ベネヴェントで輝きを取り戻すDFカルディローラ、ユース時代にはトッテナム移籍に近づいていた

2020.04.16 07:30 Thu
Getty Images
ベネヴェントに所属するイタリア人DFルカ・カルディローラ(29)が、かつてトッテナム移籍に近づいていたことを告白した。イタリア『Gianluca Di Marzio』が伝えている。
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インテルの下部組織で育ったレフティーのセンターバックであるカルディローラは、2010年7月にトップチームに昇格。ただ、インテルでは公式戦出場を果たせず、ブレシアやチェゼーナを経て、2013年6月にブレーメンに加入していた。そのブレーメンでは移籍初年度こそ主力として活躍したものの、2年目以降は控えに甘んじると、2019年1月にベネヴェントに完全移籍。今シーズンはリーグ最少失点で首位に立つ守備の要として、セリエBで26試合に出場し2ゴールをマークしている。
自身のキャリアで最高のシーズンを過ごすカルディローラだが、かつてはビッグクラブへの移籍が近づいたことをイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のインスタライブで明かした。

「僕はインテルのユースチームでキャプテンを務め、すべてのアンダー世代のイタリア代表でもプレーしていた。イングランドのクラブからも注目されていたよ」
「特にトッテナムは僕を獲得しようと積極的に動いていた。僕もイングランドでのプレーを夢見ていたが、両親が移籍を許してくれなかったんだ。がっかりしたけど、その後インテルのトップチームに昇格することができたし、留まってよかったと思ったよ」

「僕のキャリアについて唯一後悔していることは“タイミング”かな。トップチームがトレブル(3冠)を達成した翌年にトップチームへ昇格したから、僕がプレーする場所はなかったんだ」

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