劇的ゴールでナポリがリーグ戦9試合ぶり白星! ガットゥーゾ新体制でも初勝利《セリエA》

2019.12.23 06:50 Mon
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セリエA第18節、サッスオーロvsナポリが22日に行われ、1-2でナポリが勝利した。
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リーグ戦直近8試合勝利なしのナポリ。10日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメントへの切符を手にした直後、アンチェロッティ監督が解任の憂き目に遭い、ガットゥーゾ監督の就任が発表された。しかし、その初陣となった前節のパルマ戦は、後半アディショナルタイムの失点で敗戦。加えてクリバリが負傷するなど、早くも試練が訪れている。
そんな中、今節はそのクリバリをルペルトに代えて臨んだナポリ。2分にいきなりピンチを迎えてしまう。サッスオーロの左CKの場面、ニアに飛び込んだロカテッリのバックヘッドがゴール右へ。しかし、ライン上でマリオ・ルイがクリアし失点を回避。4分にはダンカンに強烈なシュートを見舞われるが、GKメレトが掻き出した。

一方、なかなか攻撃の形が作れないナポリは、CKからマノラスがヘディングシュート。ようやくシュートに繋げたナポリだったが、低調のチームがここ4試合無敗の相手を止めることは出来なかった。
29分、ボックス手前左からロカテッリが右足でクロスを大外から走り込んだハメド・トラオレ合わせると、GKメレトの股を抜けてゴールイン。同選手は2試合連続ゴールとなった。

その後も一向にクオリティが上がらないナポリを尻目にサッスオーロはチャンスを作っていく。43分にはハメド・トラオレに再び決定機が訪れるも、ここはGKメレトに軍配が上がる。

後半立ち上がりに2度のゴールチャンスがあったナポリだが、53分にムルドゥルにドリブル突破を許すなど安定しない戦いが続く。それでも57分、ジエリンスキが入れたボールをミリクがスルーすると、ボックス中央で受けたアランが反転してシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻した。

ここから互いに決定機を迎える。70分にはサッスオーロはオビアンのシュートがクロスバーを直撃。ナポリは75分にインシーニェの浮き球のパスをカジェホンがボレーシュート。しかし、ここは飛び出してきたGKに止められた。

ナポリはさらに78分に、右サイドを突破したジエリンスキの折り返しをダイレクトで狙ったカジェホンのシュートがクロスバー激突。その跳ね返りをインシーニェが押し込みにかかるも、ゴールライン上でカットされる。立て続けに途中出場のメルテンスも惜しいシュートを放つなど、アウェイのナポリに勢いが出てきた。

すると80分、左サイドのインシーニェがインスイングで上げたクロスがGKの手を弾くと、走り込んでいたカジェホンの顔に当たってゴールイン。これで逆転かに思われたが、VARの結果、オフサイドと判定された。

終盤にはカウンターからメルテンスが絶好のチャンスを迎えたが、左の角度から右足で狙ったシュートは枠の右に外れ、94分のシュートもGKのファインセーブに遭った。

しかし、そのCKの場面。左から入ったクロスをニアでディ・ロレンツォがフリックすると、途中出場のエルマスが頭で押し込んで劇的逆転ゴール。

これで試合を決めたナポリは、リーグ戦9試合ぶり勝利を収めるとともに、ガットゥーゾ体制初白星を飾った。

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