久保フル出場も好機作れず…マジョルカがヘタフェに敗れ3試合ぶり黒星《ラ・リーガ》

マジョルカは3月1日、ラ・リーガ第26節でヘタフェと対戦し、0-1で敗れた。

前節のベティス戦では久保建英が1ゴール1アシストの大活躍だったマジョルカ。3連敗からここ2試合は1勝1分けで、2戦連続先発出場となった久保にも期待がかかる。

前半は両チームに硬い試合に。ミッドウィークのヨーロッパリーグで、昨年のチャンピオンズリーグ・ベスト4のアヤックスを下してラウンド16に進んだヘタフェがやや優勢に試合を進める中、マジョルカは激しいチェックを掻い潜るようにサイドから打開を試みる。
先にチャンスを作ったのはアウェイのヘタフェ。8分にアランバッリのクロスをハイメ・マタが頭で合わせたが、GKマノロ・レイナがセーブ。

一方、右ウイングでの出場となった久保は、得意のドリブルを仕掛けるもなかなか堅守ヘタフェを崩すことが出来ず、パスもいまいち味方と会わない。前半半ばには、前節のアシストと似たような形で左に流れた久保からマイナスのクロスが上がるも、これもチャンスに繋がらなかった。ゴールレスで迎えた後半、55分にヘタフェにビッグチャンス。左から上がったクロスの跳ね返りをアランバッリが頭で繋ぐと、エチェイタがボックス右からシュートへ。相手の股下を抜いたシュートはゴール左隅を捉えていたが、GKマノロ・レイナがファインセーブ。マジョルカの窮地を救う。

しかし67分、アタッキングサードで自由にボールを回され、左サイドからケネディのクロスを許すと、ゴール前でフリーとなっていたマクシモビッチに豪快に頭で決められ失点してしまう。

久保も後半はからっきしで、マジョルカはシュートゼロ。後半アディショナルタイムにはベンチに下がったセビージャに2枚のイエローカードが提示され退場処分となるなど、後味も悪く試合終了。マジョルカは3試合ぶりの黒星となった。