奇跡の残留目指す19位ボーンマス、ハウ監督は劇的だった英2部最終節から刺激

2020.07.26 19:29 Sun
Getty Images
ボーンマスを率いるエディ・ハウ監督は、奇跡のプレミアリーグ残留の望みを捨てていない。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
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今シーズンのプレミアリーグ第37節終了時点で降格圏の19位に沈むボーンマス(勝ち点31)。6シーズンぶりのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格を回避するためには、エバートンとの最終節での勝利に加え、勝ち点34で並ぶ17位のアストン・ビラ、18位のワトフォードの敗戦が最低条件だ。さらに、アストン・ビラに対しては得失点差、総得点のいずれでも劣っているため、前述の条件と共にゴール数がカギを握る。ワトフォードに関してはホーム最終戦のアーセナルが対戦相手ということもあり、アシストが期待できるものの、アストン・ビラの相手は前節残留を決めたウェストハムということもあり、ボーンマスにとってはまさに奇跡が必要な状況だ。
それでも、エバートン戦の前日会見に出席したハウ監督は、劇的に次ぐ劇的な試合が目立ったチャンピオンシップの最終節を引き合いに出し、奇跡のプレミアリーグ残留の望みを捨てていない。

なお、チャンピオンシップ最終節では降格圏のバーンズリーが後半アディショナルタイムの劇的な得点で降格を回避し、ノッティンガム・フォレストと壮絶なプレーオフ出場争いをしていたスウォンジー・シティが、6点の得失点差を一気に撥ね返す劇的なプレーオフ進出を果たしていた。
「先日のチャンピオンシップは誰もがこのゲームを愛する理由を示した」

「長いシーズンの終わりであり、チャンピオンシップはフィジカルな戦いであり、多くの人は様々な感情の動きを目の当たりにしたはずだ。あるチームは祝い、あるチームは失望してピッチに倒れ込んでいた」

「それは目の当たりにしたことは我々にとって素晴らしいことだ。つまり、今週末の結末は誰にもわからないということだ。現状、我々にできることは次の試合に勝利し、他の試合結果が我々に有利に働くことを願うだけだ」

「とにかく、エバートンに対して、まず自分たちの役割を果たさなければならない。その後は神のみぞ知るという感じだ」

なお、選手時代にユース、トップチームに在籍し、指導者キャリアでもそのほとんどをボーンマスで過ごしてきたハウ監督は、たとえ降格したとしても残留の意向を示している。

「私のクラブに対する献身は初めて来たときから何も変わっていない。クラブのためにベストを尽くすし、それが変わることはない」

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先週末のプレミアリーグで悪く目立った審判が週末の試合で主審の任務から外れた。 プレミアリーグでは主審として名の知れ渡るアンソニー・テイラー氏。国際大会にも派遣される主審だが、15日に行われた第4節のボーンマスvsチェルシーで14枚のイエローカードを出し、プレミアリーグの1試合における史上最多を記録した。 両指揮官の分も合わせると16枚ものイエローカードが乱れ飛び、イギリス『BBC』が報じたところによると、後のSNS上で誹謗中傷の的に。プレミアリーグは調査を始めるとともに、週末の試合で主審としての任から外す措置を講じたという。 ただ、完全に審判の任務から外れるわけではなく、サウサンプトンvsイプスウィッチ・タウン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsノッティンガム・フォレストの2試合でそれぞれ第4審を務めることになるそうだ。 イギリス『デイリー・メール』によれば、誹謗中傷のなかには「彼は殺されるべきだ。冗談じゃない」のほか、「アンソニー・テイラー、お前の家族を見つけてやる」「自宅にて死体で発見される」などの脅迫じみた内容もある模様だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ボーンマスvsチェルシーでイエローカードが乱れ飛ぶ…その数はなんと過去最多の14枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hMMrqOeq_8w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.18 13:57 Wed
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プレミアで1試合最多のイエロー14枚…ボーンマスvsチェルシーで記録 「シャツ汚さずに勝つのは無理」

14日に行われたプレミアリーグ第4節のボーンマスvsチェルシーは歴史的にも派手にイエローカードが飛び交う戦いとなった。 アンソニー・テイラー主審によって裁かれた試合自体はチェルシー勝利で、1-0のロースコア決着となったが、両軍合わせて14枚ものイエローカードを記録。アンド二・イラオラ監督とエンツォ・マレスカ監督の双方にもイエローカードが突きつけられており、それも含めると、計16枚のイエローカードが乱れ飛んだ。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、プレミアリーグの1試合で記録したイエローカードの数としてはこれが過去最多。イギリス『デイリー・メール』によると、これまでの最多は昨年9月のトッテナムvsシェフィールド・ユナイテッドで記録した13枚という。 ちなみに、そんな荒れ模様の試合をクリストファー・エンクンクの決勝弾で勝ち切ったマレスカ監督はこう振り返る。 「試合はこうやって勝っていかないとね。前後半で違った試合をした。前半は苦戦し、デュエルもセカンドボールも勝てなかったが、後半はずっと良くなったよ」 「このスタジアムでシャツを汚さずに勝とうなんて無理だ。デュエルに勝たねば、戦わねばいけない。95分間にわたってそれを続けられたら、勝つチャンスが増える」 <span class="paragraph-title">【動画】ボーンマスvsチェルシーはロースコア決着も…プレミア新のイエロー14枚が乱れ飛ぶ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hMMrqOeq_8w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 18:35 Sun

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