イガロ買い取り? スールシャール「来季も彼のクオリティが必要」
2020.03.14 17:25 Sat
マンチェスター・ユナイテッドがナイジェリア代表FWオディオン・イガロ(30)の完全移籍に乗り出すかもしれない。イギリス『メトロ』が「ユナイテッド指揮官が今夏、イガロを完全移籍で獲得する兆候を示した」との見出しで報じた。
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの負傷による長期離脱を受け、今冬に新たなストライカーの獲得に乗り出したユナイテッド。その候補者の名前が挙がるばかりで、なかなか形にならない日々が続いたが、移籍市場最終日に上海申花から元ワトフォードのイガロを買取オプションなしの半年レンタルで獲得した。
その当初こそ苦肉のイガロ獲得だとする声が多かったが、ここまで公式戦8試合に出場して4得点1アシストを記録。12日に敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのLASKリンツ戦も当たり負けしない身体の強さを生かしたプレーだけでなく、巧みなボールコントロールから豪快に左足シュートを突き刺した。
スールシャール監督は試合後、「オディオンは加入して以来、楽しみながら非常に良くやってくれている」と語り、5-0の先勝に大きく貢献したイガロを称賛すると、「来季」というフレーズを口にして、今季終了後に完全移籍で再獲得に動く可能性をこう匂わせたという。
「この先もより良くなるだろうが、目の当たりにした彼の資質は我々が求めてきたもの。来季も彼のそうしたクオリティが必要になってくる。だから、どうなるか様子をみよう」
周囲のネガティブな声に結果で反抗してみせ、チームが記録する直近の公式戦11試合連続無敗にも寄与しているイガロ。スールシャール監督のコメントをみても、確実に評価を高めている状況だが、果たして…。
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの負傷による長期離脱を受け、今冬に新たなストライカーの獲得に乗り出したユナイテッド。その候補者の名前が挙がるばかりで、なかなか形にならない日々が続いたが、移籍市場最終日に上海申花から元ワトフォードのイガロを買取オプションなしの半年レンタルで獲得した。
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