ローマ移籍のC・ペレス「バルサに夢を奪われた」 カンテラ軽視傾向も指摘

2020.02.25 10:45 Tue
Getty Images
今冬からローマでプレーするスペイン人FWカルレス・ペレスが古巣バルセロナに対する胸中を明かした。スペイン『マルカ』が報じた。

バルセロナのアカデミーで育ち、昨夏にトップチーム昇格を果たしたC・ペレス。その今季、ラ・リーガ10試合に出場するなど一定のプレータイムを手にしたが、1月13日にキケ・セティエン監督が就任して以降、戦力外の扱いを受けると、今冬に買取オプション付きのレンタルでローマに活躍の場を移した。

その移籍から1カ月の月日が経とうとしているなか、スペイン『ムンド・デポルティボ』のインタビューに応じた22歳のスペイン人アタッカー。バルセロナに対する感謝の気持ちを強調しつつ、腑に落ちない思いも吐露している。
「バルセロナに対しては感謝している。僕は子供の頃からバルセロナに全てを捧げてきた男だ。夢はバルセロナのトップチームに加わることだった。それも叶った。でも、理由もなく、彼らからその夢を奪われてしまった」

「彼らはよくアカデミーの話をしているけど、最終的に真反対のことをやっている。感謝の気持ちはあるけど、やり方が気に入らなかった。それだけだ。バルセロナのことはもう過去。今はローマにフォーカスしている」
「この先、何が起こるかなんて知る由もないけどね」

また、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに続いて、フランス代表FWウスマーヌ・デンベレまでも負傷による長期離脱が決まったことで、ラ・リーガの“特例”規定を利用して、バルセロナがレガネスからデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイトを獲得した件を問われると、こう話した。

「良い決断をもあれば、そうじゃないことだってある。(ヘタフェでプレーするU-21スペイン代表DFマルク・)ククレジャの言葉を思い出すね」

「バルセロナは常勝を意識して、もうアカデミー育ちの選手じゃ我慢できなくなっている」

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