J・ゴメスのリーグ無敗記録に終止符…約2年半ぶりの黒星に

2020.07.03 15:15 Fri
Getty Images
リバプールのイングランド代表DFジョー・ゴメスのリーグ戦無敗記録に終止符が打たれることになった。イギリス『Squawka』が伝えている。2015年にチャールトンから加入したジョー・ゴメスは、これまで本職のセンターバックに加え、左右のサイドバックを主戦場にリバプールの最終ラインの準主力として活躍。

◆ジョー・ゴメス、リバプールでのハイライト


度重なるケガの影響でオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクの完全な相棒とはなり切れていないが、スタメンや試合のクローザー役として近年のレッズの多くの勝利に貢献している。

そのジョー・ゴメスは2018年1月22日に行われたスウォンジー戦(0-1)の敗戦を最後に、自身が出場したプレミアリーグの試合で無敗を維持。リバプールにとって、今シーズンの初黒星となった今年2月末のワトフォード戦(0-3)ではメンバー外となっており、敗戦を免れていた。
しかし、2日に行われたプレミアリーグ第32節のマンチェスター・シティ戦ではまさかの0-4の大敗を喫し、無敗記録が41試合でストップ。シティの先制点に繋がるPKを献上するなど、微妙なパフォーマンスに終始したジョー・ゴメスは前半のみの出場となり、892日ぶりの敗戦を味わうことになった。

また、『Squawka』が伝えるところによれば、今回の敗戦はジョー・ゴメスとファン・ダイクがセンターバックでコンビを組んだリーグ戦で初めての敗戦となったという。

これまで両者がコンビを組んだリーグ戦23試合の戦績は21勝2分けで、15回ものクリーンシートを記録していたという。

そのため、リバプールは今回のシティ戦で2つの記録が途切れることになった。

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TAA弾で競り勝ったリバプールが5シーズンぶり優勝に王手! 19位レスターはセインツ続き1年での2部降格が決定…【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第33節、レスター・シティvsリバプールが20日にキング・パワー・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 首位のリバプールは前節、ウェストハムとのホームゲームを2-1で勝利。今週に契約延長が発表されたキャプテンのファン・ダイクの劇的ゴールによって大きな勝ち点3を掴んだ。残り6試合で2位以下との勝ち点差は「13」に広がり、5シーズンぶりのプレミア制覇が間近な状況に。スロット監督はこの一戦で先発2人を変更。カーティス・ジョーンズ、ジョタに代えてソボスライ、ガクポを起用。ルイス・ディアスを1トップに配した。 一方、19位レスターは前節、ブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に2-2のドロー。9試合ぶりの得点にリーグ連敗を「8」でストップしたが、降格回避は絶望的な状況。首位相手の勝利のみが今節の降格回避の条件となったなか、悲壮な決意でホームゲームに臨んだ。 今節先に試合を戦った2位アーセナルの勝利によってこの一戦での優勝はお預けとなったリバプール。それでも、アグレッシブに試合に入ると、開始3分にはディアスのショートスルーパスに抜け出したサラーがボックス右からの左足シュートでいきなりゴールに迫る。だが、このシュートは左右のポストを叩いた。 10分にはレスターもエンディディの右ポスト直撃のシュートでゴールに迫ったが、以降は首位チームが地力の差を見せつける。 前半半ばを過ぎてハーフコートゲームに持ち込むと、ソボスライやサラーが流れの中で再三のシュートを浴びせていく。さらに、セットプレーでは制空権を握ったコナテのヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKヘルマンセンの好守や守備陣の体を張ったブロックに遭う。 前半終了間際にはディアスのアクロバティックなボレーシュートなどで見せ場を作ったスロットのチームだったが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。 後半も開始早々のソボスライのシュートに始まり、57分にはツィミカスの鋭いシュートでゴールに迫ったが、いずれもGKヘルマンセンのビッグセーブに阻まれたリバプール。 60分にはガクポを下げてジョタを、71分にはブラッドリー、ソボスライに代えて負傷明けのアレクサンダー=アーノルドをエリオットとともに投入。すると、この交代策が見事に先制点をもたらす。 76分、右CKの場面でツィミカスのクロスをファン・ダイクが頭で合わせてゴール前で混戦を生むと、サラー、ジョタの連続シュートはいずれも枠に嫌われたが、ボックス左でこぼれに反応したアレクサンダー=アーノルドの強烈な左足シュートがゴールネットに突き刺さり、去就注目の生え抜きDFが均衡を破った。 その後は追加点こそ奪えなかったものの、ホームチームの反撃を危なげなく凌ぎ切ったリバプールが1-0で勝利。プレミアリーグ優勝に王手をかけたレッズは次節のトッテナムとのホームゲームで5シーズンぶりの悲願達成を目指す。 一方、敗れた19位レスターは4勝6分け23敗の勝ち点18で最下位のサウサンプトンに続いて1年でのチャンピオンシップ降格が決定した。 レスター・シティ 0-1 リバプール 【リバプール】 トレント・アレクサンダー=アーノルド(後31) 2025.04.21 02:30 Mon

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