チェルシー移籍濃厚のジイェフ、指揮官が移籍を明言 同僚ファン・デ・ベークもコメント

2020.02.13 20:48 Thu
Getty Images
先日報じられたアヤックスのモロッコ代表MFハキム・ジイェフのチェルシー移籍について、エリク・テン・ハグ監督と同僚のオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークがコメントを残している。イギリス『メトロ』が伝えた。12日にオランダ『テレグラフ』が報じたジイェフのチェルシー移籍。同メディアによると、両クラブ間ですでに口頭合意まで進んでおり、4500万ユーロ(約54億円)という具体的な移籍金も判明している。

移籍が濃厚と見られている中で、エリク・テン・ハグ監督の口からも噂に拍車をかけるコメントが飛び出した。

「ジイェフがチェルシーに? 移籍の噂は前からあった。我々はそうなると予想している」
「私は1、2年前から感じていたよ。だから毎回『おお、残ってくれたか!』と感動していた」

「彼が今季最後までいてくれて我々はハッピーだよ。彼が何を望んでいるかはずっと知っていた。正直な男だからね」
「移籍しても私は称賛する。なんだって素晴らしいクラブだからね。決定するまでどうなるかわからないが、もしそうなったとしても我々はハキムを祝福するよ。そして私も誇りに思うだろう」

ファン・デ・ベークもまた、移籍を確実視している様子。仲間の新天地での活躍を信じてやまなかった。

「今までの報道を見る限り、移籍はほぼ決定みたいだね。完全に終わったかどうかはわからないけど」

「僕は彼の成功を祈っているよ。僕はこの移籍は彼に値する一歩だと思う。素晴らしい選手だ。だから彼が成功すると自信を持って言えるよ」

「ハキムならポジションを奪えると思っている。もちろん人によって意見はそれぞれ異なるだろうけど、若い選手がたくさんいるチェルシーは彼にとっていい環境だと思う」

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チェルシーのスタジアム計画に動き…先日に新スタジアム建設報道もブリッジ残留へ?

チェルシーは、今後もスタンフォード・ブリッジに残留する可能性があるようだ。イギリス『サン』が報じている。 1877年に開場されたスタンフォード・ブリッジは1905年からチェルシーの本拠地として100年以上に渡って使用されている。1998年に改修工事が行われたものの、老朽化や4万2000人と言われる収容人数の問題もあって、近年では大幅な収容人数を目的とした拡張工事、あるいは新スタジアム移転の計画が話し合われてきた。 そんななか、先日にはスタンフォード・ブリッジ近郊のアールズコートに6万人収容の新スタジアムを建設する可能性が報じられていた。 ただ、スタンフォード・ブリッジ拡張案とアールズコートでの新スタジアム建設案を巡っては、先月に“内紛”が報じられたベフダド・エグバリ氏とトッド・ベーリー氏の共同オーナー2人の間で意見が真っ向からぶつかり合っているという。 エグバリ氏はブリッジに留まるために15億ポンド(約2878億円)の改修案を支持。この計画には5万5000人の収容増に、ウエストスタンドの近代化、近隣の鉄道線路上にコンクリートデッキを建設、クラブが退役軍人慈善団体ストールから購入した土地の利用なども含まれているという。 スタンフォード・ブリッジの土地に新スタジアムを建設する場合、少なくとも5年の期間を必要とするのに対して、この拡張案では2年程度で工事が完了する見込みだという。 これに対して、ベーリー氏はアールズコートに新スタジアムを建設する案を支持している模様。 『サン』は関係者筋からの情報として、「アールズコートは実現不可能だという認識が高まっており、ベーリーは間もなくクラブを去る可能性がある」、「トッド・ベーリーが退任した場合、クラブはスタンフォード・ブリッジに残る計画を進め、5万5000人収容のスタジアムの解決策に向けて取り組むとみられる」と現時点ではブリッジ残留の可能性が高く、ベーリー氏がクラブを離れる可能性が高いとの見解を示している。 2024.10.13 23:51 Sun

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