ルカク、C・ロナウドとの会話を明かす「セリエAはゴールを決めるのが最も難しいリーグだと言っていた」
2019.12.24 10:30 Tue
インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクが、ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの会話を明かしている。『ニューヨーク・タイムズ』が伝えている。
2017年夏に加入したマンチェスター・ユナイテッドで2018年末からオーレ・グンナー・スールシャール監督が就任して以降、序列を落としたルカク。今夏にインテルへ活躍の場を移し、ここまで公式戦22試合14ゴールを記録している。
そんなルカクだが、セリエA第7節のユベントス戦でC・ロナウドと話をしたという。その際、同選手から「ゴールを決めることが最も難しい場所」と言われたようだ。
「彼はここが世界で最も難しい守備的なリーグだと言ったんだ。どこでもゴールを決めてきた彼が、それを遂行するのが最も難しい場所だとね」
「クリスティアーノ・ロナウドがそう言うんだったら、本当に難しいってことだろう」
2017年夏に加入したマンチェスター・ユナイテッドで2018年末からオーレ・グンナー・スールシャール監督が就任して以降、序列を落としたルカク。今夏にインテルへ活躍の場を移し、ここまで公式戦22試合14ゴールを記録している。
そんなルカクだが、セリエA第7節のユベントス戦でC・ロナウドと話をしたという。その際、同選手から「ゴールを決めることが最も難しい場所」と言われたようだ。
「クリスティアーノ・ロナウドがそう言うんだったら、本当に難しいってことだろう」
「イギリスよりも難しいね。フットボールはイギリスの方が激しいけど、ここではすべてのプレーにパターンがあるんだ」
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サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリがインテル時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆19歳のバロテッリが放った圧巻の無回転FK<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ2RUx3UWZpVyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 気づけば30歳を迎えたバロテッリだが、頭角を現したのは2010年まで在籍したインテル時代だった。2009-10シーズンには当時まだ19歳ながら公式戦40試合に出場し11ゴール9アシストを記録。インテルの3冠達成に戦力として大きく貢献した。 2009年12月9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのルビン・カザン戦では、そのポテンシャルを見せつける圧巻のFKを決めている。 インテルが1-0とリードして迎えた64分、ゴール正面の位置でFKを獲得する。ゴールまでは30m以上距離があったものの、キッカーのバロテッリは直線的な助走から右足を一閃。放たれた無回転シュートは、相手GKの目の前で大きくブレ、ゴール中央上に突き刺さった。 バロテッリは2019-20シーズンから故郷のブレシアに加入。しかし、シーズン終盤にかけてはクラブとの確執により構想外に。加えて、ブレシアのセリエB降格に伴い、今夏の退団が決定的な状況。今後の動向に注目したところだ。 2020.09.12 18:00 Sat4
インテル3冠の一員、”黒豹”エトーの類稀なスピードと決定力【ハットトリック・ヒーローズ】
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い) サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。 今回は、元カメルーン代表FWのサミュエル・エトー氏がインテル時代に決めたハットトリックだ。 <div id="cws_ad">◆エトーのスピードと決定力は圧倒的!カメラを奪うゴールパフォーマンスも健在<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJpOUFNcDhkdSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> バルセロナでゴールを量産していたエトー氏だが、クラブとの関係悪化もあり、2009年にFWズラタン・イブラヒモビッチとのトレードでインテルに加入。 優れた身体能力と得点力の高さを活かし、インテルでも得点を量産すると、いきなりの三冠達成に貢献するなど、イタリアでも見事な活躍を見せた。 2010年9月29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ、ブレーメン戦では まずは21分、インテルが相手のミスからボールを奪うと、MFエステバン・カンビアッソがエトーにパスを出す。相手DFラインの裏へと抜け出したエトーは、ボックス左からアウトサイドシュートで相手GKの股を抜き、見事な先制点を奪ってみせる。 さらに27分には、最終ラインのDFルッシオからのフィードを、エトーが絶妙なトラップで受けると、そのままボックス右に侵入し、右足でゴールへと沈め、追加点を奪う。 インテルは前半の内にもう1点を加え、3-0で後半を迎えると、試合終盤の81分にはカウンターのチャンスからMFヴェスレイ・スナイデルのスルーパスにエトーが抜け出し、最後は相手GKもかわして無人のゴールへと流し込んだ。 抜群のスピードと決定力でハットトリックを達成したエトー氏。インテルでの3シーズンで102試合53ゴールを記録している。 2020.10.05 18:10 Mon5