本領発揮の川崎Fが家長&L・ダミアン弾で柏を退け3連勝!《J1》

2020.07.11 21:40 Sat
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11日、明治安田生命J1リーグ第4節の川崎フロンターレvs柏レイソルが等々力陸上競技場で行われ、ホームの川崎Fが3-1で勝利した。前節でFC東京との“多摩川クラシコ”を4-0で完勝した川崎F。その試合からスタメンを3名変更。登里、田中、大島に代えて車屋、守田、下田を起用して3連勝を狙った。

一方、前節の横浜FCとの昇格組対決に1-3で敗れた柏は、これで再開後2連敗に。3試合ぶりの勝利を目指す今節は、横浜FC戦から先発を4人入れ替え、鎌田、北爪、神谷と出場停止明けのヒシャルジソンがスタメンに名を連ねた。
今節から一部観客動員が許された試合は序盤から一進一退の主導権争いが続く。そんな中、先にチャンスを迎えたのは川崎F。3分、敵陣中央でボールを受けた脇坂が厳しいプレッシャーを受けながらもボックス中央手前へ侵入してミドルシュート。しかし、GKキム・スンギュに処理された。

徐々に攻勢を強める川崎Fが優位に。しかし、16分にアクシデント。ジェジエウが負傷によって登里と交代。車屋をセンターバックに移動させた。
川崎Fの中盤をなかなか掻い潜れない柏だが、27分に敵陣左でディフェンダーを背負って受けた神谷が前を向いたことでチャンスが生まれる。江坂への縦パスでチャンスを迎えたが、ファーストタッチが上手くいかず、シュートまで持っていけなかった。

その後はレアンドロ・ダミアンを起点に脇坂の積極的なシュート、長谷川のキレのあるドリブル、山根の右サイドからのクロスなどでリズムを掴んだ川崎Fがスコアを動かす。40分、右CKからのボールにボックス中央でフリーとなっていた家長が頭で合わせて先制点をもたらした。

さらにその2分後、ボックス中央手前で受けた家長が、スペースへ走り込むレアンドロ・ダミアンをおとりに股抜きシュート。これがゴール右隅に突き刺さり、川崎Fが2点リードで試合を折り返した。

前半はほとんど決定機を作り出せなかった柏は後半の頭から交代カードを3枚切る。起点となれなかったオルンガに代えて呉屋、戸嶋に代えて仲間、北爪に代えて三丸を投入した。

ここから盛り返したい柏だったが、川崎Fがさらにリードを広げる。52分の左CKを脇坂がニアへ逸らすと、勢いよく走り込んだレアンドロ・ダミアンがヘディングシュートをねじ込んだ。

3点ビハインドとなった柏だが、56分に交代選手が機能。左サイドからの三丸の低いクロスにファーサイドで呉屋が左足で合わせて1点を返した。

反撃を許した川崎Fだが、69分に華麗なコンビネーションから絶好機。敵陣中央でのダイレクトパスから下田がラストパス。フリーとなったレアンドロ・ダミアンが右足で狙ったが、力が入り枠を捉えられなかった。

後半ATは6分あったが、川崎Fが安定した運びを見せて試合をクローズ。家長の2ゴールとレアンドロ・ダミアンの2試合連続ゴールで3連勝を収めた。一方の柏は3連敗となっている。

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