コンテ、作戦負けを認める「ナポリの戦術がハマった」
2020.02.13 11:36 Thu
インテルのアントニオ・コンテ監督が、12日に行われたコッパ・イタリア準決勝1stレグのナポリ戦を振り返りコメントした。『フットボール・イタリア』が伝えている。
準々決勝でフィオレンティーナに勝利したインテルは、ラツィオを下したナポリをホームに迎えた。決勝進出へ先手を取りたかったが、57分に先制点を与えてしまうと、その後、猛攻を仕掛けるも最後までゴールネットを揺らすことができず、0-1で敗戦した。
ナポリの牙城を崩せなかったコンテ監督は、スペースを作り出すことが出来なかったと反省。それと共に、守備的戦術を敷いたナポリの戦術を称賛している。イタリア『Rai Sport』のインタビュ―で、以下のようにコメントした。
「ナポリは非常に守備的なゲームを展開していたよ。ドリエス・メルテンスがマルセロ・ブロゾビッチをマークし、すべてのスペースが閉ざされていた」
「状況によってはボールの動きを速めたり、1対1の状況を探したりする必要があった。そこが改善点だよ。いずれにせよ、ナポリの戦術が明らかにハマったものだ。彼らを祝福したい」
「インテルはスペースが空いているところに仕掛けて、いつもより攻撃的にプレーしたんだ。ただ、今日の試合はナポリが非常に戦術的なゲームをしていてスペースがなかったよ」
「ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、どっしり構えていて、隙を見てカウンターを仕掛けるのが上手かったね。インテルにもチャンスがあったから、引き分けで終われていれば、かなり良かったんだけどね」
「今日のナポリのような守備的なチームと対戦するときは、ボールを早く動かしてスペースを作りだす必要があるんだ。今日のナポリはコンパクトだった」
「インテルでの挑戦はまだ始まったばかりだし、長年、上位にいたチームとインテルが同じレベルにあるとしたら、試行錯誤しながら今日のような敗戦を改善していかなければならないよ」
逆転での決勝進出を目指すインテルは、アウェイで行われる2ndレグを3月5日に迎える。
準々決勝でフィオレンティーナに勝利したインテルは、ラツィオを下したナポリをホームに迎えた。決勝進出へ先手を取りたかったが、57分に先制点を与えてしまうと、その後、猛攻を仕掛けるも最後までゴールネットを揺らすことができず、0-1で敗戦した。
ナポリの牙城を崩せなかったコンテ監督は、スペースを作り出すことが出来なかったと反省。それと共に、守備的戦術を敷いたナポリの戦術を称賛している。イタリア『Rai Sport』のインタビュ―で、以下のようにコメントした。
「状況によってはボールの動きを速めたり、1対1の状況を探したりする必要があった。そこが改善点だよ。いずれにせよ、ナポリの戦術が明らかにハマったものだ。彼らを祝福したい」
「(先日のミラノ・)ダービーには身体的にも精神的にも大きくエネルギーを奪われたよ。我々は日曜から5人の選手を入れ替えて試合に臨んだ。しかし、ナポリは今シーズン、ユベントス、ラツィオ、リバプールに勝っている。それだけ質の高いチームだということだ。ナポリはユベントスに次いで、セリエAで素晴らしいチームだと思うよ」
「インテルはスペースが空いているところに仕掛けて、いつもより攻撃的にプレーしたんだ。ただ、今日の試合はナポリが非常に戦術的なゲームをしていてスペースがなかったよ」
「ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、どっしり構えていて、隙を見てカウンターを仕掛けるのが上手かったね。インテルにもチャンスがあったから、引き分けで終われていれば、かなり良かったんだけどね」
「今日のナポリのような守備的なチームと対戦するときは、ボールを早く動かしてスペースを作りだす必要があるんだ。今日のナポリはコンパクトだった」
「インテルでの挑戦はまだ始まったばかりだし、長年、上位にいたチームとインテルが同じレベルにあるとしたら、試行錯誤しながら今日のような敗戦を改善していかなければならないよ」
逆転での決勝進出を目指すインテルは、アウェイで行われる2ndレグを3月5日に迎える。
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リールでの実績を受け、ローマで結果を残せなかったフォンセカ監督を新指揮官に迎えたミランだったが、案の定うまくはいかなかった。前任者のピオリ監督に比べると攻撃的でリスクを冒すサッカーを標榜していたが、不安定な戦いに終始しシーズン序盤から解任の危機に見舞われた。ミラノ・ダービーやCLレアル・マドリー戦では会心の白星を挙げたが、その勢いを持続することはできず。主力選手たちの掌握にも失敗し、2024年をもってミランはフォンセカ監督の解任の決断を下すことになった。 ◆フロントの迷走が足かせに~10位ローマ~(勝ち点23) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シーズン前はスクデット争いも十分に可能と見ていたローマだったが、散々なシーズン前半戦となってしまった。出足に躓いたチームは昨季立て直しに成功していたデ・ロッシ監督を早々に見切る悪手を敢行。代わって就任したユリッチ監督もチーム状態を変えられず監督を引退していたクラブOBのラニエリ氏を引っ張ってくる始末となった。新戦力のFWドフビクのフィットにやや時間がかかったのが痛かったが、フロントがレジェンドのデ・ロッシ監督の手腕を信じることができればこれほど苦戦することはなかったのではないか。 ◆一躍セリエAを代表するGKに~鈴木彩艶~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> まさかこれほどのインパクトを残すことになるとは鈴木彩艶を知る日本人でも予想できた人は少ないのではないか。昇格組の元名門パルマに加入した彩艶は開幕からスタメンの座を奪取。第3節ナポリ戦で退場して出場停止となったウディネーゼ戦を除いて前半戦フルタイム出場を果たした。しかもそのプレー内容も素晴らしく、得意のフィードで攻撃の起点になったかと思えば、セービングに関してもチームを救う好守が目立ち、今やパルマのストロングポイントになっている程だ。一躍セリエAを代表するGKとなった彩艶が後半戦、パルマを残留に導く活躍を続けられれば更に評価は高まるはずだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWマルクス・テュラム(インテル) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 相棒のラウタロが不調に苦しむ中、インテルの攻撃を牽引。早くも昨季の13ゴールに迫る12ゴールを挙げ、今季はゴールで勝利に貢献している。もちろん、エゴイスティックな面は昨季同様一切なくアシストにも回っており、自身の価値を更に高める前半戦となった。 ★最優秀監督 ◆ジャン・ピエロ・ガスペリーニ(アタランタ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季はEL優勝をアタランタにもたらした名将は今季ここまでハードなCLも戦いつつセリエAでも首位戦線に絡む見事な戦いを続けている。確立されたスタイルで今やビッグクラブをも凌駕する戦いぶりを見せる。怒涛の11連勝は圧巻だった。 【期待以上】 ★チーム ◆ラツィオ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 監督が代わり戦力もダウンしたかと思われたラツィオがここまで上位に絡んでくるとは予想できなかった。バローニ監督の手腕が高く評価されて良い結果となっている。 ★選手 FWフランシスコ・コンセイソン(ユベントス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユルドゥズと共にユベントスの攻撃を牽引。メッシを彷彿とさせるようなキレのあるドリブルでスーパーサブの立ち位置から一躍ユベントスの主軸アタッカーとなった。 【期待外れ】 ★チーム ◆ローマ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw14.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 優勝争いに絡めるだけの戦力を擁しているかと思われた中でのまさかの低迷。フロントの迷走が大きな要因だった。 ★選手 ◆MFドウグラス・ルイス(ユベントス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw15.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アストン・ビラをCL出場に導き、移籍金5000万ユーロもの大金を叩いて獲得したブラジル代表MFだったが、度重なる負傷もあってコンディションが整わず前半戦を通して本領を発揮する姿はついに見られなかった。また、出場した試合では2試合連続PK献上など印象が非常に悪く、ユベンティーノの心を全く掴めないままシーズン後半を迎えてしまった。 2025.01.09 18:00 Thu3
”渡り鳥“のFWマウロ・サラテが37歳で現役引退…「人生で学んだことはすべて、常にボールとともに…」
世界各国のクラブを渡り歩いたアルゼンチン人FWマウロ・サラテ(37)が現役引退を決断した。 昨年1月にウルグアイのダヌービオを退団して以降、フリーの状況が続いていた37歳FWは自身のインスタグラムを通じてスパイクを脱ぐ決断を明かした。 「僕の人生で最も美しい道が終わりを迎える!! 心の中で、そして鮮明な思い出の中で、この文章を書くのは難しいことだ」 「一つのステージが終わりを迎えようとしている。僕の場合、人生で最も美しいステージが終わりを迎えようとしている。なぜなら、生まれたときからフットボールとともに生きてきたからだ」 「規律、献身、犠牲を教えてくれたスポーツ、物心ついたときからずっと愛と情熱を持って生きてきたスポーツ。人生で学んだことはすべて、常にボールとともにあった」 「キャリアの各段階を思い出すと、感極まらずにはいられない。ともに時間を過ごしたすべてのクラブとすべての街を常に心に留めているからね」 「両親をはじめ、すべてのテクニカルスタッフ、チームメイト、多くの友人、経営陣、そして世界で最も美しいこのスポーツを一緒にプレーし、共有してくれたすべての人々のおかげだ」 「今日、僕はこの美しい職業に別れを告げ、新しい職業を始める。プレーヤーとしては別れを告げるけど、フットボールに別れを告げるつもりはないよ」 「友よ、君がいなくなると本当に寂しくなるよ。みんなありがとう…」 2004年のキャリアスタートから、ラツィオやインテル、ウェストハムなど16クラブも渡り歩いてきたサラテ。キャリア初期にプレーしたカタールのアル・サッドや、2017年に加入したUAEのアル・ナスルなど中東にも進出する、渡り鳥のようなキャリアを積んできた。 近年はプロデビューしたクラブでもあるベレス・サルスフィエルドやボカ・ジュニアーズ、ブラジルのアメリカ・ミネイロやジュベントゥージ、ダヌービオなど南米でプレー。キャリア通算では公式戦500以上に出場し、130ゴール以上を挙げた。 2025.01.12 16:41 Sun4
インテルに痛手…チャルハノールに続きビセックも内転筋のケガで次節欠場が確定
インテルは10日、ドイツ人DFヤン・アウレル・ビセックの負傷を発表した。 今季ここまで公式戦21試合に出場しているビセックは、6日に行われたスーペル・コパ決勝のミラン戦にフル出場。しかし、この試合で左足を負傷すると、10日に受診した検査で左太ももの内転筋に張りがあることが判明した。 クラブは離脱期間について明かしていないが、来週にも再検査を実施すると発表しており、12日に行われるヴェネツィア戦は欠場することが確定。 なお、インテルではビセックのほかにも、MFハカン・チャルハノールやFWホアキン・コレア、DFフランチェスコ・アチェルビがケガのためヴェネツィア戦を欠場するとのことだ。 2025.01.11 08:55 Sat5