自主隔離中に草サッカーのマウント、ランパードに電話で謝罪
2020.03.17 18:00 Tue
チェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウントがフランク・ランパード監督に謝罪した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が急速に進むヨーロッパ。プレミアリーグではアーセナルのミケル・アルテタ監督らの感染を受けて、13日に行われた緊急会議で4月3日までの開催延期を決定した。
そのなかで、チェルシーはイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイの陽性反応を確認。政府の健康ガイドラインに沿い、1stチーム、コーチングスタッフ、職員ら関係者に関して、隔離措置を取ることを明らかにしていた。
しかし、マウントは15日にイングランド代表の同僚であるウェストハムのMFデクラン・ライスとロンドンの公園で草サッカーをしていたことが判明。チェルシーから厳重注意を受け、罰金処分の可能性も浮上している状況だった。
そのマウントは2週間の隔離状況ということで直接の接触が認められていない状況もあり、ランパード監督と電話で会談。今回の軽率な行動に詫びを入れたという。
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そのマウントは2週間の隔離状況ということで直接の接触が認められていない状況もあり、ランパード監督と電話で会談。今回の軽率な行動に詫びを入れたという。
昨夏にレンタル先のダービー・カウンティから帰還後、トップ昇格を果たしたマウント。ここまでプレミアリーグ29試合すべてに出場し、6得点5アシストを記録している。
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