合計3度のPKが飛び交ったバルサvsアトレティコは2-2のドロー決着! バルサ逆転優勝へ黄色信号《ラ・リーガ》

2020.07.01 07:00 Wed
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Getty Images
ラ・リーガ第33節、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが6月30日に行われ、2-2の引き分けに終わった。

2位バルセロナと3位アトレティコの今節屈指のビッグマッチ。前節のセルタ戦の引き分けで首位のレアル・マドリーと勝ち点差を広げられてしまったバルセロナは、その試合後に戦術や采配をめぐってセティエン監督と選手サイドが衝突したと内紛報道もされた。また、29日にはアルトゥールとピャニッチのトレードが発表され、ファンに不信感を持たれてしまう状況となってしまった。

一方、上位2チームとは水をあけられてしまっているアトレティコだが、リーグ戦再開後は5試合で4勝1分けと絶好調。前節のアラベス戦で今季最長の4連勝を記録した。しかし、バルセロナ戦に臨むチームにおいて、サビッチとコケが累積警告で出場停止という緊急事態に。代わりにフェリペとカラスコが起用されている。

ファーストシュートはバルセロナ。アトレティコにキックオフから攻め込まれていたが、ボックス手前で奪い返しカウンターを発動。スアレス、メッシ、プッチと繋いで、最後はプッチのクロスをスアレスが合わせたがGKの正面だった。

アトレティコは6分に決定機。左サイドでファウルを受けたカラスコが自らクロスを送ると、ヒメネスとジエゴ・コスタが飛び込むもわずかに合わず。流れたボールは右ポストをかすめた。

互いに決定期を迎えた中、試合は早くも11分に動いた。バルセロナの右CKのシーン。メッシがクロスを入れると、ボールはジエゴ・コスタの股を抜けてゴールイン。オウンゴールという意外な形でバルセロナが先制した。

しかしその4分後、カラスコをビダルがボックス内で倒してしまいPK献上。これを前節もPKを決めているジエゴ・コスタが務めたが、GKテア・シュテーゲンが完璧な読みでビッグセーブ。これでリードを保ったかに思われたが、テア・シュテーゲンの足がゴールラインから離れていたとして蹴り直しに。アトレティコは今度はサウールがしっかり決めて、試合を振り出しに戻した。

仕切り直しとなったビッグマッチ。バルセロナは7割のポゼッションで試合を進める中、21分にメッシがボックス右からゴール左上隅を狙ったコントロールショットを放つ。さらに30分にも、アルバの折り返しをメッシがダイレクトで合わせたが、どちらも枠を捉えることができなかった。

その後も攻勢を続けるバルセロナ。42分にプッチの個人技を生かした突破がファウルを誘い、ボックス手前の右寄りの位置でFKを獲得。これを直接狙ったメッシのシュートは壁に当たってゴールに向かったが、GKオブラクが片手で弾き出した。

我慢の時間が続くアトレティコも前半アディショナルタイムにカラスコが攻撃を仕掛ける。味方をおとりにドリブルでボックス手前まで進むと、そこから右足を振り抜くも、相手に当たってゴールに飛ばすことはできなかった。

1-1で迎えた後半立ち上がり、前半は辛抱強く守っていたアトレティコだったが、一瞬の気の緩みが失点を招いてしまう。49分、バルセロナは右サイドのパスワークでセメドが突破。スアレスのパスがやや大きくなったところをセメドとフェリペがフィフティで競り合いに行ったが、先にボールに触ったセメドにフェリペが足をかけてしまいPK献上。このキッカーを務めたメッシは、GKオブラク相手にパネンカを披露し追加点。メッシはキャリア通算700得点目となった。

悔しい失点となったアトレティコ。56分にボールを奪って素早く攻撃に転じると、アリアスが右から上げたクロスをジエゴ・コスタがヘディングシュート。きれいに合わせたが、惜しくも枠の左に外れた。

なかなか読みづらい展開となった一戦だが、さらに予想外の展開に。62分、前半にPKを獲得しているカラスコが攻め上がると、ボックス左に抜け出したところで後ろから追ってきていたセメドの足に引っ掛かり転倒。ここで主審は笛を鳴らし、3回目のPK判定となった。

キッカーは再びサウール。右隅を狙ったシュートはGKテア・シュテーゲンに読まれていたが、その手を弾いてネットを揺らした。

これでスコアはタイに。バルセロナは直後にラキティッチを下げてセルジ・ロベルトを投入。アトレティコもフェリックスとモラタを先発の2トップに代えてピッチへ送り込んだ。その後、2度のチャンスを迎えたビダルもベンチに下がり、代わりにグリーズマンが登場。

しかし、古巣対戦となったが見せ場はなく、間もなく試合終了。2度追いついたアトレティコが敵地で勝ち点「1」を獲得。一方のバルセロナは、より優勝から遠ざかってしまった。
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