチンでのプロデビューを経て、スコットランドでもプレーした経験を持つスペロニ氏は、2004年にクリスタル・パレスに加入。チームがチャンピオンシップ(2部リーグ)に所属していた頃から、2019年に現役を引退するまでパレスのゴールマウスを守った重鎮だ。
前後半を終えて0-0と拮抗した展開となったこの試合は、延長戦に突入。プレミア昇格のかかった大一番で緊張感が高まる中、92分にワトフォードに決定的なチャンスが訪れる。右サイド後方からワトフォードがパレスのボックス内にクロスを上げる。
パレスDFとの競り合いを制したFWトロイ・ディーニーがゴール正面でこれをトラップし、ゴール前で絶好のチャンスを得る。しかし、ここでスペロニが自らの体を投げ出してブロックに出る。ディーニーの足元に入りかけたボールを左手でかきだし、チームのピンチを救ってみせた。
このスペロニのセーブでワトフォードの絶好のチャンスを阻止したクリスタル・パレスは105分に決勝点を決め、見事プレミア昇格を掴み取っており、まさに昇格を手繰り寄せる値千金のセーブとなった。
◆スペロニが昇格プレーオフで見せた値千金のセーブ
アルゼンチンでのプロデビューを経て、スコットランドでもプレーした経験を持つスペロニ氏は、2004年にクリスタル・パレスに加入。チームがチャンピオンシップ(2部リーグ)に所属していた頃から、2019年に現役を引退するまでパレスのゴールマウスを守った重鎮だ。
そんなスペロニ氏は、2013年5月27日に行われた、チャンピオンシップの昇格プレーオフ決勝のワトフォード戦では体を張ったセーブでチームの昇格を引き寄せる活躍を見せている。
前後半を終えて0-0と拮抗した展開となったこの試合は、延長戦に突入。プレミア昇格のかかった大一番で緊張感が高まる中、92分にワトフォードに決定的なチャンスが訪れる。右サイド後方からワトフォードがパレスのボックス内にクロスを上げる。
パレスDFとの競り合いを制したFWトロイ・ディーニーがゴール正面でこれをトラップし、ゴール前で絶好のチャンスを得る。しかし、ここでスペロニが自らの体を投げ出してブロックに出る。ディーニーの足元に入りかけたボールを左手でかきだし、チームのピンチを救ってみせた。
このスペロニのセーブでワトフォードの絶好のチャンスを阻止したクリスタル・パレスは105分に決勝点を決め、見事プレミア昇格を掴み取っており、まさに昇格を手繰り寄せる値千金のセーブとなった。
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