開幕まで1週間のMLS、久保裕也加入のFCシンシナティ監督が不適切発言で辞任
2020.02.20 12:15 Thu
シーズン開幕を1週間後に控えているMLS。FW久保裕也が所属するFCシンシナティのロン・ヤンス監督が辞任した。クラブが公式発表した。
また、「我々はロッカールームから始まり、クラブ内の強い文化を最重要視します。FCシンシナティに関わる全ての人が、尊敬され、信頼されていると感じています。人種的および文化的な多様性は、サッカーの試合を特別なものにする主要な部分であり、我々は試合に関わる全ての人を尊重することを最優先事項としています。これは、ロッカールームやフロントオフィス、ファンに至るまで、クラブに関わる全ての人が含まれています」とクラブのジェフ・バーディング会長がコメントしている。
MLSやクラブは不適切な発言の内容については明かしていないが、一部報道では人種差別的なスラングを使用したとされている。
FCシンシナティは3月1日にニューヨーク・レッドブルズとの開幕戦を迎えるが、ヨアン・ダム氏が暫定監督を務め、新監督を探すとしている。
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ヤンス監督は、不適切発言が指摘され、選手協会(MLSPA)に対して抗議が行われていたこと。MLSとクラブが不適切発言に対し、調査を実施。調査中はチームを離れることが発表されていた。クラブは「MLSの調査が進み、いくつか明らかになったことがあったため、ロン(・ヤンス)が辞任を申し出た」と声明を発表。「FCシンシナティに関わる全ての人にとって、最高の行動方針であることに同意しました」と辞任を受け入れたとしている。MLSやクラブは不適切な発言の内容については明かしていないが、一部報道では人種差別的なスラングを使用したとされている。
ロン・ヤンス監督はオランダ出身。これまで、フローニンヘンやヘーレンフェーン、スタンダール・リエージュ、ズヴォレなどで監督を務め、2019年8月からFCシンシナティで指揮を執っていた。
FCシンシナティは3月1日にニューヨーク・レッドブルズとの開幕戦を迎えるが、ヨアン・ダム氏が暫定監督を務め、新監督を探すとしている。
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