横浜FMと柏の熱戦は痛み分け! オルンガ5試合連発弾も逃げ切れず《J1》

2020.08.08 22:05 Sat
明治安田生命J1リーグ第9節の横浜F・マリノスvs柏レイソルが8日に日産スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。

ベガルタ仙台との前節、今季アウェイ戦初白星を飾った横浜FMはマルコス・ジュニオールがスタメンに復帰。負傷離脱が続いたエリキも名を連ねたが、チアゴ・マルチンスと松本山雅FCから期限付き加入した前田はメンバー外となった。

対する柏は得点ランキングトップのオルンガを筆頭に爆発的な攻撃力を存分に発揮してリーグ4連勝中。前節の名古屋グランパス戦からメンバー変更なく、2017年5月以来の5連勝を狙った。
試合は開始から攻守の入れ替わりが激しく、非常にオープンな展開となり、フラットな[4-4-2]で臨んだ柏は江坂が1.5列目に顔を出しながらゲームをコントロール。それに対してアンカーの喜田がケアしていく。

すると、26分、その喜田がフィールド中央で瀬川からボールを奪って攻撃の起点に。マルコス・ジュニオールが左サイドから浮き球パスを供給すると、天野が折り返してエリキがネットを揺らす。しかし、天野のポジションがオフサイドの判定となった。
ハイラインを敷いてコンパクトに守る横浜FMが押し込み、多くのセットプレーを獲得したが、先制することはできず試合を折り返した。

柏は後半の頭から戸嶋を投入。支配率を高めて攻勢を強めると、大南が自陣から蹴ったラフなロングフィードの処理を松原がクリアミスした62分に先制する。相手のミスを見逃さなかったオルンガが敵陣左サイドからボックス中央に持ち込み、そのまま右足シュートでゴール右に突き刺した。

しかし、追いかける横浜FMが78分に同点に。途中出場のオナイウ阿道がボックス右付近から天野へパスを出し、中央でリターンを受ける。トラップから素早い流れでシュートまで持っていき、同点弾をマークした。

追いつかれた柏は前年王者相手から勝ち越しを目指したが、このままタイムアップ。1-1のドローに終わった。

横浜F・マリノス 1-1 柏レイソル
【横浜FM】
オナイウ阿道(後33)
【柏】
オルンガ(後17)

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