ディナモ・キエフ、新監督にルチェスク氏を招へい! シャフタールでは8度のウクライナリーグ制覇に導く

2020.07.24 00:30 Fri
Getty Images
ディナモ・キエフは23日、ウクライナ人指揮官ミルチェア・ルチェスク氏(74)が新監督に就任したことを発表した。契約期間は2年間で1年間の延長オプションが付随している。

同クラブでは先日20日にオレクシー・ミハイリチェンコ監督(57)が退任。アレクサンドル・ハツケビッチ前監督の解任に伴い、2019年8月にスポーツディレクターからトップチームの監督に就任すると、リーグ戦19試合を指揮し12勝3分け4敗の戦績でチームを4年連続の2位に導き、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得。また、ウクライナカップでは5年ぶりの優勝を飾っていた。
その後任としてディナモ・キエフの指揮官に就任したルチェスク氏は、これまでインテルやガラタサライ、ベシクタシュなどの監督を歴任。2004年から12年の長期政権を築いたシャフタールでは、8度のウクライナリーグ優勝やUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)優勝にチームを導いた。

2017年8月からはファティ・テリム監督の後任としてトルコ代表監督に就任。就任当時はロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループIで首位クロアチア代表と勝ち点2差の3位と本大会出場の可能性を残していたが、就任後の4試合で1勝2敗1分けと失速。最終的にグループ4位で予選を終え、ロシアW杯に出場権を逃した。

また、2018年に行われたUEFAネーションズリーグでもリーグBのグループ2で最下位に終わり、トルコ代表をリーグCに降格させた。これを受け、トルコサッカー連盟(TFF)は2019年2月に双方合意の下で契約を解除したことを発表していた。
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