鳥栖、徳島のDF内田裕斗を獲得!「鳥栖でプレーできることをとても嬉しく思う」
2019.12.27 14:05 Fri
サガン鳥栖は27日、徳島ヴォルティスからDF内田裕斗(24)が完全移籍で加入すると発表した。
ガンバ大阪アカデミー出身の内田は、2012年に2種登録選手としてトップチーム入りすると、2014年に正式昇格。同年のJリーグカップでトップチームデビューを果たしたが、定位置を掴み取れず、2015年に徳島へレンタル移籍した。その徳島でプレータイムを増やすと、翌年に完全移籍に移行。今シーズンも主力として、明治安田生命J2リーグ37試合2得点、天皇杯1試合出場を記録した。
鳥栖加入が決まった内田は両クラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。
サガン鳥栖
「この度、サガン鳥栖に移籍する事になりました。内田裕斗です。サガン鳥栖でプレーできる事をとても嬉しく思います。チームみんなで勝利を掴み、みんなで喜び最高のシーズンにしましょう!!」
徳島ヴォルティス
「このたび、サガン鳥栖に移籍することになりました。5年間、徳島でお世話になり、色々な経験をさせていただきました」
「J2優勝やJ1昇格は叶いませんでしたが、みんなとサッカーをできたこと、みんなと戦えたこと、みんなとLV(LOVE VORTIS)をできたこと。本当にどれも最高の瞬間でした」
「勝った時はみんなが喜んでいるのを後ろで見守り、負けた時は誰よりも先に前に出て挨拶をするリカルドの下でサッカーができたことに誇りを持っています。リカルドと共に歩んだ3年間を含むこの5年間は、最高のヴォルティス人生でした。ありがとうございました」
ガンバ大阪アカデミー出身の内田は、2012年に2種登録選手としてトップチーム入りすると、2014年に正式昇格。同年のJリーグカップでトップチームデビューを果たしたが、定位置を掴み取れず、2015年に徳島へレンタル移籍した。その徳島でプレータイムを増やすと、翌年に完全移籍に移行。今シーズンも主力として、明治安田生命J2リーグ37試合2得点、天皇杯1試合出場を記録した。
鳥栖加入が決まった内田は両クラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。
「この度、サガン鳥栖に移籍する事になりました。内田裕斗です。サガン鳥栖でプレーできる事をとても嬉しく思います。チームみんなで勝利を掴み、みんなで喜び最高のシーズンにしましょう!!」
徳島ヴォルティス
「このたび、サガン鳥栖に移籍することになりました。5年間、徳島でお世話になり、色々な経験をさせていただきました」
「徳島に来て1年目にはサポーターの皆さんと喧嘩することもあり、その仲直りの印に今の僕のチャントがあります。僕の宝物です。そして今シーズンは、徳島に在籍した中で1番大好きなシーズンになりました」
「J2優勝やJ1昇格は叶いませんでしたが、みんなとサッカーをできたこと、みんなと戦えたこと、みんなとLV(LOVE VORTIS)をできたこと。本当にどれも最高の瞬間でした」
「勝った時はみんなが喜んでいるのを後ろで見守り、負けた時は誰よりも先に前に出て挨拶をするリカルドの下でサッカーができたことに誇りを持っています。リカルドと共に歩んだ3年間を含むこの5年間は、最高のヴォルティス人生でした。ありがとうございました」
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鹿島の樋口雄太が挙式!ウエディングドレス姿の妻やリングボーイの愛息らと幸せオーラ全開に
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セビージャの来日が突如中止に「各クラブの状況等を多面的に考慮」…鳥栖&札幌も声明「大変残念」
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J昇格請負人だったウーゴ・マラドーナの訃報/六川亨の日本サッカー見聞録
昨年末のこと、残念なニュースが飛び込んできた。一昨年末に亡くなったディエゴ・マラドーナの末弟であるウーゴ・マラドーナ(52歳)が急逝したとの報道だ。死因はナポリにある自宅で心臓発作を起こしたらしい。 ディエゴ自身もこれまで放映された映画やアマゾンTVが放送しているドラマなどで、ナポリ時代に薬物に手を出したことを告白している。もしかしたらウーゴも同じ道を辿ったとしたら、兄ディエゴは“英雄"だったかもしれないが、ファミリーにとってナポリ時代は悔やまれてならない。 ウーゴの存在を身近に知ったのは、92年に浜松市をホームにするPJMフューチャーズに加入した時だった。 PJMは、アメリカ人のポール・J・マイヤーが開発した人材育成のための能力開発システムで、当時、本田技研の研修を担当していた桑原勝義氏が興味を持ったことから“おとぎ話"はスタートした。桑原は藤枝東高時代に高校選手権で優勝し、その後は日本代表にも選ばれた好選手で、本田サッカー部の監督も歴任した(現JFL理事長)。 桑原氏の夢は、一貫した育成システムで育てた選手を2002年のW杯で日本代表に送り込むことだった。そのために本田を辞め、87年にクワバラスポーツクラブと、本田サッカー部の選手を中心にしたPJMフューチャーズを立ち上げた。 当初の予定は7年後の94年にJSL(日本サッカーリーグ)1部入りを果たすことだったが、時代はJリーグ創設へと動き出した。 Jリーグ入りへ、静岡からはJSL1部のヤマハと本田に加え、県リーグ所属の清水クラブ(後の清水エスパルス)の4チームが名乗りを上げた(その後は中央防犯、現アビスパ福岡もJリーグ入りを表明)。後発であり劣勢が否めないPJMにとって、Jリーグ入りへ起死回生の策だったのが当時29歳のディエゴ・マラドーナの獲得だった。 90年7月、PJMフューチャーズのオーナーでありPJMジャパンの社長の有田平は「移籍金は20億円以上、年俸も希望次第」と発表した。しかしナポリとの契約が93年5月まで残っていたため、マラドーナの獲得は夢のまま終わった。 そんなPJMフューチャーズに転機が訪れたのは東海リーグに昇格した91年、マラドーナ3兄弟の末弟であるウーゴを獲得したことだった。兄に似てずんぐりむっくりの体型のウーゴは、「背番号10は兄ディエゴのためにとっておく」と話していた。ディエゴの夢である「兄弟3人(ラウルとウーゴ)でプレーする」ための布石ではないかと報道されることもあった。 残念ながら兄ディエゴは90年イタリアW杯後の91年にコカイン服用の疑いでイタリア警察から告発され、FIFAからは15ヶ月の出場停止処分を受け、兄弟が揃って日本でプレーする夢はかなわなかった。 それでもウーゴはPJM(後の鳥栖フューチャーズ)でプレーした92年から94年の3年間(東海リーグとJFL)で49試合出場31ゴール、95年は福岡ブルックスに移籍し、JFLでは27試合出場で27ゴールを奪ってJリーグ昇格に貢献、97年には札幌でもチームをJリーグ昇格へと導いた。 偉大すぎる兄と比較されながらも、そのひたむきなプレーは鳥栖や福岡、札幌のファン・サポーターの脳裏に焼き付いているのではないだろうか。遅ればせながら、哀悼の意を表します。 2022.01.10 12:30 Mon5