ウェストハムに戻りたいのに…上海上港アルナウトビッチ、飛行機欠航で移籍出来ず?

2020.01.31 18:28 Fri
Getty Images
上海上港に所属するオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(30)が中国に釘付けにされているようだ。

世界中で拡大の一途を辿る新型コロナウイルス。その影響はフットボール界にまで及び、大会の日程変更をはじめ、選手の移籍にまで波及する事態となっている。

イギリス『ミラー』によると、アルナウトビッチも“被害者”の一人。昨夏にウェストハムから4年契約で移籍した同選手は、シーズン後半の途中加入ながらも中国超級で11試合に出場し、9ゴール3アシストと上々の成績を残した。
だが現在、アルナウトビッチはハマーズへの復帰を望んでいるようで、クラブ側もオープンであると『ミラー』は言う。しかし、ここで障害となっているのが流行中のウイルスだ。

これ以上の感染者を増やさないよう、中国政府をはじめ世界各国が中国を行き来するフライトの欠航を発表しているため、アルナウトビッチは中国から出られない状況が続いているという。例え両者が相思相愛だとしても、交渉が出来なければ話にならない。
今のところ再開の目途は立っておらず、移籍市場閉幕もまもなく。所変わってローマでは、アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレが中国移籍に迫っていたものの、今回の影響で断念したとの情報もある。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、フットボール界にどこまで影響を及ぼすのだろうか。

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