モウリーニョ、レスター撃破でEL出場権確保を目指す 「我々にとっての最低限の目標」

2020.07.19 17:29 Sun
Getty Images
トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)出場権確保に向けてレスター・シティ戦での勝利を誓っている。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。

現在、7位のトッテナム(勝ち点55)は前節にニューカッスルを敵地で破り、リーグ再開後初の連勝を飾った。しかし、前節の上位陣の結果によって逆転でのトップ4フィニッシュの可能性は潰え、残り2試合ではEL出場権獲得を目指す。

現在、6位のウォルバーハンプトン(勝ち点56)から暫定10位のアーセナル(勝ち点53)まで勝ち点3差の中で5チームがひしめく大混戦となっており、4位のレスター(勝ち点62)をホームで迎え撃つ一戦での勝利は必須だ。
モウリーニョ監督は難敵レスター戦に向けて意気込みを語っている。

「レスター戦はビッグマッチだ。彼らはシーズン序盤から非常に良い滑り出しを見せた。その後も常に3位や4位という上位を維持し続けている。そして、彼らは残り2試合でここまでのシーズンに積み上げてきたものを失いたくないと考えているし、ビッグマッチになるはずだ」
また、今回の試合で勝利した場合、トッテナムにとってはトッテナム・ホットスパースタジアムでの初の4連勝となるが、ポルトガル人指揮官は特別意識することはないと主張している。

「その話は知らなかった。ただ、我々にはポイントを得るというより重要な目的がある。それはこの前のアーセナルとのダービーでの初勝利、私自身のセントジェームズ・パークでのリーグ戦初勝利と同様に脇に置いておく類の話だ」
「我々にとって重要なことは必要なポイントを獲得することだけだ。だから、新スタジアムで初の4連勝ということは考えてもいなかった。今、考えているのはポイントを獲得するだけだ」

また、モウリーニョ監督は今季の最低限の目標であるEL出場権確保、来シーズンに向けた戦いに関しても言及。自身の就任以降の順位は“4位”であることを強調しつつ、「自分たちのレベルではない」と主張するEL出場権確保を誓っている。

「スパーズはこれまで抱えていた多くの問題がなければ、より優れたチームだと考えている」

「私の就任以降の順位は4位だ。その間にウーゴ・ロリスやハリー・ケイン、ムサ・シソコ、ソン・フンミンら主力が不在だったことを考えれば、我々のポテンシャル、ここまでやってきた仕事ぶりが反映されていると思う」

「我々にとっての最低限の目標はヨーロッパのフットボールに参戦できるポジションでシーズンを終えることだ。それは我々のレベルではない大会だ。本来の我々はより優れたクラブだと考えているからだ」

「ただ、フットボールでは自分たちに値するものではなく、手にしたものが重要だ。したがって、我々は残り2試合を勝って何かを手にする必要がある」

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不利判定で公式戦25試合ぶり黒星もスロット監督は達観「負けなければならないなら…」

リバプールのアルネ・スロット監督が8日に行われ、0-1で先勝を許したEFLカップ準決勝1stレグ、トッテナム戦を振り返った。 2連覇を狙うリバプールが決勝進出を懸けてトッテナムと相まみえた初戦、両軍に好機がありながら迎えた終盤の86分に新星MFルーカス・ベリヴァルのゴールで先勝を許した。 決勝点を許したベリヴァルに2枚目のイエローカードが出なかったことで物議を醸しているが、スロット監督は公式戦25試合ぶりの黒星を達観している。 「あれは良いゴールだった。非常に冷静なフィニッシュだったと思う。だが、皆さんはそれに興味がないと思う。その前のプレーに興味があるはずだ。先週の日曜にはここに座ったアンジェ(ポステコグルー監督)が幾つかの判定に満足していなかったと思う。多くの人がシーズンが終われば不利な判定は有利な判定を受けることで収束するという。シーズンには不運なことも幸運なこともある。日曜にトッテナムは不利な判定を下されたが、今日は彼らに有利な判定が下されたかもしれない。というのもこの試合で私は一度も負けるとは感じなかったからだ。試合の大半をコントロールし、相手陣内でプレーすることができていた。そんな中、トッテナムのように良いサッカーができるチームに対して数十秒でも10人での戦い(ベリヴァルのタックルを受けてツィミカスが負傷し治療を受けていた)を強いられたのは不運だった」 一方で2枚目のイエローカードは出るべきだったと主張している。 「議論の余地はないと思う。どの監督もゴールから離れたあの位置であれば、プレーを止めてイエローカードを出してもらうことを望んだと思う。こちらのカウンターアタックの人数は少なかったしね。そもそもあのタックルは無謀だったと思うし、アドバンテージを取リ終えた後にイエローカードが出るべきだったと思う」 1点ビハインドでアンフィールドに帰ることになったリバプールだが、スロット監督は「負けてしまったのは理想からは程遠いが、もしどこかで負けなければならないなら、2ndレグが残っているこの試合だった」と反撃を見据えていた。 2025.01.09 11:30 Thu

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