ガーナ代表で長年エースを務めたA・ギャンがシティ移籍を逃した過去を後悔

2020.05.08 12:50 Fri
Getty Images
ガーナ代表FWアサモア・ギャンマンチェスター・シティに加入寸前であったことを明かした。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
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ガーナ代表として105キャップ51ゴールを数えるギャンは、2003年のウディネーゼ移籍を機に海外進出。その後、モデナ、レンヌ、サンダーランド、アル・アイン、上海上港、アル・アハリ、カイセリスポルを渡り歩き、2019年9月にインド・スーパーリーグ(ISL)のノースイースト・ユナイテッドに加入。今年1月に退団し、現在はフリーとなっている。ギャンがシティ入りに近づいていたのは、ウディネーゼでプレーしていた2008年のこと。そのシーズンはセリエAで13試合に出場し、3ゴールという成績に終わっていたが、アフリカ・ネーションズカップを戦うガーナ代表に選出されていた。
大会後は、負傷により5カ月の離脱を余儀なくされたギャンだが、大会当時から負傷を抱えてプレーしていたと告白。それがシティ移籍を台無しにしたと『GTV Sports+』で語った。

「2008年のアフリカ・ネーションズカップでプレーしたことを後悔している。なぜなら僕はケガを抱えていたんだ。犠牲を払う必要があると感じていたが、それでも(自分のパフォーマンスについて)批判された」
「大会でプレーしたことを本当に後悔している。大会の後、5カ月はピッチの外に出なければならなかったからだ」

「僕はマンチェスター・シティとサインすることになっていたが、それを逃した。それは代表での最大の後悔の1つだった」

ギャンは2008年夏にシティではなくレンヌに移籍。そこでの活躍が認められ、2010年にシティと同じプレミアリーグのサンダーランドへと移籍している。

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