外出制限違反で罰金処分のバジャドリーDFがツイートで警察の態度に怒りをぶちまける
2020.03.24 18:35 Tue
バジャドリーのU-21スペイン代表DFペドロ・ポロが外出制限に反したとして罰金処分を受けたようだ。スペイン『アス』が伝えている。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、国家非常事態宣言が出されているスペイン。国内では、スーパーや薬局などへの必要最低限とされる以外の外出が禁止されており、この規則に反した者は警察より罰金処分が課せられる状況となっている。
そんな中23日、マンチェスター・シティからバジャドリーに期限付き移籍で加入しているポロが、外出制限中のバジャドリーの中心部で買い物をしているところを警察に見つかり、600ユーロ(約7万円)の罰金処分を受けた。
買い物をすること自体は、罰金の対象にはならないが、今回問題になっているのは、ポロが自宅から離れた街の中心部にいたことだ。ポロが住む郊外の村には複数の店舗やスーパーが存在しており、そこから5キロほど離れた街にも充分に必要なものが揃う店舗がいくつかあったにも関わらず、わざわざ15キロ離れた中心部で買い物をしていたことが不必要な外出とされた模様。
これに対しポロは激怒しており、本人のTwitter(@Pedroporro29_)で買い物に行っただけで、罰金を受け、失礼な対応をされたと不満をぶちまけている。
「罰金を受けること自体は気にならないけど、不敬な態度をとられることは我慢できない。ここで何をしていて、ここら辺の地域出身なのか聞かれたんだ」
「こんなことを言っているのは、みんなに何か必要なものがあっても外出しちゃだめだと警告するためだ。今は最悪だよ」
状況を考えるとややポロの自業自得感が否めない一件ではあるものの、本人は相当頭に来ているようだ。ちなみに、家から出たことで罰金をくらったポロはツイートを「#QuedateEnCasa(家から出るな)」というハッシュタグで締めている。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、国家非常事態宣言が出されているスペイン。国内では、スーパーや薬局などへの必要最低限とされる以外の外出が禁止されており、この規則に反した者は警察より罰金処分が課せられる状況となっている。
そんな中23日、マンチェスター・シティからバジャドリーに期限付き移籍で加入しているポロが、外出制限中のバジャドリーの中心部で買い物をしているところを警察に見つかり、600ユーロ(約7万円)の罰金処分を受けた。
これに対しポロは激怒しており、本人のTwitter(@Pedroporro29_)で買い物に行っただけで、罰金を受け、失礼な対応をされたと不満をぶちまけている。
「彼ら(警察)が人にものを言う態度は本当に腹が立つ。指図の仕方もとても失礼だった。僕はただ誰かより偉い人なんていないと思うし、リスペクトはお互いが払い合うものだと言いたいだけだ」
「罰金を受けること自体は気にならないけど、不敬な態度をとられることは我慢できない。ここで何をしていて、ここら辺の地域出身なのか聞かれたんだ」
「こんなことを言っているのは、みんなに何か必要なものがあっても外出しちゃだめだと警告するためだ。今は最悪だよ」
状況を考えるとややポロの自業自得感が否めない一件ではあるものの、本人は相当頭に来ているようだ。ちなみに、家から出たことで罰金をくらったポロはツイートを「#QuedateEnCasa(家から出るな)」というハッシュタグで締めている。
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アトレティコ・マドリーは14日、ラ・リーガ第31節でレアル・バジャドリーとリヤド・エア・メトロポリターノで対戦し4-2で勝利した。 前節のセビージャ戦で公式戦7試合ぶりの白星を飾った3位アトレティコ(勝ち点60)は、その試合の先発からアスピリクエタやモリーナ、ル・ノルマンをヒメネス、ハビ・ガラン、コケに変更した以外は同じ先発を起用。グリーズマンとアルバレスを2トップに並べた[4-4-2]で試合に臨んだ。 リーグ戦4連敗中で最下位に沈むバジャドリー(勝ち点16)に対し、アトレティコは6分にチャンス。ハビ・ガランのスルーパスから左サイド深くまで駆け上がったギャラガーがダイレクトクロスをバリオスがシュート。これが相手GKに弾かれると、こぼれ球を再びバリオスが押し込んだが、シュートはわずかにゴール左にそれた。 その後も主導権を握ったアトレティコだったが、18分に相手CKの競り合いの場面でラングレの左手にボールが当たると、主審は一度プレーを流したが、その後のオンフィールドレビューでバジャドリーがPKを獲得。このPKをシラにゴール中央左に沈められた。 先制を許したアトレティコだったが、直後の23分にボックス右でボールを受けたジュリアーノ・シメオネがプレスをかけたDFハビ・サンチェスに右足を踏まれると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。このPKをアルバレスがゴール中央に決め切った。 さらにアトレティコは、同点弾からわずか2分で逆転に成功する。バリオスのロブパスでDFの裏に抜け出したG・シメオネがボックス右まで駆け上がると、カットインから左足でニアサイドにシュートを突き刺した。 前半半ば以降も逆転したアトレティコが押し込む時間が続いたが、決定機を作るには至らず。前半は2-1で終了した。 迎えた後半、1点をリードするアトレティコは早い時間に追いつかれる。56分、DFラングレがペナルティアーク手前でチュキを倒してFKを献上すると、 ハビ・サンチェスの直接FKは壁のギャラガーにディフレクトしたボールがGKオブラクの逆を突き、ゴール右に吸い込まれた。 追いつかれたアトレティコは、69分にグリーズマン、コケ、ラングレを下げて、セルロート、リケルメ、ル・ノルマンを、65分にギャラガーを下げえてモリーナを投入。すると70分、ボックス右から侵入したM・ジョレンテがDFエンヒキ・シウバに右足を踏まれ、この試合2本目のPKを獲得。これをアルバレスがゴール左下に沈めた。 さらにアトレティコは79分にも、右サイドをドリブルで仕掛けたリケルメのクロスをアルバレスが右足で合わせると、GKアンドレ・フェレイラの弾いたボールをセルロートがゴールに押し込んだ。 結局、試合はそのまま4-2でタイムアップ。アルバレスのドブレーテなどで打ち合いを制したアトレティコが連勝を飾った。 アトレティコ・マドリー 4-2 バジャドリー 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前25)【PK】 ジュリアーノ・シメオネ(前27) フリアン・アルバレス(後27)【PK】 アレクサンダー・セルロート(後34) 【バジャドリー】 ママドゥ・シラ(前21)【PK】 ハビ・サンチェス(後11) 2025.04.15 06:10 Tue2
スポルティングが争奪戦制して逸材SBフレスネダを獲得!
スポルティングCPは30日、レアル・バジャドリーからU-19スペイン代表DFイバン・フレスネダ(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「22」に決定。契約期間は2028年6月30日までの5年となり、契約解除金は8000万ユーロ(約127億7000万円)に設定されている。 スペイン『マルカ』によると、移籍金900万ユーロ+アドオン300万ユーロの総額1200万ユーロ(約19億1000万円)に加え、リセール時の10%の支払いという条件での移籍になったという。 フレスネダはレアル・マドリーのカンテラでプレー経験はあるものの、レガネスを経てバジャドリーのカンテラに加入。2022年1月に行われたコパ・デル・レイのベティス戦でファーストチームデビューを飾った。 その後、クラブが1年でのプリメーラ復帰を果たした2022-23シーズンはラ・リーガで22試合に出場。182cmのDFは右サイドバックを主戦場に3バックの右やウイングバックでも印象的なパフォーマンスを見せた。 18歳という年齢を感じさせない判断力、フィジカル能力を生かしたソリッドな守備に加え、攻撃でもビルドアップや巧みな仕掛けで貢献できる万能型。国内ではスペイン代表DFダニエル・カルバハルの若かりし頃と比較する声もある。 今夏の移籍市場でバルセロナを始め、ドルトムントやアーセナル、ニューカッスル、ミラン、チェルシーなど錚々たるビッグクラブの関心を集めていたが、新天地はスペイン代表DFペドロ・ポロの退団以降、右ウイングバックの補強に動いていたポルトガルの名門となった。 2023.08.31 07:00 Thu3
ラ・リーガ最下位バジャドリーが緊急補強! 元リヨンの左SBがフリー加入
レアル・バジャドリーは12日、ブラジル人DFエンヒキ・シウバ(30)の加入を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 ヴァスコ・ダ・ガマの生え抜きの左サイドバックであるエンヒキ・シウバは、在籍8年間で公式戦135試合に出場。その後、リヨンのレジェンドでヴァスコ・ダ・ガマの元同僚でもあるジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏のラブコールを受け、2021年にリヨンへ加入した。 リヨンでは在籍期間に45試合に出場したが、昨シーズン限りで契約満了となって退団。半年以上のフリー期間を経て、ラ・リーガ最下位に低迷するバジャドリーへの加入が決定した。 2025.03.13 07:30 Thu4
レアル・マドリー、GKルニンが2部オビエドにレンタル! 昨夏バジャドリーにレンタル加入もリーグ戦未出場
レアル・マドリーは15日、ウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(20)が今シーズン終了までラ・リーガのセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のレアル・オビエドにレンタル移籍することを発表した。 2018年7月にゾリャからマドリーに加入したルニンは昨季、レガネスにレンタル移籍。ラ・リーガ5試合、コパ・デル・レイ1試合に出場していた。2018年3月にデビューしたウクライナ代表ではこれまで3試合に出場し、昨年6月に行われたU-20ワールドカップではウクライナ史上初の優勝に貢献していた。 今シーズンはバジャドリーに1年間のレンタル移籍で武者修行に出ていたものの、ラ・リーガでの出場はなくコパ・デル・レイ2試合の出場に留まっていた。 そのため、バジャドリーとの契約を解消し、オビエドへのレンタル移籍が決定した。 2020.01.15 19:18 Wed5