【質疑応答1】常勝軍団入りの新加入選手たちが鹿島への移籍理由や印象語る
2020.01.24 11:00 Fri
鹿島アントラーズが23日、茨城県内のホテルで2020シーズン新体制発表会見を開いた。
GK山田大樹「小さい頃からの夢だったサッカー選手になるということで、そのキャリアを鹿島アントラーズという素晴らしいクラブで始められたことをすごく嬉しく思いますし、誇りに思っています。今まではアカデミーの中で守られている立場でプレーや私生活に取り組んでいましたが、これからは一人の選手、一人の社会人として、自覚と責任を持ってやっていきたいと思います」
MF荒木遼太郎「まず鹿島アントラーズに加入できて、本当に嬉しく思っています。また、これが一つのスタートとして頑張っていきたいと思います」
MF松村優太「まずサッカーを始めた頃からの夢であるプロ選手になり、そのキャリアを鹿島アントラーズで始めることができて、すごく光栄に思っています。常にタイトルや結果を求められるクラブだと思っているので、そこに少しでも貢献していけるようにやっていきたいと思います」
DF奈良竜樹「日本で一番タイトルを獲っているクラブに必要とされたことは光栄なことですし、今後、そのタイトル数を増やしていかなくてはいけないという責任感などで、今は身が引き締まる思いです」
DF杉岡大暉「伝統ある素晴らしいチームに来れたことを嬉しく思いますし、常にタイトルを獲っているイメージが僕の中でもあって、僕もこのチームでタイトル獲得に貢献したいという思いがあって選ばせて頂きました。頑張ります」
FWエヴェラウド「このようなクラブに加入できたことは非常に嬉しく思っています。まず僕は周りの日本人のチームメイトに慣れなくてはいけないですし、特長を掴まなくてはいけない状況です。ただ、その中で唯一、難しいことは言語であって、それ以外は頑張ればなんとかできると思います。お互いに助け合って、今シーズンの目標の全てを達成できればと思っています」
MFファン・アラーノ「打診を受けた時から非常に嬉しい思いで、このように皆さんの前に立つことができて光栄に思っています。こういうビッグクラブのユニフォームに袖を通すことは非常に責任がありますし、チームメイトと共にタイトルを獲ることに向けて、自分なりのやり方で貢献できればと思っています」
「自分がまずやらなくてはいけないことは日本の生活や環境、練習メニュー、チームメイトに慣れることが一番です。それができれば、良い結果を出して、この歴史に恥のない形になるのではないかなと思います。ブラジルでは日本のクラブといえば、アントラーズであり、僕はブラジルだけでなく世界中に知られていると思います。その歴史をもっと大きく、強くするために貢献できればと思います」
MF和泉竜司「まず伝統ある鹿島アントラーズの一員になれたことを嬉しく思います。タイトルを獲るために日々の練習も生活も全てをそこに捧げたいなと思います」
DF広瀬陸斗「伝統ある常勝軍団・鹿島に来れて嬉しく思います。常に勝ちを求めなくてはいけませんし、タイトルを獲らなくてはいけないという義務があると思うので、そのプレッシャーの中でサッカーができることが自分にとって幸せに思います」
DF永戸勝也「このような場に来られて素直に嬉しく思います。ありきたりな言葉になってしまいますが、本当にこのチームで恥じないプレー、責任感のあるプレーをしなくてはいけないなという気持ちでいっぱいです」
──どんなプレーでチームに貢献したいか
山田「自分の特長はカウンターのキックやスローインで攻撃の起点になることなので、そこを練習の中で磨きながら試合で出せるようにしていきたいと思います」
荒木「自分の持ち味はキックを生かしたプレーなので、そういったプレーを生かしていきたいです」
松村「自分のストロングポイントであるスピードに乗ったドリブルでシュートやアシストなど、ゴールに直結するプレーをしていきたいと思います」
染野「自分の持ち味はシュートやパスなので、そういうところを見てほしいです」
奈良「センターバックなのでまずは、目の前の相手に仕事をさせないこと。そして、声や姿勢でしっかりチームをまとめて引き締めていくというところは責任持ってやりたいです」
杉岡「サイドバックとして攻守にハードワークをして、チームに活力を与えたり、なくてはならない存在になれるように頑張りたいと思います」
エヴェラウド「自分の特長はパワーと瞬発力と決定力です。ゴールを求められていると思うので、チームをゴールで助けることができればと思います」
ファン・アラーノ「自分の特長は機動力であり、その機動力の中でのラストパスというのが自分の武器です。そのラストパスをフォワードの手助けになるように出せればと思います。あとは、ゴール前に行くのが好きなので得点でも貢献できればと思います」
和泉「まずはチームの勝利のために攻守においてハードワークすることもそうですし、特長であるドリブル、シュート、パス全てを使って、特典に多く関わりたいです」
広瀬「自分は特長という特長はあまりないと思っていますが、基本である戦うというところをピッチで表現できればと思います」
永戸「僕も決して上手い選手ではないので、まずは泥臭く、体を張るというところをプレーの基本にしています。昨年は10アシストしたのは全部左足で、そこに特長があるので、そういうところでチームの勝利に貢献できればと思います」
──鹿島との対戦経験があると思うが、加入前と加入後の印象は
奈良「川崎F時代に何度か対戦をして、本当に勝ちに対して執着が強いチームだなとはピッチ内では感じていました。僕は結構、川崎F時代は鹿島との対戦成績は良くて、ただ、勝った時の達成感や喜びは鹿島がそこへのこだわりが強いからこそ、他のクラブに勝った時よりも大きかったなと思います」
「それが僕の中の印象で、実際に鹿島に加入しましたけど、その印象は変わっていなくて、練習からみんなタフですし、戦うということが常にベースにあるクラブだなというのは感じているので、大きな違いというのはないです。前からの印象通りのクラブだなと感じています」
杉岡「僕自身、鹿島と2勝2敗で、勝った2ゲームもアディショナルタイムでの得点だったので、鹿島に勝つことは簡単なことではなく、難しいことでした。逆に鹿島のホームで戦った時は、何もできずに負けてしまった印象が強く、本当に勝負強いという印象が強いです」
「練習に入ってみて、厳しいところを求め合うところだったり、個人のレベルの高さとかは感じたので、来てよかったなと思います。もっともっと貢献したいなと思います」
和泉「やはり対戦してて、率直に嫌だなと思うチームでした。たとえ内容が良くなくても勝ちを持ってこれるチームという印象です。実際、一緒にトレーニングをしていても、細部、体を張ったり、勝負にこだわる部分は名古屋より高いのかなと感じました。そこはしっかり自分もそれ以上のプレーをしていければと思います」
広瀬「昨年対戦してみて、一つ一つのデュエルで激しく来ますし、加入してそういう練習をする中でのボールへの執着心を強く持っていて、入ってからも、加入前との印象はあまり変わりません」
永戸「本当に一つ一つの球際であったり、勝負というところでの勝ちが多いチームだなと感じています。練習から球際がみんな強いなと感じています。僕も早くそこに慣れて同じように、一つのボールに対して執着してやっていければと思います」
──鹿島のレギュラー争いの難しさは国内で一番だと思うが、そこへの覚悟は
山田「今年はGKが4人いるので、その中で誰よりも集中して、誰よりも何事にも一番にならなければ、この鹿島のゴールを守れないと思います。練習の中の一つのプレーを大事にしてやっていくことが、試合に出るために必要なことだと思います」
荒木「鹿島で何度か練習をして、プレースピードであったり、戦うというところは、自分もやっていかないと試合に出れないと思っています。そういうところをしっかりとやっていきたいです」
松村「試合に出ることは簡単なことではないと思いますし、何度か練習してみてまだまだ自分に足りないところばかりだなと感じています。日々、吸収して学んでいって、少しでも早く試合に出場できるように、厳しいポジション争いになってくると思いますが、そこに対して頑張っていきたいと思います」
染野「FWは層が厚い印象で、そこで自分がスタメンで出るというところを目指して、頑張っていきながら、今年一年やっていければと思います」
──テクニカルディレクターのジーコ氏から言葉はあったか?
エヴェラウド「正直、僕の世代の選手ではないというのがありますが、年上の方から彼のことは色々と聞いています。僕より上の世代の選手たちは彼がアイドルでした。彼がどれだけすごいかは聞いていますし、ブラジルでは誰もが彼のことが大好きで尊敬しています」
「今度、僕にも会う機会があれば嬉しいです。もっと強みになるのは、身近に僕らの練習を見ていて、そこから助言がもらえるので、自分の成長につながればと思います」
ファン・アラーノ「鹿島で彼がやってたプレーを観たらどれだけ凄いか、どれだけ鹿島に貢献した人なのかが分かります。ブラジルでは申し分なく、みんなが大好きな人です。選手としても素晴らしい実績を残しています。ここでどれくらいのモノをしていたのかというのを観て、驚いていますし、せめて彼の半分くらいでも貢献できればと思います。そこに追いつけるように日々、努力していきたいなと思っています。また、まだ面識はないので、彼と会う日を楽しみにしています」
──移籍を決断した理由について
杉岡「移籍の理由は半年後にはオリンピックもありますし、その先の自分のサッカー人生を考えた上で、自分自身を一回り、二回りも成長しないといけないという危機感を感じていました。その中で鹿島からオファーをもらって僕自身、まだまだ成長したいと思いました。半年後にオリンピックがあり、リスクはあるかもしれないですけど、それを考えてもこのチームに来たかったですし、このチームで成長しないとオリンピックでも活躍できないと思ったので移籍を決断しました」
エヴェラウド「鹿島という名前は間違いなく魅力です。ただ、僕自身は子供が2人いて、日本という国の教育・尊重というベースが今後の自分の子供にとっても非常に重要だなという思いでいました」
「オファーはいろいろなクラブからありましたけど、僕は新たな挑戦をしたいという気持ちが強かったので、このビッグクラブで結果を残したいと、その挑戦を受けたいという強い気持ちが芽生えたので、その気持ちだけで判断しました」
ファン・アラーノ「自分のキャリアにとっては一番の最大の挑戦かなと思っています。アントラーズというクラブの大きさ、規模を考えれば、このオファーを断る理由はありませんでした。その挑戦を成功という形に導きたいですし、ピッチ内で貢献できれば一番ベストですけど、ピッチ外でもチームの手助け、彼らが勝利を手にする手助けができればと思います。ただ、僕自身はピッチの中でキャリア最大のチャンスを生かしたいと思っています」
和泉「常に勝つことを求められて、タイトルが求められるこのチームでプレーしたいと率直に思いました。そこでの日々が人間としても選手としても成長につながると思って決めました。あと、このクラブなら全てのタイトルを獲れるチームだと思いますし、獲らなくてはいけないと思うので、そういったところも決め手の一つです」
広瀬「自分に足りないものをここで得られると思ったので、それを求めてに来ました」
永戸「僕自身、2018シーズンは仙台でなかなか試合に絡めないことが多く、そういうシーズンを過ごした中で昨年は結果を残し、こういうチャンスが生まれました。サッカーは一年あれば、どれだけ成長できるかわからないなということも感じました。このクラブなら僕がまだ想像できないというか、考えられないようなことができると思い、挑戦することを決めてここに来ました」
──昨シーズンは日本勢が奪えなかったタイトルを日本を代表して戦うことになるが、このアジアで戦うことやアジア王者への思いは
「対戦相手がメルボルン・ビクトリーで、相手は4、5カ月も活動しているので、フィジカル的な要素では我々を上回っている状態であるということ、あとは体格の部分で身長差があると思います」
「我は技術的な能力、サッカー的な能力が高い。その中で選手達が意欲的にやっているというプラスなことがあります。簡単にいく試合ではないとも思いますし、準備期間を含めて、いろいろな要素があるが、何がなんでも突破しないといけません。このプレーオフで勝ち抜くことができば、グループステージに行くことができ、少し余裕を持って準備をしながらできるのではないかなと思います」
「このクラブはアジアでNO.1に近い、またトップ5に入るクラブだと思っています。そのクラブがACLに出ないなんてことはあってはならないと思います。なので、まずはしっかりと第一目標を達成したいと思います」
山田「鹿島は一昨年、ACLのチャンピオンになっていて、自分もその時の練習の雰囲気や試合も観ていました。自分も試合の出場のチャンスを自分で掴んで行かなくてはいけないと思いますし、そのためにはさっきも言ったように練習からしっかりとやって、まずは28日のプレーオフを全員で戦えればと思います」
荒木「まず自分自身、ACLに出ることは初めてのことなので、その中で常に試合に出れる準備をしながら、出る時は覚悟を持って戦えればと思います」
松村「鹿島はアジアの頂点を取れるクラブだと思いますし、その舞台で戦うことによって自分自身の成長にもつながると思います。まずはその舞台で戦えるようにしっかりと日々の練習に真摯に向き合ってやっていきたいと思います。まずは28日は全員で戦ってグループステージに行けるように、そしてタイトルを取れる大会にしていけるように頑張っていきたいと思います」
染野「アジアの戦いは本当に難しいですし、その中でも鹿島というのは勝たなくてはいけない立場に置かれていると思います。しっかりと23日のプレーオフを全員で戦って、勝ちに行きたいと思っています」
奈良「ACLは本当に移動や環境であったり、相手のチームのプレースタイルというところで、本当にタフな大会でその大会で選手個人、チームとしても大きく成長できる大会だと思っていいます。その大会になんとしても出場したいという強い気持ちがあります。まず28日、難しい相手だと思いますけど、チーム全員で勝ちという結果をしっかりと取って、本戦へ進めるように頑張っていきたいです」
杉岡「ACLは僕自身も出たことがないですし、同世代の選手たちも何人かが出ている中で、そういう話を聞いていたら、すごく成長できる場だと言っていました。やはりそこに出場したいという思いは強いので、まずは28日でしっかり勝って、グループステージに参戦できるように頑張りたいと思います」
エヴェラウド「僕自身、ACL初出場ですが、難しい大会になると思います。まずこのプレーオフがタフでそう簡単には勝てないと思いますけど、練習でチームメイトが見せている姿勢、監督の指導・哲学は少なからず、この試合で現れるのかなと思います。試合に関してはみんなで賢くやらなくてはいけないですし、勝つことに専念して全員でやっていかなくてはならないと思います。非常に楽しみにしています」
アラーノ「僕自身もACL初出場になりますけど、周りのチームメイトと話をしたら、『結構、楽しいよ』と。Jリーグとは違う状況、違うサッカー、環境なので、と。出れるようにみんなで頑張ろうという話をしていました。僕自身も非常に楽しみですし、何がなんでも28日の試合を勝ち切りたいなと思います。このビッグクラブはアジアの頂点に立たなくてはいけないと思っているので、僕自身、それに貢献できればと思います」
和泉「まずACLは誰もが出れる大会ではないと思いますし、個人としてもそこに出場したいという素直な気持ちがあります。そして、個人として、チームとしても結果を出すために、プレーオフを勝ち抜くことが必要なので、そこに向けてしっかりと準備したいなと思います」
広瀬「ACLは環境の違いや移動距離、アウェイの洗礼などもありますが、個人的には身長が高い選手やスピードが速い選手が多い中で、自分がどれだけ通用するかが楽しみです。それを経験するためにも28日は何がなんでも勝ちに行きたいなと思います」
永戸「僕も初めてなので雰囲気とかは体験してみないと分からないですけど、僕にできることは目の前の試合に向けて良い準備、アプローチをして試合に臨むことです。本戦に出場すれば、Jリーグの日程もあって過密になると思いますけど、良い準備が大事だと思っているので、楽しみにしています」
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新体制発表会見には、新任のアントニオ・カルロス・ザーゴ監督に加え、GK山田大樹、MF荒木遼太郎、MF松村優太、、FW染野唯月、DF奈良竜樹、DF杉岡大暉、FWエヴェラウド、MFファン・アラーノ、MF和泉竜司、DF広瀬陸斗、DF永戸勝也の11名の新加入選手が登場。選手たちはそれぞれ挨拶を済ませた後、メディア陣からの質疑に応対した。──鹿島に加入して率直な気持ちGK山田大樹「小さい頃からの夢だったサッカー選手になるということで、そのキャリアを鹿島アントラーズという素晴らしいクラブで始められたことをすごく嬉しく思いますし、誇りに思っています。今まではアカデミーの中で守られている立場でプレーや私生活に取り組んでいましたが、これからは一人の選手、一人の社会人として、自覚と責任を持ってやっていきたいと思います」
MF松村優太「まずサッカーを始めた頃からの夢であるプロ選手になり、そのキャリアを鹿島アントラーズで始めることができて、すごく光栄に思っています。常にタイトルや結果を求められるクラブだと思っているので、そこに少しでも貢献していけるようにやっていきたいと思います」
FW染野唯月「鹿島アントラーズという素晴らしいクラブに加入できたことはすごく嬉しいですし、その中で自分が目指しているものへ、ここで成長の糧になるように頑張っていきたいと思っています」
DF奈良竜樹「日本で一番タイトルを獲っているクラブに必要とされたことは光栄なことですし、今後、そのタイトル数を増やしていかなくてはいけないという責任感などで、今は身が引き締まる思いです」
DF杉岡大暉「伝統ある素晴らしいチームに来れたことを嬉しく思いますし、常にタイトルを獲っているイメージが僕の中でもあって、僕もこのチームでタイトル獲得に貢献したいという思いがあって選ばせて頂きました。頑張ります」
FWエヴェラウド「このようなクラブに加入できたことは非常に嬉しく思っています。まず僕は周りの日本人のチームメイトに慣れなくてはいけないですし、特長を掴まなくてはいけない状況です。ただ、その中で唯一、難しいことは言語であって、それ以外は頑張ればなんとかできると思います。お互いに助け合って、今シーズンの目標の全てを達成できればと思っています」
MFファン・アラーノ「打診を受けた時から非常に嬉しい思いで、このように皆さんの前に立つことができて光栄に思っています。こういうビッグクラブのユニフォームに袖を通すことは非常に責任がありますし、チームメイトと共にタイトルを獲ることに向けて、自分なりのやり方で貢献できればと思っています」
「自分がまずやらなくてはいけないことは日本の生活や環境、練習メニュー、チームメイトに慣れることが一番です。それができれば、良い結果を出して、この歴史に恥のない形になるのではないかなと思います。ブラジルでは日本のクラブといえば、アントラーズであり、僕はブラジルだけでなく世界中に知られていると思います。その歴史をもっと大きく、強くするために貢献できればと思います」
MF和泉竜司「まず伝統ある鹿島アントラーズの一員になれたことを嬉しく思います。タイトルを獲るために日々の練習も生活も全てをそこに捧げたいなと思います」
DF広瀬陸斗「伝統ある常勝軍団・鹿島に来れて嬉しく思います。常に勝ちを求めなくてはいけませんし、タイトルを獲らなくてはいけないという義務があると思うので、そのプレッシャーの中でサッカーができることが自分にとって幸せに思います」
DF永戸勝也「このような場に来られて素直に嬉しく思います。ありきたりな言葉になってしまいますが、本当にこのチームで恥じないプレー、責任感のあるプレーをしなくてはいけないなという気持ちでいっぱいです」
──どんなプレーでチームに貢献したいか
山田「自分の特長はカウンターのキックやスローインで攻撃の起点になることなので、そこを練習の中で磨きながら試合で出せるようにしていきたいと思います」
荒木「自分の持ち味はキックを生かしたプレーなので、そういったプレーを生かしていきたいです」
松村「自分のストロングポイントであるスピードに乗ったドリブルでシュートやアシストなど、ゴールに直結するプレーをしていきたいと思います」
染野「自分の持ち味はシュートやパスなので、そういうところを見てほしいです」
奈良「センターバックなのでまずは、目の前の相手に仕事をさせないこと。そして、声や姿勢でしっかりチームをまとめて引き締めていくというところは責任持ってやりたいです」
杉岡「サイドバックとして攻守にハードワークをして、チームに活力を与えたり、なくてはならない存在になれるように頑張りたいと思います」
エヴェラウド「自分の特長はパワーと瞬発力と決定力です。ゴールを求められていると思うので、チームをゴールで助けることができればと思います」
ファン・アラーノ「自分の特長は機動力であり、その機動力の中でのラストパスというのが自分の武器です。そのラストパスをフォワードの手助けになるように出せればと思います。あとは、ゴール前に行くのが好きなので得点でも貢献できればと思います」
和泉「まずはチームの勝利のために攻守においてハードワークすることもそうですし、特長であるドリブル、シュート、パス全てを使って、特典に多く関わりたいです」
広瀬「自分は特長という特長はあまりないと思っていますが、基本である戦うというところをピッチで表現できればと思います」
永戸「僕も決して上手い選手ではないので、まずは泥臭く、体を張るというところをプレーの基本にしています。昨年は10アシストしたのは全部左足で、そこに特長があるので、そういうところでチームの勝利に貢献できればと思います」
──鹿島との対戦経験があると思うが、加入前と加入後の印象は
奈良「川崎F時代に何度か対戦をして、本当に勝ちに対して執着が強いチームだなとはピッチ内では感じていました。僕は結構、川崎F時代は鹿島との対戦成績は良くて、ただ、勝った時の達成感や喜びは鹿島がそこへのこだわりが強いからこそ、他のクラブに勝った時よりも大きかったなと思います」
「それが僕の中の印象で、実際に鹿島に加入しましたけど、その印象は変わっていなくて、練習からみんなタフですし、戦うということが常にベースにあるクラブだなというのは感じているので、大きな違いというのはないです。前からの印象通りのクラブだなと感じています」
杉岡「僕自身、鹿島と2勝2敗で、勝った2ゲームもアディショナルタイムでの得点だったので、鹿島に勝つことは簡単なことではなく、難しいことでした。逆に鹿島のホームで戦った時は、何もできずに負けてしまった印象が強く、本当に勝負強いという印象が強いです」
「練習に入ってみて、厳しいところを求め合うところだったり、個人のレベルの高さとかは感じたので、来てよかったなと思います。もっともっと貢献したいなと思います」
和泉「やはり対戦してて、率直に嫌だなと思うチームでした。たとえ内容が良くなくても勝ちを持ってこれるチームという印象です。実際、一緒にトレーニングをしていても、細部、体を張ったり、勝負にこだわる部分は名古屋より高いのかなと感じました。そこはしっかり自分もそれ以上のプレーをしていければと思います」
広瀬「昨年対戦してみて、一つ一つのデュエルで激しく来ますし、加入してそういう練習をする中でのボールへの執着心を強く持っていて、入ってからも、加入前との印象はあまり変わりません」
永戸「本当に一つ一つの球際であったり、勝負というところでの勝ちが多いチームだなと感じています。練習から球際がみんな強いなと感じています。僕も早くそこに慣れて同じように、一つのボールに対して執着してやっていければと思います」
──鹿島のレギュラー争いの難しさは国内で一番だと思うが、そこへの覚悟は
山田「今年はGKが4人いるので、その中で誰よりも集中して、誰よりも何事にも一番にならなければ、この鹿島のゴールを守れないと思います。練習の中の一つのプレーを大事にしてやっていくことが、試合に出るために必要なことだと思います」
荒木「鹿島で何度か練習をして、プレースピードであったり、戦うというところは、自分もやっていかないと試合に出れないと思っています。そういうところをしっかりとやっていきたいです」
松村「試合に出ることは簡単なことではないと思いますし、何度か練習してみてまだまだ自分に足りないところばかりだなと感じています。日々、吸収して学んでいって、少しでも早く試合に出場できるように、厳しいポジション争いになってくると思いますが、そこに対して頑張っていきたいと思います」
染野「FWは層が厚い印象で、そこで自分がスタメンで出るというところを目指して、頑張っていきながら、今年一年やっていければと思います」
──テクニカルディレクターのジーコ氏から言葉はあったか?
エヴェラウド「正直、僕の世代の選手ではないというのがありますが、年上の方から彼のことは色々と聞いています。僕より上の世代の選手たちは彼がアイドルでした。彼がどれだけすごいかは聞いていますし、ブラジルでは誰もが彼のことが大好きで尊敬しています」
「今度、僕にも会う機会があれば嬉しいです。もっと強みになるのは、身近に僕らの練習を見ていて、そこから助言がもらえるので、自分の成長につながればと思います」
ファン・アラーノ「鹿島で彼がやってたプレーを観たらどれだけ凄いか、どれだけ鹿島に貢献した人なのかが分かります。ブラジルでは申し分なく、みんなが大好きな人です。選手としても素晴らしい実績を残しています。ここでどれくらいのモノをしていたのかというのを観て、驚いていますし、せめて彼の半分くらいでも貢献できればと思います。そこに追いつけるように日々、努力していきたいなと思っています。また、まだ面識はないので、彼と会う日を楽しみにしています」
──移籍を決断した理由について
杉岡「移籍の理由は半年後にはオリンピックもありますし、その先の自分のサッカー人生を考えた上で、自分自身を一回り、二回りも成長しないといけないという危機感を感じていました。その中で鹿島からオファーをもらって僕自身、まだまだ成長したいと思いました。半年後にオリンピックがあり、リスクはあるかもしれないですけど、それを考えてもこのチームに来たかったですし、このチームで成長しないとオリンピックでも活躍できないと思ったので移籍を決断しました」
エヴェラウド「鹿島という名前は間違いなく魅力です。ただ、僕自身は子供が2人いて、日本という国の教育・尊重というベースが今後の自分の子供にとっても非常に重要だなという思いでいました」
「オファーはいろいろなクラブからありましたけど、僕は新たな挑戦をしたいという気持ちが強かったので、このビッグクラブで結果を残したいと、その挑戦を受けたいという強い気持ちが芽生えたので、その気持ちだけで判断しました」
ファン・アラーノ「自分のキャリアにとっては一番の最大の挑戦かなと思っています。アントラーズというクラブの大きさ、規模を考えれば、このオファーを断る理由はありませんでした。その挑戦を成功という形に導きたいですし、ピッチ内で貢献できれば一番ベストですけど、ピッチ外でもチームの手助け、彼らが勝利を手にする手助けができればと思います。ただ、僕自身はピッチの中でキャリア最大のチャンスを生かしたいと思っています」
和泉「常に勝つことを求められて、タイトルが求められるこのチームでプレーしたいと率直に思いました。そこでの日々が人間としても選手としても成長につながると思って決めました。あと、このクラブなら全てのタイトルを獲れるチームだと思いますし、獲らなくてはいけないと思うので、そういったところも決め手の一つです」
広瀬「自分に足りないものをここで得られると思ったので、それを求めてに来ました」
永戸「僕自身、2018シーズンは仙台でなかなか試合に絡めないことが多く、そういうシーズンを過ごした中で昨年は結果を残し、こういうチャンスが生まれました。サッカーは一年あれば、どれだけ成長できるかわからないなということも感じました。このクラブなら僕がまだ想像できないというか、考えられないようなことができると思い、挑戦することを決めてここに来ました」
──昨シーズンは日本勢が奪えなかったタイトルを日本を代表して戦うことになるが、このアジアで戦うことやアジア王者への思いは
「対戦相手がメルボルン・ビクトリーで、相手は4、5カ月も活動しているので、フィジカル的な要素では我々を上回っている状態であるということ、あとは体格の部分で身長差があると思います」
「我は技術的な能力、サッカー的な能力が高い。その中で選手達が意欲的にやっているというプラスなことがあります。簡単にいく試合ではないとも思いますし、準備期間を含めて、いろいろな要素があるが、何がなんでも突破しないといけません。このプレーオフで勝ち抜くことができば、グループステージに行くことができ、少し余裕を持って準備をしながらできるのではないかなと思います」
「このクラブはアジアでNO.1に近い、またトップ5に入るクラブだと思っています。そのクラブがACLに出ないなんてことはあってはならないと思います。なので、まずはしっかりと第一目標を達成したいと思います」
山田「鹿島は一昨年、ACLのチャンピオンになっていて、自分もその時の練習の雰囲気や試合も観ていました。自分も試合の出場のチャンスを自分で掴んで行かなくてはいけないと思いますし、そのためにはさっきも言ったように練習からしっかりとやって、まずは28日のプレーオフを全員で戦えればと思います」
荒木「まず自分自身、ACLに出ることは初めてのことなので、その中で常に試合に出れる準備をしながら、出る時は覚悟を持って戦えればと思います」
松村「鹿島はアジアの頂点を取れるクラブだと思いますし、その舞台で戦うことによって自分自身の成長にもつながると思います。まずはその舞台で戦えるようにしっかりと日々の練習に真摯に向き合ってやっていきたいと思います。まずは28日は全員で戦ってグループステージに行けるように、そしてタイトルを取れる大会にしていけるように頑張っていきたいと思います」
染野「アジアの戦いは本当に難しいですし、その中でも鹿島というのは勝たなくてはいけない立場に置かれていると思います。しっかりと23日のプレーオフを全員で戦って、勝ちに行きたいと思っています」
奈良「ACLは本当に移動や環境であったり、相手のチームのプレースタイルというところで、本当にタフな大会でその大会で選手個人、チームとしても大きく成長できる大会だと思っていいます。その大会になんとしても出場したいという強い気持ちがあります。まず28日、難しい相手だと思いますけど、チーム全員で勝ちという結果をしっかりと取って、本戦へ進めるように頑張っていきたいです」
杉岡「ACLは僕自身も出たことがないですし、同世代の選手たちも何人かが出ている中で、そういう話を聞いていたら、すごく成長できる場だと言っていました。やはりそこに出場したいという思いは強いので、まずは28日でしっかり勝って、グループステージに参戦できるように頑張りたいと思います」
エヴェラウド「僕自身、ACL初出場ですが、難しい大会になると思います。まずこのプレーオフがタフでそう簡単には勝てないと思いますけど、練習でチームメイトが見せている姿勢、監督の指導・哲学は少なからず、この試合で現れるのかなと思います。試合に関してはみんなで賢くやらなくてはいけないですし、勝つことに専念して全員でやっていかなくてはならないと思います。非常に楽しみにしています」
アラーノ「僕自身もACL初出場になりますけど、周りのチームメイトと話をしたら、『結構、楽しいよ』と。Jリーグとは違う状況、違うサッカー、環境なので、と。出れるようにみんなで頑張ろうという話をしていました。僕自身も非常に楽しみですし、何がなんでも28日の試合を勝ち切りたいなと思います。このビッグクラブはアジアの頂点に立たなくてはいけないと思っているので、僕自身、それに貢献できればと思います」
和泉「まずACLは誰もが出れる大会ではないと思いますし、個人としてもそこに出場したいという素直な気持ちがあります。そして、個人として、チームとしても結果を出すために、プレーオフを勝ち抜くことが必要なので、そこに向けてしっかりと準備したいなと思います」
広瀬「ACLは環境の違いや移動距離、アウェイの洗礼などもありますが、個人的には身長が高い選手やスピードが速い選手が多い中で、自分がどれだけ通用するかが楽しみです。それを経験するためにも28日は何がなんでも勝ちに行きたいなと思います」
永戸「僕も初めてなので雰囲気とかは体験してみないと分からないですけど、僕にできることは目の前の試合に向けて良い準備、アプローチをして試合に臨むことです。本戦に出場すれば、Jリーグの日程もあって過密になると思いますけど、良い準備が大事だと思っているので、楽しみにしています」
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C大阪は5度のオフサイド、後半AT12分のPK失敗直後の進藤亮佑弾で鹿島戦のホーム連敗を「12」でストップ! 激闘から中2日の鹿島はリーグ戦3連敗の大失速【明治安田J1第10節】
12日、明治安田J1リーグ第10節のセレッソ大阪vs鹿島アントラーズがヨドコウ桜スタジアムで行われた。 前節はサンフレッチェ広島に敗れた15位のC大阪と、前節は京都サンガF.C.との打ち合いで敗れて連敗中の鹿島の一戦となった。 C大阪は直近のリーグ戦から1名を変更し、GKキム・ジンヒョンに代わってGK福井光輝が起用された。対する鹿島は直近のリーグ戦から2名を変更。濃野公人、荒木遼太郎が外れ、津久井佳祐、師岡柊生が起用された。なお、当初は小池龍太がスタメンに名を連ねていたが、急遽変更となっている。 日本代表の森保一監督も視察に訪れた試合。鹿島はミッドウィークにJ2のレノファ山口FCとのYBCルヴァンカップでPK戦の末に敗戦しており、公式戦3連敗から抜け出したい試合となっている。 C大阪はホームでは鹿島戦12連敗中。昨季までのエースFWレオ・セアラをいかに抑えていくかがポイントとなる。 立ち上がりから攻勢をかけるのは鹿島。8分にはボックス内でパスを受けたレオ・セアラが仕掛ける姿勢を見せながら、最後は安西幸輝がシュートも、GK福井の正面に飛ぶ。 10分にはC大阪がチャンス。右CKからルーカス・フェルナンデスがクロスを入れると、ボックス内で田中駿汰がヘッド。しかし、GK早川友基がしっかりとキャッチする。 C大阪は23分にチャンス。FKからのクロスがクリアされると、ボックス手前で待ち構えた北野颯太がダイレクトボレー。しかし、これはわずかに枠を越えていく。 C大阪が積極的に攻勢をかけていく中で34分には鹿島が少ない手数でゴールへ。ボックス左からの松村のクロスを鈴木優磨がボックス中央で打点の高いヘッドで合わせるが、シュートは枠を越えていく。 C大阪は前半の終盤にかけて波状攻撃。北野やラファエル・ハットン、登里享平とシュートを積極的に放っていくが得点は生まれない。 ゴールレスで迎えた後半。C大阪は攻め込んでいくと、ルーカス・フェルナンデスの左サイドからのクロスをラファエル・ハットンがピンポイントヘッド。C大阪が先制に成功したかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックの結果、わずかにオフサイドでゴールは認められなかった。 タフな試合から日が浅い鹿島は、鈴木と松村を下げてチャヴリッチとターレス・ブレーネルを投入して流れを変えに行く。しかし、チャンスはC大阪に65分、左サイドで北野からのパスを受けたラファエル・ハットンがボックス内左から折り返すと、完全にフリーだったルーカス・フェルナンデスが押し込んだが、ラファエル・ハットンがまたもオフサイドでゴールは認められない。 それでも67分、左サイドでFKを獲得するとルーカス・フェルナンデスがゴール前にクロス。これを進藤亮佑がヘディングで叩きつけてネットを揺らし、スタンドが3度目の大歓喜。しかし、VARチェックの結果、またしてもオフサイドで取り消しとなった。 ルヴァンカップの激闘から中2日の影響か、C大阪に押し込まれ続けてしまう鹿島。70分に樋口雄太と師岡を下げて知念慶と荒木を投入。なんとか勝利を目指していく。 C大阪は香川真司も投入していく中で後半アディショナルタイムにビッグチャンス。92分、ルーカス・フェルナンデスが右サイドから仕掛けるとクロスが知念に当たると、今度は奥田勇斗にもあたってゴールへ。しかし、これはGK早川が鋭い反応でセーブする。 さらにアディショナルタイム4分にはCKの流れから本間至恩がボックス左からクロス。田中がヘッドで合わせネットを揺らすことに。しかし、ラファエル・ハットンがオフサイドポジションで跨いだとしてゴールは認められない。 それでも押し込むC大阪はアディショナルタイム5分、カウンターからルーカス・フェルナンデスのパスを受けたラファエル・ハットンがネットを揺らすが、これもオフサイドで認められない。 5度のオフサイドでゴールが認められなかったC大阪だったが、アディショナルタイム7分にドラマが。本間のパスを受けたルーカス・フェルナンデスが寄せてきたターレス・ブレーネルの股を抜いて突破。その際に倒されると主審はPKの判定。このPKを何度もオフサイドに泣かされたラファエル・ハットンが蹴るも、GK早川が完璧に読み切りセーブ。鹿島の守護神はゴールを許さない。 しかし、これで得た左CKから、クロスはレオ・セアラがわずかに触れてファーサイドに流れるも進藤が走り込んで押し込みゴール。最後の最後にゴールを奪い先制に成功する。 土壇場で失点した鹿島。その後のプレーでチャヴリッチがあわやゴールのシーンを作り出すがネットは揺らせず。C大阪が1-0で今季初のクリーンシートの劇的な勝利を収め、鹿島戦のホームゲーム連敗を「12」でストップした。 セレッソ大阪 1-0 鹿島アントラーズ 【C大阪】 進藤亮佑(後45+12) <span class="paragraph-title">【動画】奇跡の決勝弾!PK失敗直後の進藤亮佑弾で鹿島戦連敗を「12」でストップ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> </a> <a href="https://t.co/JWpBRCDZBt">pic.twitter.com/JWpBRCDZBt</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1910970743489286270?ref_src=twsrc%5Etfw">April 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.12 17:13 Sat2
【J1注目プレビュー|第10節:C大阪vs鹿島】天敵・鹿島を迎え撃つC大阪、消耗戦から中2日の鹿島は立ち直れるか
【明治安田J1リーグ第10節】 2025年4月12日(土) 15:00キックオフ セレッソ大阪(15位/9pt) vs ファジアーノ岡山(3位/16pt) [ヨドコウ桜スタジアム] <h3>◆天敵・鹿島を迎え撃つ【セレッソ大阪】</h3> 前節はサンフレッチェ広島に敗れて2度目の逆転負け。ただ、首位を争うチーム相手に悪いところばかりではなかった。 しっかりとしたプレスもハマり、ゴールに向かう姿勢もしっかりと示した中で、自力で勝られた状況。この戦いを忘れずに続けていけば、結果もついてくるはずだ。 とはいえ、チームは15位に低迷。降格圏との勝ち点差はわずか「1」という状況を忘れてはならない。さらに、天敵の鹿島をホームに迎えることとなり、2010年以来勝利がなく現在12連敗中。その悪い流れを払拭できるか注目だ。 ★予想スタメン[4-1-4-1] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、進藤亮佑、西尾隆矢、登里享平 MF:田中駿汰 MF: ルーカス・フェルナンデス、中島元彦、北野颯太、チアゴ・ アンドラーデ FW:ラファエル・ハットン 監督:アーサー・パパス <h3>◆公式戦3連敗を脱せるか【鹿島アントラーズ】</h3> 快調に首位を走っていた鹿島に突如として陰りが。サンフレッチェ広島にアウェイで敗れると、前節はホームでの京都サンガF.C.戦でとんでもない打ち合いとなり、まさかの3-4で打ち負ける結果に。ホームの無敗が「27」でストップした。 ショッキングな敗戦のまま迎えたミッドウィークのYBCルヴァンカップでは、格下のレノファ山口FC相手に苦戦し、PK戦の末に敗退。まさかの公式戦3連敗となった。 ルヴァンカップに関しては主軸を休ませて勝ち上がる想定が、チグハグなプレーが目立ち、主力を投入。それでも試合を決められず、PK戦まで戦う消耗戦となってしまったことは大きな誤算と言える。 長距離移動もあり中2日での戦い。リーグタイトルを獲るためには必ず乗り越えなければいけないものだが、このままズルズル転落しないか注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:早川友基 DF:小池龍太、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:荒木遼太郎、樋口雄太、柴崎岳、松村優太 FW:レオ・セアラ、鈴木優磨 監督:鬼木達 2025.04.12 12:55 Sat3
【ルヴァンカップまとめ】J2で降格圏に沈む山口が鹿島をPK戦で撃破! J1首位の町田がPKの1点を守り切り3回戦へ、“静岡ダービー”はJ2の磐田に軍配
9日、YBCルヴァンカップ2回戦の6試合が各地で行われた。 <h3>【甲府vs町田】J1首位の町田がPKの1点を守り切る</h3> J1で首位を走るFC町田ゼルビアはJ2のヴァンフォーレ甲府と対戦した。 試合は地力勝る町田が主導権を握って進んでいく中、なかなかゴールを奪えず。29分にはアクシデントで菊池流帆が昌子源と交代するなどした中、前半アディショナルタイムに仙頭啓矢がPKを決めて先制する。 良いタイミングで先制した町田。後半は甲府が盛り返し、町田ゴールに迫っていくがゴールが遠い。町田はしっかりと時間を使っていきそのままタイムアップ。PKの1点を守った町田が3回戦に駒を進めた。 <h3>【山口vs鹿島】PKまでもつれた激闘は山口が下剋上</h3> J1で3位の鹿島アントラーズがアウェイでJ2で降格圏に苦しむレノファ山口FCと対戦。ターンオーバーをしたチームだったが、荒木遼太郎や田川が積極的にゴールに迫っていく。 18歳のDF佐藤海宏が積極的なプレーを見せるなど、若手が躍動する中ゴールが遠い鹿島。押し込みながらもゴールを奪えないでいると、後半に山口が先にスコアを動かす。 64分、ボックス左で山口がFKを獲得。池上丈二がクロスではなくマイナスのボールを入れると、小澤亮太がトラップからそのまま左足一閃。サイドネットを揺らし、プロ初ゴールで山口が先制する。 先手を奪われてしまった鹿島はレオ・セアラや柴崎岳、植田直通、安西幸輝と主力を続々と投入して流れを掴みにいくが山口が粘りの戦いの前にゴールを奪えず。それでも81分、自陣からのロングボールをレオ・セアラが競り勝つと、ボックス内右から師岡柊生がボレーで蹴り込み追いついた。 延長戦にもつれ込んだ試合は互いにゴールを奪えずPK戦へ。1人目は共に成功すると、鹿島2人目の柴崎のシュートをGK田口潤人がセーブ。山口は5人全員が成功しPK5-3で山口が下剋上を達成した。 <h3>【磐田vs清水】“静岡ダービー”はJ2の磐田に軍配</h3> J2を戦うジュビロ磐田とJ1を戦う清水エスパルスの“静岡ダービー”。今季はリーグ戦では起こり得ないダービーが実現した中、試合はいきなり動く。 開始24秒、右サイドの中原輝のスルーパスに抜け出した小竹知恩の正確なクロスをゴール前のアフメド・アフメドフが頭で合わせ清水が先制する。 あっという間にリードを奪った清水だが、その後はゴールを奪えず。耐える磐田は53分に川﨑一輝が頭で合わせて同点に追いつくと、80分にはデザインされたセットプレーからリカルド・グラッサがボレーで決めて逆転。そのまま逃げ切り2-1で勝利を収めた。 <h3>【今治vs徳島】J2の四国対決は今治に軍配</h3> 共にJ2を戦う四国勢の対決。今治市長沢での林野火災の影響で延期となっていた1回戦の最後の試合が行われた。 前半からペースを握ったのは徳島ヴォルティス。しかし、何度もゴールに迫るがゴールを奪えない展開となる。一方のFC今治は耐える展開となる中、前半はゴールレスで終えると、後半早々にゴール。54分、日野友貴がボックス中央から決めて先制する。 押し込まれながらも先にスコアを動かした今治。すると64分には右サイドからの笹修大のクロスを藤岡浩介が決めてリードを広げる。 2点ビハインドとなった徳島は72分に坪井清志郎が1点を返すも、その後はゴールを奪えず。2-1で今治が2回戦に駒を進めた。 <h3>◆YBCルヴァンカップ2回戦</h3> ▽4/9(水) モンテディオ山形(J2) 0-1 京都サンガF.C.(J1) 【京都】 永田倖大(前45+1) ヴァンフォーレ甲府(J2) 0-1 FC町田ゼルビア(J1) 【町田】 仙頭啓矢(前45+2) 松本山雅FC(J3) 0-2 アルビレックス新潟 【新潟】 笠井佳祐(前19) 奥村仁(後18) ジュビロ磐田(J2) 2-1 清水エスパルス(J1) 【磐田】 川﨑一輝(後8) リカルド・グラッサ(後35) 【清水】 アフメド・アフメドフ(前1) レノファ山口FC(J2) 1-1(PK:5-3) 鹿島アントラーズ(J1) 【山口】 小澤亮太(後19) 【鹿島】 師岡柊生(後36) V・ファーレン長崎(J2) 1-2 湘南ベルマーレ(J1) 【長崎】 七牟禮蒼杜(後19) 【湘南】 ルイス・フェリッピ(前34) 鈴木章斗(延前13) <h3>◆YBCルヴァンカップ1回戦</h3> ▽4/9(水) FC今治 2-1 徳島ヴォルティス 【今治】 日野友貴(後9) 藤岡浩介(後19) 【徳島】 坪井清志郎(後27) 2025.04.09 21:49 Wed4
【明治安田J1第9節まとめ】町田が首位浮上、広島は勝ち点で並び2位に! 岡山はホームで無敗継続の4勝目、鹿島は「27」でホーム無敗がストップし首位陥落
5日、6日にかけて明治安田J1リーグ第9節の10試合が各地で行われた。 <h3>【鹿島vs京都】壮絶撃ち合いは最後にドラマ</h3> 首位の鹿島アントラーズ(勝ち点16)はホームに7位の京都サンガF.C.(勝ち点12)を迎えた。ホームで26戦無敗の鹿島は前半にレオ・セアラが2ゴールを決めてリードを奪う。 しかし、後半に入ると京都が反撃。61分に奥川雅也にゴールが生まれるとエースのラファエル・エリアスが2ゴールを決め逆転に成功。鹿島の無敗が止まるかと思われたが、後半アディショナルタイムに師岡柊生がネットを揺らし同点。引き分けに終わるかと思われたが、京都がカウンターからラファエル・エリアスのハットトリックとなるゴールで勝ち越し。3-4で京都が勝利し、鹿島はホーム無敗が「27」で止まると共に首位から陥落した。 <h3>【岡山vsFC東京】岡山のホーム無敗継続!ゴラッソで4勝目</h3> 9位のファジアーノ岡山(勝ち点11)は16位のFC東京(勝ち点8)をホームに迎えた。昨シーズンからホームでの負けなしが続く岡山。今季は3勝2分けでJ1での勝利は全てホームという状況だ。 試合はこう着状態が続きゴールレスで後半へ。すると47分、松本昌也が右サイドから崩してネットを揺らすが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。長時間のチェックとなる際どいシーンだったが松本がオフサイドと判定され、ゴールは認められない。 落胆してもおかしくない岡山だったが、61分に相手の最終ラインでのもたつきを見逃さないと、田部井涼がボックス外から浮き球を胸トラップし左足でダイレクトシュート。これがGKの頭を越えてネットを揺らすJ1初ゴール。このゴールで1-0で岡山が勝利を収めた。 <h3>【柏vsG大阪】小泉佳穂のゴールを守り抜きウノゼロ勝利</h3> 5位の柏レイソル(勝ち点13)はホームに12位のガンバ大阪(勝ち点10)を迎えた一戦。勝ち点差3の中での対決となった中、柏が試合のペースを握る。 ゴールレスで試合は進んでいく中で、それでもホームの柏が主導権を握ると65分に待望のゴール。左サイドから崩すと、熊坂光希の縦パスが相手に当たりこぼれ球になるも、垣田裕暉が相手DFを背中で押さえると、福岡将太が突いたボールを小泉佳穂がダイレクトシュート。これが決まり柏が先制し、そのまま1-0で勝利を収めた。 <h3>【横浜FCvs清水】昨季のJ2優勝争い対決は横浜FCに軍配</h3> 18位と苦しむ横浜FC(勝ち点7)と8位と上位を追いかける清水エスパルス(勝ち点11)の対決。昨シーズンはJ1昇格を争った両者のJ1での戦いは、固い展開となる。 前半は強風の影響もあり、互いになかなか良い形を作れない展開に。清水は32分、ボックス手前でパスを受けた乾貴士がミドルシュートを放つが左ポスをに嫌われる。 ゴールレスで迎えた後半、50分に浮き球のパスに抜けたルキアンから繋ぐと、福森晃斗のクロスを山田康太がニアでヘッドで合わせて横浜FCが先制。清水は同点を目指すがなかなかゴールが遠い展開に。1-0で終わるかと思われたが、後半アディショナルタイム7分に左からのクロスを櫻川ソロモンがヘッドで決めて勝負あり。横浜FCが2-0で勝利を収めて降格圏を脱した。 その他、サンフレッチェ広島はセレッソ大阪に2-1で勝利し、2位に浮上。川崎フロンターレとの対戦で引き分けたFC町田ゼルビアは首位に浮上した。一方で、降格圏の横浜F・マリノスは東京ヴェルディと引き分け脱出ならず。湘南ベルマーレに敗れた名古屋グランパスも再び降格圏に転落することに。未勝利で最下位だったアルビレックス新潟がヴィッセル神戸に勝利したものの最下位脱出ならず。それでも勝ち点差がグッと縮まり、下位も上位も混戦状態となっている。 <h3>◆明治安田J1リーグ第9節</h3> ▽4/5(土) 横浜F・マリノス 0-0 東京ヴェルディ ▽4/6(日) ファジアーノ岡山 1-0 FC東京 【岡山】 田部井涼(後16) FC町田ゼルビア 2-2 川崎フロンターレ 【町田】 岡村大八(前34) 西村拓真(後8) 【川崎F】 エリソン(前16) 河原創(後28) 横浜FC 2-0 清水エスパルス 【横浜FC】 山田康太(後5) 櫻川ソロモン(後45+7) ヴィッセル神戸 0-1 アルビレックス新潟 【新潟】 長谷川元希(前12) アビスパ福岡 1-0 浦和レッズ 【福岡】 岩崎悠人(後23) 鹿島アントラーズ 3-4 京都サンガF.C. 【鹿島】 レオ・セアラ(前18、前30) 師岡柊生(後45+2) 【京都】 奥川雅也(後16) ラファエル・エリアス(後35、後37、後45+5) 柏レイソル 1-0 ガンバ大阪 【柏】 小泉佳穂(後20) 湘南ベルマーレ 2-1 名古屋グランパス 【湘南】 福田翔生(前10) 鈴木雄斗(前45) 【名古屋】 稲垣祥(前45+5) サンフレッチェ広島 2-1 セレッソ大阪 【広島】 新井直人(前18) 荒木隼人(後41) 【C大阪】 ルーカス・フェルナンデス(前15) <span class="paragraph-title">【動画】田部井涼の衝撃ゴラッソがJ1初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/vxLmEC5DXS">pic.twitter.com/vxLmEC5DXS</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908752526528168406?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】小泉佳穂がダイレクトで右足一閃</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8FG%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#柏G大阪</a> <a href="https://t.co/snPXMWuH4o">pic.twitter.com/snPXMWuH4o</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908786061284958466?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】仕上げはラファエル・エリアス、首位・鹿島のホーム無敗を「27」で止める</span> <span data-other-div="movie3"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">エリアス、エリアス、エリアス!<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E4%BA%AC%E9%83%BD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島京都</a> <a href="https://t.co/svL6VOq2rO">pic.twitter.com/svL6VOq2rO</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908795009476026793?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.06 18:15 Sun5