【J1開幕直前クラブガイド】新布陣導入…攻撃力アップでJ1奪冠含む複数タイトルへ《川崎フロンターレ》
2020.02.22 11:30 Sat
FUJI XEROX SUPER CUP 2020、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)、YBCルヴァンカップとすでに公式戦が開幕。そんな中、J1リーグが最後に開幕を迎える。
超ワールドサッカー編集部が、チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届け。第15弾として、昨季ルヴァンカップを制した川崎フロンターレを紹介する。
◆補強動向《B》※最低E~最高S
近年、常にビッグネームを獲得し、周囲を賑わせていた川崎Fにしては、珍しく地味なストーブリーグを過ごした。
まず、今オフでは実力者たちを引き抜かれる側に回った。ルヴァンカップ決勝でMVPを手にしたGK新井章太(→ジェフユナイテッド千葉)、気迫のこもったプレーで鼓舞し続けてきたDF奈良竜樹(→鹿島アントラーズ)、そしてシルバーコレクター脱却を含め、常にタイトル獲得に貢献してきた“優勝請負人”MF阿部浩之(→名古屋グランパス)がそれぞれ退団した。
一方、補強ではDFジェジエウ(←アトレチコ・ミネイロ)をしっかりと確保したほか、DF山根視来(←湘南ベルマーレ)とDFジオゴ・マテウス(←コリチーバ)の右サイドバック2人を獲得。なかでも、山根は16日に行われたYBCルヴァンカップ・グループA開幕節の清水エスパルス戦(○5-1)で躍動。DF馬渡和彰(→湘南ベルマーレ)、DFマギーニョ(→横浜FC)が定着に苦しんだポジションで早くもフィットの兆しを見せている。
さらに、ここ数年の育成が光る大卒選手は同クラブ下部組織出身のMF三笘薫(←筑波大学)を筆頭に、FW旗手怜央(←順天堂大学)、MFイサカ・ゼイン(←桐蔭横浜大学)と今年も人材豊富。計算できる選手が抜け、新加入選手に未知数な部分は多いものの、鬼木達監督が掲げる「育成」と「全体の底上げ」を進めていくにはポテンシャル十分な陣容を整えた印象だ。
◆新システム[4-3-3]、期待感は十分《優勝争い》

川崎Fは昨季、YBCルヴァンカップを初制覇するも、3連覇を目指した明治安田生命J1リーグを4位で終えた。
スタートからの躓き、得意の夏場に大失速、多かったホームでの引き分けなど、ネガティブな話題が散見されたが、結局は勝ちきれなかった試合が多かった。鬼木監督はそんな昨季の攻撃面での課題を「昨シーズンはスピード感や幅の部分が少し足りなかった」と語る。そこで今季、講じたのが新システム「4-3-3」の導入だ。
その効果は16日に行われたルヴァンカップ初戦の清水戦で早くも見られた。高い位置からのプレス、多彩な崩し、人数をかけた迫力ある攻撃で5-1で勝利。新スタイルに大きな期待感を抱かせた。また、山根、三笘、旗手の新加入選手も結果を残し、実りある好スタートを切った。
だが、守り方も変化したことや運動量がより多く求められることで、後半には清水に主導権を譲ってしまう時間帯もあった。ここは今後の課題。鬼木体制移行後、「堅守」も武器にしてきただけに、攻撃力アップと共に守備力もしっかり維持していきたいところ。
目標はJ1リーグの奪還を含めた複数タイトルの獲得。「観ている方に楽しんでもらえるようなサッカーをして、選手も一緒に楽しめれば」と語る鬼木監督にとって、新布陣の導入による強化、育成と全体の底上げを掲げる今シーズン、真価が問われる1年になりそうだ。
◆超WS編集部イチオシ選手
MF長谷川竜也(25)

イチオシ選手には、FW長谷川竜也を選出する。
2016年に順天堂大学から川崎F入りを果たした長谷川は、サイドでのドリブルを武器にチームを活性化させ続けてきた。昨季は5ゴール7アシスト。それでも、選手層の厚いチームでは定位置を確保するには至らず。アピールしても次の試合では使われないなど、スーパーサブに止まっていた。
しかし、今シーズン、チームは[4-3-3]の新システムを導入。すると16日の清水戦では左ウイングで先発し、ドリブルや周囲とのパスワークで左サイドを攻略し続け、2ゴールを記録した。
また、右足から放たれるクロスの精度も高く、FWレアンドロ・ダミアンとのコンビも抜群。得点力アップを含め、奪還へのキーとなれる存在だ。
結果を残しながらも地位を確立するのに苦労してきた長谷川だが、今季、ついに天才ドリブラーのイキイキした姿が1年通して観られるかもしれない。
◆注目の東京五輪世代!
MF田中碧(21)

夏に予定されている東京オリンピック世代の選手としてピックアップするのは、MF田中碧だ。
プロ3年目を迎えた昨シーズン、田中は日を追うごとに逞しくなり、明治安田生命J1リーグで24試合1ゴール2アシストを記録。ベストヤングプレーヤー賞を受賞したほか、日本代表の舞台にも上り詰めた。
そんな1年を「いろいろなことを経験させてもらいましたし、いろいろなものを吸収できました」と振り返り、「だからこそ今年はそういうものを生かして行かなくてはいけないなと思います」と新シーズンに向けて意気込みを語る。
持ち味はボール奪取とキープ力。昨年、U-22ブラジル代表との国際親善試合で2ゴールを挙げたことで注目を浴びたミドルシュートに目が行きがちだが、攻守へのハードワークを厭わず、積極的にゴール前に走り込む姿も魅力的な選手だ。
東京オリンピックへの出場について本人は、「もちろん大事」としつつも、「自分自身が成長することが一番大事」と語る。中盤の選手層も厚い川崎Fでレギュラーポジションに居続け、成長を続けることができれば、自ずと五輪行きを掴むことはできるだろう。
超ワールドサッカー編集部が、チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届け。第15弾として、昨季ルヴァンカップを制した川崎フロンターレを紹介する。
◆補強動向《B》※最低E~最高S
【IN】
GK丹野研太(33)←セレッソ大阪/完全移籍
GK馬渡洋樹(25)←愛媛FC/期限付き移籍→完全移籍
GK藤嶋栄介(27)←レノファ山口FC/期限付き移籍→完全移籍
DF山根視来(26)←湘南ベルマーレ/完全移籍
DF神谷凱士(22)←東海学園大学/新加入
DFジェジエウ(25)←アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)/期限付き移籍→完全移籍
DFジオゴ・マテウス(27)←コリチーバ(ブラジル)/期限付き移籍
MF三笘薫(22)←筑波大学/新加入
MFイサカ・ゼイン(22)←桐蔭横浜大学/新加入
FW宮城天(18)←川崎フロンターレユース/昇格
FW旗手怜央(22)←順天堂大学/新加入
FW遠野大弥(20)←Honda FC(JFL)/完全移籍
FW宮代大聖(19)←レノファ山口FC/復帰
【OUT】
GK新井章太(31)→ジェフユナイテッド千葉/完全移籍
GKポープ・ウィリアム(25)→ファジアーノ岡山/期限付き移籍
DF奈良竜樹(26)→鹿島アントラーズ/完全移籍
DF馬渡和彰(28)→湘南ベルマーレ/期限付き移籍
DFマギーニョ(28)→横浜FC/期限付き移籍
DFタビナス・ジェファーソン(21)→ガンバ大阪/期限付き移籍
MF阿部浩之(30)→名古屋グランパス/完全移籍
MF鈴木雄斗(26)→松本山雅FC/期限付き移籍
MFカイオ・セザール(24)→V・ファーレン長崎/期限付き移籍延長
FW知念慶(24)→大分トリニータ/期限付き移籍
FW遠野大弥(20)→アビスパ福岡/期限付き移籍
FW赤崎秀平(28)→ベガルタ仙台/完全移籍
FW宮城天(18)←カターレ富山/期限付き移籍
GK丹野研太(33)←セレッソ大阪/完全移籍
GK馬渡洋樹(25)←愛媛FC/期限付き移籍→完全移籍
GK藤嶋栄介(27)←レノファ山口FC/期限付き移籍→完全移籍
DF山根視来(26)←湘南ベルマーレ/完全移籍
DF神谷凱士(22)←東海学園大学/新加入
DFジェジエウ(25)←アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)/期限付き移籍→完全移籍
DFジオゴ・マテウス(27)←コリチーバ(ブラジル)/期限付き移籍
MF三笘薫(22)←筑波大学/新加入
MFイサカ・ゼイン(22)←桐蔭横浜大学/新加入
FW宮城天(18)←川崎フロンターレユース/昇格
FW旗手怜央(22)←順天堂大学/新加入
FW遠野大弥(20)←Honda FC(JFL)/完全移籍
FW宮代大聖(19)←レノファ山口FC/復帰
GK新井章太(31)→ジェフユナイテッド千葉/完全移籍
GKポープ・ウィリアム(25)→ファジアーノ岡山/期限付き移籍
DF奈良竜樹(26)→鹿島アントラーズ/完全移籍
DF馬渡和彰(28)→湘南ベルマーレ/期限付き移籍
DFマギーニョ(28)→横浜FC/期限付き移籍
DFタビナス・ジェファーソン(21)→ガンバ大阪/期限付き移籍
MF阿部浩之(30)→名古屋グランパス/完全移籍
MF鈴木雄斗(26)→松本山雅FC/期限付き移籍
MFカイオ・セザール(24)→V・ファーレン長崎/期限付き移籍延長
FW知念慶(24)→大分トリニータ/期限付き移籍
FW遠野大弥(20)→アビスパ福岡/期限付き移籍
FW赤崎秀平(28)→ベガルタ仙台/完全移籍
FW宮城天(18)←カターレ富山/期限付き移籍
近年、常にビッグネームを獲得し、周囲を賑わせていた川崎Fにしては、珍しく地味なストーブリーグを過ごした。
まず、今オフでは実力者たちを引き抜かれる側に回った。ルヴァンカップ決勝でMVPを手にしたGK新井章太(→ジェフユナイテッド千葉)、気迫のこもったプレーで鼓舞し続けてきたDF奈良竜樹(→鹿島アントラーズ)、そしてシルバーコレクター脱却を含め、常にタイトル獲得に貢献してきた“優勝請負人”MF阿部浩之(→名古屋グランパス)がそれぞれ退団した。
昨年、韓国代表GKチョン・ソンリョンが不調だったこともあり、新井の抜けたGKの面子こそ不安を感じる。ただ、奈良は昨季の稼働率の低さ、阿部に関してはクラブのシステム変更による適正ポジションの消滅もあり、ダメージは最小限に抑えられた。
一方、補強ではDFジェジエウ(←アトレチコ・ミネイロ)をしっかりと確保したほか、DF山根視来(←湘南ベルマーレ)とDFジオゴ・マテウス(←コリチーバ)の右サイドバック2人を獲得。なかでも、山根は16日に行われたYBCルヴァンカップ・グループA開幕節の清水エスパルス戦(○5-1)で躍動。DF馬渡和彰(→湘南ベルマーレ)、DFマギーニョ(→横浜FC)が定着に苦しんだポジションで早くもフィットの兆しを見せている。
さらに、ここ数年の育成が光る大卒選手は同クラブ下部組織出身のMF三笘薫(←筑波大学)を筆頭に、FW旗手怜央(←順天堂大学)、MFイサカ・ゼイン(←桐蔭横浜大学)と今年も人材豊富。計算できる選手が抜け、新加入選手に未知数な部分は多いものの、鬼木達監督が掲げる「育成」と「全体の底上げ」を進めていくにはポテンシャル十分な陣容を整えた印象だ。
◆新システム[4-3-3]、期待感は十分《優勝争い》

©︎CWS Brains,LTD.
川崎Fは昨季、YBCルヴァンカップを初制覇するも、3連覇を目指した明治安田生命J1リーグを4位で終えた。
スタートからの躓き、得意の夏場に大失速、多かったホームでの引き分けなど、ネガティブな話題が散見されたが、結局は勝ちきれなかった試合が多かった。鬼木監督はそんな昨季の攻撃面での課題を「昨シーズンはスピード感や幅の部分が少し足りなかった」と語る。そこで今季、講じたのが新システム「4-3-3」の導入だ。
その効果は16日に行われたルヴァンカップ初戦の清水戦で早くも見られた。高い位置からのプレス、多彩な崩し、人数をかけた迫力ある攻撃で5-1で勝利。新スタイルに大きな期待感を抱かせた。また、山根、三笘、旗手の新加入選手も結果を残し、実りある好スタートを切った。
だが、守り方も変化したことや運動量がより多く求められることで、後半には清水に主導権を譲ってしまう時間帯もあった。ここは今後の課題。鬼木体制移行後、「堅守」も武器にしてきただけに、攻撃力アップと共に守備力もしっかり維持していきたいところ。
目標はJ1リーグの奪還を含めた複数タイトルの獲得。「観ている方に楽しんでもらえるようなサッカーをして、選手も一緒に楽しめれば」と語る鬼木監督にとって、新布陣の導入による強化、育成と全体の底上げを掲げる今シーズン、真価が問われる1年になりそうだ。
◆超WS編集部イチオシ選手
MF長谷川竜也(25)

©︎J.LEAGUE
イチオシ選手には、FW長谷川竜也を選出する。
2016年に順天堂大学から川崎F入りを果たした長谷川は、サイドでのドリブルを武器にチームを活性化させ続けてきた。昨季は5ゴール7アシスト。それでも、選手層の厚いチームでは定位置を確保するには至らず。アピールしても次の試合では使われないなど、スーパーサブに止まっていた。
しかし、今シーズン、チームは[4-3-3]の新システムを導入。すると16日の清水戦では左ウイングで先発し、ドリブルや周囲とのパスワークで左サイドを攻略し続け、2ゴールを記録した。
また、右足から放たれるクロスの精度も高く、FWレアンドロ・ダミアンとのコンビも抜群。得点力アップを含め、奪還へのキーとなれる存在だ。
結果を残しながらも地位を確立するのに苦労してきた長谷川だが、今季、ついに天才ドリブラーのイキイキした姿が1年通して観られるかもしれない。
◆注目の東京五輪世代!
MF田中碧(21)

©︎CWS Brains,LTD.
夏に予定されている東京オリンピック世代の選手としてピックアップするのは、MF田中碧だ。
プロ3年目を迎えた昨シーズン、田中は日を追うごとに逞しくなり、明治安田生命J1リーグで24試合1ゴール2アシストを記録。ベストヤングプレーヤー賞を受賞したほか、日本代表の舞台にも上り詰めた。
そんな1年を「いろいろなことを経験させてもらいましたし、いろいろなものを吸収できました」と振り返り、「だからこそ今年はそういうものを生かして行かなくてはいけないなと思います」と新シーズンに向けて意気込みを語る。
持ち味はボール奪取とキープ力。昨年、U-22ブラジル代表との国際親善試合で2ゴールを挙げたことで注目を浴びたミドルシュートに目が行きがちだが、攻守へのハードワークを厭わず、積極的にゴール前に走り込む姿も魅力的な選手だ。
東京オリンピックへの出場について本人は、「もちろん大事」としつつも、「自分自身が成長することが一番大事」と語る。中盤の選手層も厚い川崎Fでレギュラーポジションに居続け、成長を続けることができれば、自ずと五輪行きを掴むことはできるだろう。
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川崎フロンターレがゴールデンウィークの企画として用意したイベントにあの選手がコメントを寄せて大きな話題となっている。 今シーズンはなかなか苦しいシーズンとなっている川崎F。それでも、直近2試合で勝利を収め、今シーズン初の連勝。徐々に復調傾向を見せている。 その川崎Fは、7日にサガン鳥栖をホームに迎える中、「ワンダーニャンド」としてスタジアムでのイベントを実施。その中で「ハラハラドキドキDOGSO(走)タイムレース!」が実施される。 「DOG(犬)」とかけたこのイベントだが、「DOGSO」と言えば、決定機阻止で一発退場の対象となるプレーを表す、「Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity」の頭文字をとったもの。そして、その代名詞とも言われてしまっているのは、川崎フロンターレで長らくプレーした日本代表DF谷口彰悟だ。 自身の嫌いなものに「DOGSO」をあげるほどだが、今回のイベントも完全に谷口を意識したもの。現在はカタールのアル・ラーヤンでプレーしているOBをいじっていた。 その川崎Fは開催が近づく中、さらに盛大にイジリを敢行。なんと、「「DOGSO」と言えば、、この選手しか居ませんよね」と、このイベントに対して谷口本人にコメントを要求していたのだ。 谷口はビデオメッセージでイベントについて語っている。 「川崎フロンターレサポーターのみなさんお久しぶりです。アル・ラーヤンSCのの谷口彰悟です。今回、ゴールデンウィークイベント『ワンダーニャンド』でDOGSOをもじった企画、「DOGSO(走)タイムレース!」が実施されると聞きました」 「DOGSOといえばという感じでコメントを要求され、スタッフもいじってきちゃってるなと思いつつも、僕自身大分お世話になってますし、今シーズンフロンターレも大分お世話になっていると思います」 「それをイベントにしちゃうフロンターレは流石だなと感心しています」 「何はともあれ、楽しいイベントであることは間違いないと思うので、ぜひ当日会場に足を運んで皆さん楽しんでください」 谷口の言う通り、今シーズンの川崎FはDOGSOのお世話になっており、ジェジエウ、山村和也が退場処分を受けていた。 これにはファンも「公式がいじるとは」、「Mr.DOGSO」、「さすがフロンターレ」、「なにさせてんのw」、「新しい角度のいじり」、「どんだけ良い人なの」、「お世話になっている方」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【動画】カタールからDOGSOをいじられコメントする谷口彰悟</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">【5/7 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ワンダーニャンド</a> まであと2日】<br>「DOGSO」と言えば、、<br>この選手しか居ませんよね。<br>【プロモ】<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B7%9D%E5%B4%8EF%E9%B3%A5%E6%A0%96?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#川崎F鳥栖</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/frontale?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#frontale</a> <a href="https://t.co/wFvHPMFK9Z">https://t.co/wFvHPMFK9Z</a> <a href="https://t.co/2b17iGam7x">pic.twitter.com/2b17iGam7x</a></p>— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) <a href="https://twitter.com/frontale_staff/status/1654303976123432961?ref_src=twsrc%5Etfw">May 5, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.05 23:30 Fri3
Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue4
2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue5
