この先はノンスップで最後まで突っ走る…/原ゆみこのマドリッド
2020.06.12 20:15 Fri
「お得感のある試合だったわね」そんな風に私が感心していたのは水曜日、近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に久々に寄ったところ、新型コロナウィルス感染予防のための入店人数制限が今しばらく続くこともあり、2カ月余りの休業期間中に解約したサッカー生中継の有料TV契約を再び結ぶことはないと顔見知りのオーナーに言われ、ションボリして帰宅。それでもエスタディオ・デ・バジェカスで行われたアルバセテ戦の残り後半45分では、16分にアドビンクラが見事なゴールを挙げ、マドリッドの2部の弟分、ラージョが1-0の勝利を飾ったと知った時のことでした。
いやあ、これには相手が昨年12月にプレーした前半ロスタイムに退場者を出し、その日はずっと10人だったせいもあったんですけどね。2月にアルバセテに赴任したルーカス・アルカラス監督など、「Donde estaban los recogepelotas!(ドンデ・エスタバン・ロス・レコヘペロータ/ボールボーイはどこにいたんだ)」と、再開試合の規定でピッチにいる人員も極限まで減らしたため、なかなかボールが戻って来ないことにカンカンのようでしたが、おかげでパコ・ヘメス監督のチームは10位から一気に7位まで上昇。スペイン国内の警戒事態によるparon(パロン/リーガの中断期間)の後、プレシーズン開始早々にはERTE(不況時の雇用調整法)の解除を求める選手たちのスト騒ぎまでありながら、昇格プレーオフ圏の6位にあと勝ち点差3に迫ったとなれば、喜びもひとしおかと。
幸いスタジアム周辺にブカネーロス(ラージョの過激なファン)らが大挙することもなく、いえ、近所の子供が塀をよじ登って覗き見するのは以前からよくあることですし、隣接したマンションのピッチを眺め下ろすことができるベランダにマスコミが取材に押しかけたりはしたんですけどね。リーガ再開の先駆けとなったこの試合ではスタンドにファンがいないというだけで、全て順調に進行。え、でも今週からスペインンの半分以上の地方が警戒事態緩和フェーズ3に入ったため、観光業復興に熱を入れるカナリア諸島のラス・パルマス(2部)を筆頭にサラゴサ、オビエド、1部でもセルタ、エスパニョールなど、とりわけ残留を争っているチームはホームスタジアムの収容人員30%のスタンド解放を要請していたんじゃないのかって?
その通りで、更にラ・リーガのテバス会長もその案に賛成したため、少々、混乱が起こったんですが、それも保健大臣の「不公平にならないよう、観客を入れるかどうかは全国で足並みを揃え、ラ・リーガ、サッカー協会、CSD(スポーツ上級委員会)の同意を得て決定する」という鶴の一声で決着。何せ、個別に入場が可能になると、まだフェーズ2のマドリッドやバルセロナが割を喰ってしまいますしね。予想では、早くても延長6回目の警戒事態宣言が終わり、Nueva Normalidad/ヌエバ・ノルマリダッド(新たな平常状態)に移行する21日以降になると言われていますが…いや、中にはよんどころない事情があって、今季中は試合でファンの応援を一切、当てにできないチームもあるんですよ。
それはコロナ流行ピーク期にCSDやラ・リーガから、無観客試合は今年いっぱい続くだろうと言われ、スタジアムの大規模改装に入ってしまった3チームで、レバンテはシュタット・デ・バレンシアを諦めて、100km離れたラ・ヌシアにあるエスタディオ・オリンピコ・カミーロ・カノをレンタル。今週からは新しいホームに慣れるため、最初の試合はメスタジャでのバレンシアダービーなんですが、現地でキャンプを張っています。その一方でオサスナもエル・サダルのシートを撤去して拡張工事をしているため、今のところ使えるのはメインスタンドの6000席のみ。その30%となると、2000人弱分にしかならないのを悔やんでいるとか。
そんな事情を汲んでか、水曜にはリーガ再開に合わせ、各チームのユニフォームで飾られたプエルタ・デル・ソル(市内の中心地)から伸びるプレシアドス通りでマドリッド市長、テバス会長、マドリーのブトラゲーニョ渉外担当ディレクターも出席したセレモニーが開催。その席ではアトレティコのセレソ会長が、「Que nadie dude de que estaremos a disposición del Real Madrid/ケ・ナディエ・ドゥーデ・デ・ケ・エスタレモス・ア・ディスポシシオン・デル・レアル・マドリッド(ウチがレアル・マドリーに便宜を図ることを誰も疑わないように)」と、いざという時はワンダ・メトロポリターノを代替スタジアムとして提供する意志を表明するなんてことも。
これは3年前、ワンダのオープン時期が未定だった時、同様の好意をお隣さんが示してくれたからだそうですが、過去を振り返れば、それぞれサンティアゴ・ベルナベウや、いまやメインスタンドのほんの少しの部分しか残っていないビセンテ・カルデロンの建設時には互いにスタジアムを融通し合ったこともあるため、別に驚く程のことではありませんが、マドリーはこのオファーを丁重に辞退。とにかく今季の残りはバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場敷地内にあるエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノでホームゲーム5試合全てをレバンテ同様、無観客で実施する予定だから、大丈夫なのだとか。
まあ、その辺はファンの応援があってもなくても、バルサとのリーガ優勝争いには一歩も引けは取らないという、彼らの自信の表れでもあるのかもしれませんが、何せこのRMカスティージャのホームはピッチサイズも105x68メートルでベルナベウと同じ。照明塔の増強やVAR(ビデオ審判)の設置も済ませましたし、すぐ側には選手たちにデラックスな個室のある寮もあって、何よりこの金曜にはまた、ジダン監督が日曜午後7時30分(日本時間翌午前2時30分)のエイバル戦と同じ開始時刻から、右太ももを負傷して、全治2、3週間となってしまったナチョとヨビッチを除き、全員参加の総合リハーサル第2部を予定していますからね。
ちょっと思いおこすと、2006年5月にこのスタジアムのこけら落としとなったスタッド・ランスとの親善試合では、そのジダン監督もマドリーで現役最後のプレーを披露。その当時、出場したメンバーで残っているのは現キャプテンのセルヒオ・ラモスしかいないんですが、その彼がスタジアム最初のゴールを挙げたというゲンの良さもあります。ちなみに6-1で大勝したマドリーでは現在、グラナダにいるソルダードも得点していますが、カンテラーノ(ユースチームの選手)だった彼にしてみれば、36節での対戦がヌエボ・ロス・カルメネスではなく、ディ・ステファノでのアウェイ戦だったら、懐かしく感じられたかもしれませんね。
え、そのグラナダのホームへはこの金曜、弟分のヘタフェがお邪魔するんだろうって?その通りで木曜には現地へ当日移動する22人の選手の招集リスト発表及び、ボルダラス監督のビデオ記者会見があったんですが、気になるのは30代FWトリオの一角、マタだけでなく、マクシモビッチも累積警告で出場停止。更にアランバリもリーガ中断直前のセルタ戦で退場したため、3人もレギュラー選手が欠けることかとかと。いえまあ、前線にはホルヘ・モリーナ、アンヘル、デイベルソンもいますし、ヘタフェB(2部B)がシーズン打ち切りとなって、3部への最短Uターンを免れたカンテラーノのウーゴ・ドゥーロもヘルプに入っていますからね。中盤もティモルやエテボといった辺りで代用できるそうで、ボルダラス監督はあまり心配していないよう。
ただ、この試合には出られないのがわかっていたせいか、日曜にはマクシモビッチがセルビア代表の後輩、ヨビッチの自宅でのバーベキューに参加。しばらく前にバネガの奥さんがインスタに写真を載せ、3人のチームメートも一緒に当時、フェーズ2だったセビージャ(スペイン南部の都市)では許可されていない10人以上で集まっていたと批判されていたんですが、こちらは映像が屋外プールで遊んでいるシーンだったのもある?マドリーのSeptima(セプティマ/7回目のCL優勝)のヒーロー、同じバルカン半島出身のミヤトビッチ氏から、現在は踵の骨折の治療中のヨビッチは「No está metido al cien por cien con la idea de triunfar en el Real Madrid/ノー・エスタ・メティードー・アル・シエン・ポル・シエン・コン・ラ・イデア・デ・トリウンファル・エン・エル・レアル・マドリッド(レアル・マドリーで成功するという目標に100%没頭していない)」とお小言を喰らう程度で済むことに。
いや、その場にはセルビアU21代表でヨビッチの控えだった、アトレティコのサポンジッチもいて、こちらは翌日早速、PCR検査を受けさせられ、陰性結果が出るまで、月火と個人練習だったんですけどね。水曜にもバルサのセメドが友人のタトゥー彫り師のバースデーパーティに出席、大人数の三密状態で飲食しているレストランでの写真が参加者のSNSで流れたため、テバス会長など、「si los jugadores no dejan de ir a barbacoas o a fiestas, no tendremos otra elección/シー・ロス・フガドーレス・ノー・デハン・デ・イル・ア・バルバコアス・オ・ア・フィエスタス、ノー・テンデドレモス・オトラ・エレクシオン(選手たちがバーベキューやパーティに行くのを止めない限り、他の選択肢はない)」と、一度は流れた強制隔離合宿採用案を持ち出して警告する顛末になりましたっけ。
いやあ、その辺はいい加減、皆学んで、せめて参加者が写真をアップしないぐらいの配慮ができるようになるといいんですが、何より個々の選手がこれから1カ月ちょっと続く、連戦マラソンのことを考えて、自重するのが肝心。ええ、それこそアトレティコなど、日曜午後2時(日本時間午後9時)からの対戦相手アスレティック、そして土曜のバジャドリー戦から1部残留の戦いを再開させる弟分のレガネス、そしてビジャレアル、オサスナ、レアル・ソシエダらと共にすでに時間割の発表されたこの先4試合、最短の10日間でこなさないといけませんからね。他のチームは11~15日間ともっと余裕があるんですが、とりわけ少数精鋭主義の彼らとなれば、今季はまだ出番がほとんどなかったサポンジッチだって、重宝される場面がきっと来るかと。
ただ、ここ数日のマハダオンダ(マドリッド郊外)での練習の様子ではサン・マメスでジエゴ・コスタと共に前線に立つのはもちろん出場停止のジョアン・フェリックスでも、木曜からようやく全体練習に復帰したコレアでも、中断前最後の試合となったCL16強対決リバプール戦2ndレグでのケガがとっくに完治しているモラタでもなく、MFのマルコス・ジョレンテのようなんですが、これってもしや、アンフィールドでのdoblete(ドブレテ/2得点)で開眼したゴール力をシメオネ監督が買ってのこと?いやもう、今季はリーガ27試合で31得点という、ゴール不足に悩まされているチームですし、日程も立て込んでいることですから、ローテーションも考えてのことでしょうが、果たして真意の程は如何に。
何せ1部再開トップバッターとして、木曜にベティスとのアンダルシアダービーで口火を切った3位のセビージャがサンチェス・ピスファン近くの沿道でチームバスの到着を出迎えた200人ぐらいのファンに勇気づけられたか、オカンポスとフェルナンドのゴールで2-0と勝ってしまいましたからね。これで5位のヘタフェとは勝ち点4差、6位のアトレティコとも5差と開いてしまったため、来季はマドリッド勢3チームCL出場という快挙を達成するためにも初戦から飛ばしてほしいかと。そうそう、いよいよ木曜にはアトレティコもデザインマスクを発売したんですが、何故か値段が書いておらず。近日中には私もグラン・ビア(マドリッドの中央通り)のオフィシャルショップに見に行けると思うので、そしたら報告しますね。
いやあ、これには相手が昨年12月にプレーした前半ロスタイムに退場者を出し、その日はずっと10人だったせいもあったんですけどね。2月にアルバセテに赴任したルーカス・アルカラス監督など、「Donde estaban los recogepelotas!(ドンデ・エスタバン・ロス・レコヘペロータ/ボールボーイはどこにいたんだ)」と、再開試合の規定でピッチにいる人員も極限まで減らしたため、なかなかボールが戻って来ないことにカンカンのようでしたが、おかげでパコ・ヘメス監督のチームは10位から一気に7位まで上昇。スペイン国内の警戒事態によるparon(パロン/リーガの中断期間)の後、プレシーズン開始早々にはERTE(不況時の雇用調整法)の解除を求める選手たちのスト騒ぎまでありながら、昇格プレーオフ圏の6位にあと勝ち点差3に迫ったとなれば、喜びもひとしおかと。
幸いスタジアム周辺にブカネーロス(ラージョの過激なファン)らが大挙することもなく、いえ、近所の子供が塀をよじ登って覗き見するのは以前からよくあることですし、隣接したマンションのピッチを眺め下ろすことができるベランダにマスコミが取材に押しかけたりはしたんですけどね。リーガ再開の先駆けとなったこの試合ではスタンドにファンがいないというだけで、全て順調に進行。え、でも今週からスペインンの半分以上の地方が警戒事態緩和フェーズ3に入ったため、観光業復興に熱を入れるカナリア諸島のラス・パルマス(2部)を筆頭にサラゴサ、オビエド、1部でもセルタ、エスパニョールなど、とりわけ残留を争っているチームはホームスタジアムの収容人員30%のスタンド解放を要請していたんじゃないのかって?
それはコロナ流行ピーク期にCSDやラ・リーガから、無観客試合は今年いっぱい続くだろうと言われ、スタジアムの大規模改装に入ってしまった3チームで、レバンテはシュタット・デ・バレンシアを諦めて、100km離れたラ・ヌシアにあるエスタディオ・オリンピコ・カミーロ・カノをレンタル。今週からは新しいホームに慣れるため、最初の試合はメスタジャでのバレンシアダービーなんですが、現地でキャンプを張っています。その一方でオサスナもエル・サダルのシートを撤去して拡張工事をしているため、今のところ使えるのはメインスタンドの6000席のみ。その30%となると、2000人弱分にしかならないのを悔やんでいるとか。
そんな中、完全に開き直ってしまったのがマドリーで、ええ、サンティアゴ・ベルナベウでは3月以来、開閉式ドーム天井の基盤設置とスタンド下にピッチを折り畳み収納する掘削工程に入っていますからね。この木曜から、いよいよコースをほぼミュージアムだけに限定、入場料も19ユーロ(約2300円)と安くして、スタジアムツアーだけは再開したものの、とてもじゃないですが、短期間で収容人員8万人の30%、2万4000人を呼べる状態に戻すことは望めず。
そんな事情を汲んでか、水曜にはリーガ再開に合わせ、各チームのユニフォームで飾られたプエルタ・デル・ソル(市内の中心地)から伸びるプレシアドス通りでマドリッド市長、テバス会長、マドリーのブトラゲーニョ渉外担当ディレクターも出席したセレモニーが開催。その席ではアトレティコのセレソ会長が、「Que nadie dude de que estaremos a disposición del Real Madrid/ケ・ナディエ・ドゥーデ・デ・ケ・エスタレモス・ア・ディスポシシオン・デル・レアル・マドリッド(ウチがレアル・マドリーに便宜を図ることを誰も疑わないように)」と、いざという時はワンダ・メトロポリターノを代替スタジアムとして提供する意志を表明するなんてことも。
これは3年前、ワンダのオープン時期が未定だった時、同様の好意をお隣さんが示してくれたからだそうですが、過去を振り返れば、それぞれサンティアゴ・ベルナベウや、いまやメインスタンドのほんの少しの部分しか残っていないビセンテ・カルデロンの建設時には互いにスタジアムを融通し合ったこともあるため、別に驚く程のことではありませんが、マドリーはこのオファーを丁重に辞退。とにかく今季の残りはバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場敷地内にあるエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノでホームゲーム5試合全てをレバンテ同様、無観客で実施する予定だから、大丈夫なのだとか。
まあ、その辺はファンの応援があってもなくても、バルサとのリーガ優勝争いには一歩も引けは取らないという、彼らの自信の表れでもあるのかもしれませんが、何せこのRMカスティージャのホームはピッチサイズも105x68メートルでベルナベウと同じ。照明塔の増強やVAR(ビデオ審判)の設置も済ませましたし、すぐ側には選手たちにデラックスな個室のある寮もあって、何よりこの金曜にはまた、ジダン監督が日曜午後7時30分(日本時間翌午前2時30分)のエイバル戦と同じ開始時刻から、右太ももを負傷して、全治2、3週間となってしまったナチョとヨビッチを除き、全員参加の総合リハーサル第2部を予定していますからね。
ちょっと思いおこすと、2006年5月にこのスタジアムのこけら落としとなったスタッド・ランスとの親善試合では、そのジダン監督もマドリーで現役最後のプレーを披露。その当時、出場したメンバーで残っているのは現キャプテンのセルヒオ・ラモスしかいないんですが、その彼がスタジアム最初のゴールを挙げたというゲンの良さもあります。ちなみに6-1で大勝したマドリーでは現在、グラナダにいるソルダードも得点していますが、カンテラーノ(ユースチームの選手)だった彼にしてみれば、36節での対戦がヌエボ・ロス・カルメネスではなく、ディ・ステファノでのアウェイ戦だったら、懐かしく感じられたかもしれませんね。
え、そのグラナダのホームへはこの金曜、弟分のヘタフェがお邪魔するんだろうって?その通りで木曜には現地へ当日移動する22人の選手の招集リスト発表及び、ボルダラス監督のビデオ記者会見があったんですが、気になるのは30代FWトリオの一角、マタだけでなく、マクシモビッチも累積警告で出場停止。更にアランバリもリーガ中断直前のセルタ戦で退場したため、3人もレギュラー選手が欠けることかとかと。いえまあ、前線にはホルヘ・モリーナ、アンヘル、デイベルソンもいますし、ヘタフェB(2部B)がシーズン打ち切りとなって、3部への最短Uターンを免れたカンテラーノのウーゴ・ドゥーロもヘルプに入っていますからね。中盤もティモルやエテボといった辺りで代用できるそうで、ボルダラス監督はあまり心配していないよう。
ただ、この試合には出られないのがわかっていたせいか、日曜にはマクシモビッチがセルビア代表の後輩、ヨビッチの自宅でのバーベキューに参加。しばらく前にバネガの奥さんがインスタに写真を載せ、3人のチームメートも一緒に当時、フェーズ2だったセビージャ(スペイン南部の都市)では許可されていない10人以上で集まっていたと批判されていたんですが、こちらは映像が屋外プールで遊んでいるシーンだったのもある?マドリーのSeptima(セプティマ/7回目のCL優勝)のヒーロー、同じバルカン半島出身のミヤトビッチ氏から、現在は踵の骨折の治療中のヨビッチは「No está metido al cien por cien con la idea de triunfar en el Real Madrid/ノー・エスタ・メティードー・アル・シエン・ポル・シエン・コン・ラ・イデア・デ・トリウンファル・エン・エル・レアル・マドリッド(レアル・マドリーで成功するという目標に100%没頭していない)」とお小言を喰らう程度で済むことに。
いや、その場にはセルビアU21代表でヨビッチの控えだった、アトレティコのサポンジッチもいて、こちらは翌日早速、PCR検査を受けさせられ、陰性結果が出るまで、月火と個人練習だったんですけどね。水曜にもバルサのセメドが友人のタトゥー彫り師のバースデーパーティに出席、大人数の三密状態で飲食しているレストランでの写真が参加者のSNSで流れたため、テバス会長など、「si los jugadores no dejan de ir a barbacoas o a fiestas, no tendremos otra elección/シー・ロス・フガドーレス・ノー・デハン・デ・イル・ア・バルバコアス・オ・ア・フィエスタス、ノー・テンデドレモス・オトラ・エレクシオン(選手たちがバーベキューやパーティに行くのを止めない限り、他の選択肢はない)」と、一度は流れた強制隔離合宿採用案を持ち出して警告する顛末になりましたっけ。
いやあ、その辺はいい加減、皆学んで、せめて参加者が写真をアップしないぐらいの配慮ができるようになるといいんですが、何より個々の選手がこれから1カ月ちょっと続く、連戦マラソンのことを考えて、自重するのが肝心。ええ、それこそアトレティコなど、日曜午後2時(日本時間午後9時)からの対戦相手アスレティック、そして土曜のバジャドリー戦から1部残留の戦いを再開させる弟分のレガネス、そしてビジャレアル、オサスナ、レアル・ソシエダらと共にすでに時間割の発表されたこの先4試合、最短の10日間でこなさないといけませんからね。他のチームは11~15日間ともっと余裕があるんですが、とりわけ少数精鋭主義の彼らとなれば、今季はまだ出番がほとんどなかったサポンジッチだって、重宝される場面がきっと来るかと。
ただ、ここ数日のマハダオンダ(マドリッド郊外)での練習の様子ではサン・マメスでジエゴ・コスタと共に前線に立つのはもちろん出場停止のジョアン・フェリックスでも、木曜からようやく全体練習に復帰したコレアでも、中断前最後の試合となったCL16強対決リバプール戦2ndレグでのケガがとっくに完治しているモラタでもなく、MFのマルコス・ジョレンテのようなんですが、これってもしや、アンフィールドでのdoblete(ドブレテ/2得点)で開眼したゴール力をシメオネ監督が買ってのこと?いやもう、今季はリーガ27試合で31得点という、ゴール不足に悩まされているチームですし、日程も立て込んでいることですから、ローテーションも考えてのことでしょうが、果たして真意の程は如何に。
何せ1部再開トップバッターとして、木曜にベティスとのアンダルシアダービーで口火を切った3位のセビージャがサンチェス・ピスファン近くの沿道でチームバスの到着を出迎えた200人ぐらいのファンに勇気づけられたか、オカンポスとフェルナンドのゴールで2-0と勝ってしまいましたからね。これで5位のヘタフェとは勝ち点4差、6位のアトレティコとも5差と開いてしまったため、来季はマドリッド勢3チームCL出場という快挙を達成するためにも初戦から飛ばしてほしいかと。そうそう、いよいよ木曜にはアトレティコもデザインマスクを発売したんですが、何故か値段が書いておらず。近日中には私もグラン・ビア(マドリッドの中央通り)のオフィシャルショップに見に行けると思うので、そしたら報告しますね。
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スアレスが親友の“世界記録保持者”と親睦、過去には子供の名付けまで
アトレティコ・マドリーのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが元ウルグアイ代表FWセバスティアン・アブレウの家族と親睦を深めた。 1995年に母国のデフェンソールでプロキャリアをスタートしたアブレウは、1996年にサン・ロレンソ(アルゼンチン)へキャリア初の移籍を行う。その後、22年間のキャリアで9カ国、23クラブを渡り歩き、移籍回数の世界記録(28回)を樹立した。 この世界記録樹立後はさらに8クラブ、8度の移籍を経験したが、今年6月に現役引退を表明していた。 ウルグアイ代表として通算70試合に出場し、26ゴールという数字を残したアブレウは、2011年のコパ・アメリカでスアレスとともに優勝に貢献。2人は強い絆で結ばれている。ウルグアイ『Ovacion』によると、スアレスはアブレウの子供たちの名付け親だという。 アブレウは両ファミリーの集合写真を自身のインスタグラムに投稿し、新シーズン開幕を迎えたスアレスを激励していたが、その後マドリッドにも訪れたようで、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督らとの写真も投稿している。 現役引退後、母国のボストン・リーベルのテクニカル・ディレクターに就任したアブレウだが、旧友たちの助けを借りながら第2の人生の道を歩んでいるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】スアレスとアブレウがそっくりすぎてびっくり!お互いの家族の集合写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CSj6RB-nflW/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CSj6RB-nflW/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CSj6RB-nflW/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Loco 13 Abreu(@loco13com)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.08.17 12:15 Tue3
「彼は完全に正しかった」頂点に上り詰めたロドリ、シティ移籍時にブスケッツから受けた言葉明かす…シメオネ&ペップの両指揮官から得た学びも
スペイン代表MFロドリがマンチェスター・シティ移籍の裏側や、指導を受けたディエゴ・シメオネ監督、ジョゼップ・グアルディオラ監督について語った。 今や世界最高のアンカーとして知れ渡るロドリ。昨シーズンはシティで前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成すると、今夏はユーロ2024を制し、大会最優秀選手にも選ばれた。 先日発表された2023-24シーズンのバロンドール候補30名にも入った28歳は、『The Players’ Tribune』に自らの半生を寄稿。そのなかでビジャレアルからアトレティコ・マドリーへ移籍した18-19シーズンを振り返り、シメオネ監督からの教えを明かしている。 「古巣のアトレティコに1シーズン戻った時、競争心の本当の意味を学んだ。ビジャレアルにいた時は足元のボール扱いが得意だったけど、少し軟弱だった。シメオネの下、悪者になることがどういうことかを学んだ。ピッチ上で少し嫌な奴になること。本気でタックルすること。90分間相手チームを苦しめること。これもまた重要な要素だった」 また、アトレティコからシティへ移籍した2019年夏も回想。バルセロナ時代にグアルディオラ監督から指導を受けた元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(インテル・マイアミ)にアドバイスをもらっていたという。 「翌年の夏にシティへ移籍するチャンスがあって、僕にとっては夢のようなことだった。移籍合意前にブスケッツと話し、彼はこう言った。『ペップ? 彼は君をもっと良い選手にしてくれるだろう。だけど君を追い込むことを決してやめないはずだ。君に決して終わりはない、とね』」 「セルヒオはペップの下で(僕と)同じ役割を担い、多くの偉業を成し遂げたから、彼の言葉は大いに信頼している。そして、彼は完全に正しかった」 さらに、実際に時間を共にして感じたグアルディオラ監督の強みにも言及。自身の進化も止めないことが成功の秘訣だと理解したようだ。 「僕が思うペップのユニークなところは、常に一歩先を行くところだ。彼は周囲のゲームが進化するより前に、常に進化している。彼は昨シーズンと全く同じプレーのままでいることに決して満足しない。なぜなら、ライバルは常に昨シーズンを分析しているからだ」 「立ち止まっていては、プレミアリーグのタイトルを4年連続で獲得することはできない。自分自身を一新させるか、死ぬかのどちらかだ」 2024.09.07 20:05 Sat4
ライプツィヒが19歳の主力、ベルギー代表MFフェルメーレンの完全移籍を発表! アトレティコからの買取義務OP発動
RBライプツィヒは17日、アトレティコ・マドリーからレンタル移籍加入しているベルギー代表MFアーサー・フェルメーレン(19)の完全移籍加入を発表した。 なお、今回は特定の条件を満たしたことにより、レンタル加入時に定められていた買い取り義務オプションが発動。契約期間は2029年6月までとなる。 また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は2000万ユーロ(約32億1000万円)となった。 フェルメーレンは2022-23シーズン途中から母国ベルギーのアントワープでレギュラーに定着。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)優勝やチャンピオンズリーグ(CL)を経験した。 2024年1月にアトレティコへ完全移籍。しかし、ディエゴ・シメオネ監督からはほとんど起用されず、2024年8月にライプツィヒへ買い取りオプション義務付きのレンタル移籍を果たした。 ドイツでは立ち位置を確保し、ここまでブンデスリーガで15試合1アシストを記録。CLとDFBポカールも含め、公式戦22試合に出場している。 ライプツィヒに完全移籍することとなった19歳MFは、クラブを通じて喜びを語った。 「RBLに長くいられることをとても嬉しく思っている。ライプツィヒに来た初日から居心地の良さを感じていた。選手としての成長という観点では、夏の契約時にクラブが言っていた通りの展開になっている。試合にたくさん出てさらに成長し、ピッチでチームに貢献する機会を得られた」 「RBライプツィヒは大きな可能性を秘めたクラブとして評判が高い。若い選手が最高レベルで実力を証明し、自らの成長における次のステップに進むことができる。一緒に達成したいことがまだたくさんある。今後が本当に楽しみだ!」 2025.01.17 20:48 Fri5