最下位ながら首位レアルを苦しめたエスパニョール指揮官「スタジアムにファンがいれば負けなかった」
2020.06.29 13:35 Mon
エスパニョールのフランシスコ・ルフェテ暫定監督が、指揮官としての初戦を終えてコメントした。スペイン『ムンド・デボルティボ』が伝えている。
28日、監督交代翌日にホームでのレアル・マドリー戦でルフェテ体制初戦を迎えたエスパニョールは、最下位ながら首位相手に善戦。試合は1-0で敗れたものの、最後まで相手を苦しめていた。試合後、インタビューに応えたルフェテ暫定監督は、チームのパフォーマンスに満足しているとコメントした。
「我々はこの試合では上手く立ち回れたと思う。ただボールを奪いに行く際、落ち着きが少し足りなかったかもしれない」
「チームは非常に組織的に動けていた。このような難しい状況下の中でも、前に進むしかないと思う」
「我々は勝つために戦ったし、それが自分たちのプランだった」
「選手たちはピッチ上で全てを出し切ったし、チームとしての自分たちの強さを理解していた。彼らのことを誇りに思っている」
「もっと多くのことをできたとは思うが、我々が置かれた状況を考えれば、今日のパフォーマンスには満足だ」
現在リーグ最下位のエスパニョール。降格圏を抜け出すためには、残り試合で17位セルタと10ポイントの勝ち点差を埋める必要がある。
PR
今シーズン、ダビド・ガジェゴ、パブロ・マチンという2人の指揮官の下で最下位に低迷していたエスパニョールは、昨年12月にアベラルド・フェルナンデス監督を招へい。しかし、指揮を執ったラ・リーガ13試合の戦績は3勝5敗5分けと振るわず。クラブは成績不振を理由に、27日に7試合を残した中で同監督の解任を発表。スポーツ・ディレクター(SD)を務めていたルフェテ氏が今シーズン終了までの暫定監督に就任していた。28日、監督交代翌日にホームでのレアル・マドリー戦でルフェテ体制初戦を迎えたエスパニョールは、最下位ながら首位相手に善戦。試合は1-0で敗れたものの、最後まで相手を苦しめていた。試合後、インタビューに応えたルフェテ暫定監督は、チームのパフォーマンスに満足しているとコメントした。
「チームは非常に組織的に動けていた。このような難しい状況下の中でも、前に進むしかないと思う」
「ファンのサポートが欲しかったし、スタジアムに彼らが居てくれれば試合に負けることはなかっただろう」
「我々は勝つために戦ったし、それが自分たちのプランだった」
「選手たちはピッチ上で全てを出し切ったし、チームとしての自分たちの強さを理解していた。彼らのことを誇りに思っている」
「もっと多くのことをできたとは思うが、我々が置かれた状況を考えれば、今日のパフォーマンスには満足だ」
現在リーグ最下位のエスパニョール。降格圏を抜け出すためには、残り試合で17位セルタと10ポイントの勝ち点差を埋める必要がある。
PR
フランシスコ・ルフェテの関連記事
エスパニョールの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
エスパニョールの人気記事ランキング
1
エスパニョールの逸材SBにプレミア複数クラブが関心か
エスパニョールのU-23モロッコ代表DFオマル・エル・ヒラリ(21)に複数クラブが関心を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 カタルーニャ出身で2016年にエスパニョールのカンテラ入りした右サイドバックは、エスパニョールBでのプレーを経て2020-21シーズンにファーストチームデビュー。昨シーズンはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で36試合に出場し、プリメーラ昇格に貢献した。 今シーズンはここまでチームが苦戦するなか、個人としては本職の右サイドバックと3バックの右で12試合に出場。U-23モロッコ代表でも頭角を現わしている。優れたアスリート能力に加え、左サイドバックでもプレー可能なユーティリティー性も評価されている。 報道によると、2027年まで契約を残すものの、契約解除条項が1500万ユーロ(約24億4000万円)と比較的手ごろな逸材に対しては、マンチェスター・シティ、アストン・ビラ、ブライトン&ホーヴ・アルビオンといったプレミアリーグを中心に複数の強豪クラブが関心を示しているようだ。 2024.11.16 10:30 Sat2
エスパニョールが生え抜きWGカレーラスと2029年まで契約延長
エスパニョールは14日、スペイン人FWジョフレ・カレーラス(23)との契約を2029年6月まで延長したことを発表した。 エスパニョールの生え抜きである右ウインガーのカレーラスは、2019年2月にファーストチームデビューを飾ると、これまで公式戦63試合出場7ゴール8アシストを記録。昨季は2部で35試合出場3ゴール4アシストを記録して1部復帰に貢献していた。 今季もここまでラ・リーガ12試合に出場して2ゴール3アシストをマークし、チームを牽引している。 2024.11.15 07:30 Fri3
「今日は勝ったからいいが…」 バルセロナ指揮官が来るCLへ改善求む 「水曜日は別のレベルでプレーしないと」
勝利したバルセロナだが、ハンジ・フリック監督が内容に改善の余地ありと評す。 バルセロナは3日のラ・リーガ第12節でエスパニョールとホームで対戦。先発復帰ダニ・オルモの2ゴールに好調ハフィーニャの得点で3-1の白星を掴み、首位固めとなるリーグ戦4連勝を達成した。 チャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦、レアル・マドリーとのエル・クラシコに続き、エスパニョールとのダービーも制し、公式戦5連勝の指揮官だが、後半に不満げ。スペイン『スポルト』が報じる。 「目標は3ポイントを重ねることであり、3-1で成し遂げたが、後半は調子を維持できなかった。こういうのは時々あるがね」とし、「今日は勝ったからいいが…」と前置きしてこう続けた。 「(CLの)水曜日(6日)は別のレベルでプレーしなければならない。これまでのところ、前半を含めて素晴らしいシーズンだが、このまま続ける必要がある」 一方で、マルク・カサドの台頭で中盤のオプションがより豊富だが、「ガビとフレンキー(・デ・ヨング)は注意が必要。ガビのようにケガから復帰したばかりの選手は特にケアしていかないと」と話す。 <span class="paragraph-title">【動画】エスパニョールとのダービーも勝利! バルサがリーガ首位をひた走る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="suaAIV-OCNs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.04 12:40 Mon4
絶好調バルセロナがダニ・オルモのドブレーテでエスパニョールとのダービー制す! 公式戦5連勝を達成【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第12節、バルセロナvsエスパニョールが3日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが3-1で勝利した。 首位のバルセロナと17位のエスパニョールによる2シーズンぶりに戻ってきたバルセロナ・ダービー。 バルセロナは前節、敵地で行われた今シーズン最初のエル・クラシコで4-0の完勝を収め、公式戦4連敗中だった宿敵に会心の勝利。そのクラシコ勝利で勢いに乗るブラウグラナは、週明けのチャンピオンズリーグ(CL)でツルヴェナ・ズヴェズダ戦を控える中、ホーム開催のダービーに臨んだ。レアル・マドリー戦からは先発2人を変更。クンデとフェルミン・ロペスに代えてフォルト、ダニ・オルモを起用した。 対するエスパニョールはここにきてリーグ連敗を喫するなど調子は下降気味。降格圏一歩手前の17位まで順位を落としている。それでも、直近のコパ・デル・レイでは格下相手に4-0の完勝を収め、ひとまず嫌な流れを払しょくした。 戦前の予想通り、立ち上がりから押し込むバルセロナは、ダニ・オルモ、ラミン・ヤマルが積極的に足を振っていく。 すると12分、相手陣内右サイドでボールを持ったヤマルが左足アウトにかけた完璧なクロスをゴール前のスペースに供給すると、これを感じていたダニ・オルモがニアに走り込んで右足インサイドシュート。GKの手をはじいたボールがゴールネットを揺らした。 圧巻のコンビプレーで早々に試合を動かしたバルセロナはすぐさま反撃に出た相手の攻撃を冷静に撥ね返すと、2度目のチャンスを再びものの見事にゴールに繋げる。23分、相手陣内でボールを動かしながら前線の選手が駆け引きを仕掛ける中、カサドが中央の密集を通す絶妙なスルーパスを供給。これに抜け出したハフィーニャがGKと交錯しながらも左足のワンタッチシュートをゴール左隅に流し込んだ。 直後の27分には序盤からハイラインの背後を狙っていたエスパニョールが、右のエル・ヒラリの正確なクロスをゴール前のカレーラスがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。しかし、反撃の狼煙を上げるゴールはエル・ヒラリのオフサイドを取られて取り消しに。 ピンチの後にはチャンスあり。31分には味方との連動したプレスでショートカウンターに持ち込んだバルデからペナルティアーク付近で横パスを受けたダニ・オルモが狙いすましたミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、ドブレーテを達成した。 これで勝利に大きく近づいたものの、ホームでのダービーで手を抜かないブラウグラナは、以降もゲームをコントロールしながらレヴァンドフスキのミドルシュートなどで4点目に迫るシーンも作り出し、地力の差を見せつける前半となった。 後半も集中した入りを見せたバルセロナは相手陣内でボールを動かしながら心を折る4点目を目指す。56分にはダニ・オルモ、カサドを下げてフレンキー・デ・ヨング、フェルミンと中盤の選手たちのプレータイムをコントロールする。 一方、敵地とはいえどもダービーでの惨敗は許されないエスパニョールは前半同様のアプローチでゴールを目指すと、一度は微妙なオフサイドでゴールを取り消されたが、その試みがようやく結実。63分、左サイドのスペースに抜け出したロメロからのグラウンダーの折り返しをファーに走り込んだエースのハビ・プアドがコースを狙ったシュートで決め切った。 これで2点差に詰め寄られたバルセロナは徐々に攻撃に人数をかけていく。その中でレヴァンドフスキ、ヤマルがミドルレンジのシュートでゴールを脅かすが、前半のように相手の守備を揺さぶり切れず。なかなか攻撃に厚みが出ない。 後半半ばから終盤にかけてフリック監督はフォルト、ペドリ、ハフィーニャを下げてクンデ、ファティ、ガビを続けて投入。2点差を維持しながらクローズを意識した戦い方にシフトした。 ホームサポーターとしてはもうひと盛り上がりほしいところだったが、エスパニョールの健闘もあって均衡が保たれたまま試合はタイムアップ。この結果、バイエルン戦、クラシコに続きダービーという重要な試合を制したバルセロナが公式戦5連勝を飾った。 バルセロナ 3-1 エスパニョール 【バルセロナ】 ダニ・オルモ(前12、前31) ハフィーニャ(前23) 【エスパニョール】 ハビ・プアド(後18) <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルとダニ・オルモのメガクラックの圧巻連携弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">鮮やかな先制点これぞ阿吽の呼吸<br>ラミン・ヤマルのアシストに<br>ダニ・オルモが反応<br><br>ラ・リーガ 第12節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#バルセロナ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#エスパニョール</a><br>エスタディ·オリンピック·リュイス·コンパニス<br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/kAmjFfjrjP">pic.twitter.com/kAmjFfjrjP</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1853098809230000489?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.04 02:21 Mon5