長崎、FW長谷川悠と MF幸野志有人の退団を発表
2019.12.05 17:00 Thu
V・ファーレン長崎は5日、FW長谷川悠(32)とMF幸野志有人(26)が契約満了に伴い、今シーズン限りで退団することを発表した。
2006年に柏レイソルでプロキャリアをスタートさせた長谷川は、FC岐阜やアビスパ福岡へのレンタルを経験した後、2008年に期限付きで加入した山形では、リーグ戦39試合で13ゴールの活躍で、クラブのJ1昇格に貢献した。その後、大宮アルディージャや徳島ヴォルティス、清水エスパルスを渡り歩き、今シーズンから長崎でプレー。明治安田生命J2リーグ13試合で2得点、ルヴァンカップ6試合で1ゴール、天皇杯4試合で1ゴールを記録していた。
一方、アカデミー福島出身の幸野は、16歳という若さで2010年にFC東京へ入団するも出場機会に恵まれず、大分トリニータ、FC町田ゼルビア、長崎、ジェフユナイテッド千葉、レノファ山口へのレンタルを繰り返した。2017年に今度は完全移籍で長崎へ加入し、初年度からレギュラーとしてクラブのJ1昇格に貢献。だが、以降は出場機会を減らし、今シーズンはリーグ戦での出場はなく、出場したのは天皇杯の4試合のみとなっていた。
今シーズン限りで長崎を去る両選手はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
◆長谷川悠
「今シーズン、長崎の一員として招き入れてくださりありがとうございました。リーグ開幕戦のトラスタで見た素晴らしい光景を忘れることはないでしょう。自分は長崎を離れることになりますが、自分自身を否定せず、自分の居場所をしっかりと見つけられるよう、これからの人生も自分らしく生きようと思います」
◆幸野志有人
「まず、今シーズンケガからのスタートであることが分かっていたにもかかわらず、毎試合僕のユニホームを着てスタジアムに足を運んでくれた皆さんに、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです」
「自分自身、けがから復帰しても試合に出られない日々はつらく、苦しかったです。しかし、長い間ピッチから離れて、ここまで自分の納得いくパフォーマンスまで戻せるとは思っていなかったので、今シーズンやってきたことに後悔はありません」
「いいことばかりではありませんでしたが、今年復帰してタッチラインで交代を待つ自分を熱く温かい応援でサポーターの皆さんが迎えてくれたこと。一昨年、長崎でJ1昇格を果たせたことは、一生忘れません。僕をもう一度長崎に呼んでくれた関係者の方々、息子や孫のように愛情を注いでくれた皆さんにも心から感謝したいです」
「お金では買えないものを与えてもらいました。19歳で初めてここに来た時から長崎のことが大好きです。それは、これからも変わらないと思います。4年間本当にありがとうございました」
2006年に柏レイソルでプロキャリアをスタートさせた長谷川は、FC岐阜やアビスパ福岡へのレンタルを経験した後、2008年に期限付きで加入した山形では、リーグ戦39試合で13ゴールの活躍で、クラブのJ1昇格に貢献した。その後、大宮アルディージャや徳島ヴォルティス、清水エスパルスを渡り歩き、今シーズンから長崎でプレー。明治安田生命J2リーグ13試合で2得点、ルヴァンカップ6試合で1ゴール、天皇杯4試合で1ゴールを記録していた。
一方、アカデミー福島出身の幸野は、16歳という若さで2010年にFC東京へ入団するも出場機会に恵まれず、大分トリニータ、FC町田ゼルビア、長崎、ジェフユナイテッド千葉、レノファ山口へのレンタルを繰り返した。2017年に今度は完全移籍で長崎へ加入し、初年度からレギュラーとしてクラブのJ1昇格に貢献。だが、以降は出場機会を減らし、今シーズンはリーグ戦での出場はなく、出場したのは天皇杯の4試合のみとなっていた。
◆長谷川悠
「今シーズン、長崎の一員として招き入れてくださりありがとうございました。リーグ開幕戦のトラスタで見た素晴らしい光景を忘れることはないでしょう。自分は長崎を離れることになりますが、自分自身を否定せず、自分の居場所をしっかりと見つけられるよう、これからの人生も自分らしく生きようと思います」
「長崎が、これからもっと素晴らしいチームになることを祈っています。ありがとうございました」
◆幸野志有人
「まず、今シーズンケガからのスタートであることが分かっていたにもかかわらず、毎試合僕のユニホームを着てスタジアムに足を運んでくれた皆さんに、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです」
「自分自身、けがから復帰しても試合に出られない日々はつらく、苦しかったです。しかし、長い間ピッチから離れて、ここまで自分の納得いくパフォーマンスまで戻せるとは思っていなかったので、今シーズンやってきたことに後悔はありません」
「いいことばかりではありませんでしたが、今年復帰してタッチラインで交代を待つ自分を熱く温かい応援でサポーターの皆さんが迎えてくれたこと。一昨年、長崎でJ1昇格を果たせたことは、一生忘れません。僕をもう一度長崎に呼んでくれた関係者の方々、息子や孫のように愛情を注いでくれた皆さんにも心から感謝したいです」
「お金では買えないものを与えてもらいました。19歳で初めてここに来た時から長崎のことが大好きです。それは、これからも変わらないと思います。4年間本当にありがとうございました」
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Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
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【Jリーグ出場停止情報】山形戦で一発退場の長崎FWフアンマの処分決定…3試合停止&罰金15万円に
Jリーグは13日、最新の出場停止情報を発表した。 12日に先週末の試合後の出場停止情報はすでに発表されていたが、その翌日にV・ファーレン長崎のFWフアンマ・デルガドに対する正式な処分が発表された。 フアンマは11日に行われた明治安田J2リーグ第15節のモンテディオ山形戦で一発退場。53分に自陣で相手DF西村慧祐と競り合った際、ユニフォームを掴まれて前に抜け出せなかったフアンマが肘を使って西村の顔を押して振り払ったことで一発退場となっていた。 12日時点では1試合停止の暫定措置が明かされていたが、規律委員会は3試合の出場停止と罰金15万円を科すことを決定した。 処分理由に関してはボールと関係のないところで相手競技者に対して、必要以上の力で顔付近を肘を用いて打った行為は、「選手等に対する暴行(肘打ち、パンチ、蹴り、噛みつき、唾を吐きかける又は殴打する等)」に該当すると判断したとしている。 <h3>【明治安田J1リーグ】</h3> MF鈴木徳真(ガンバ大阪) 第17節 vsヴィッセル神戸(5/17) 今回の停止:1試合停止 <h3>【明治安田J2リーグ】</h3> FWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎) 第16節 vs大分トリニータ(5/18) 第17節 vsジェフユナイテッド千葉(5/25) 第18節 vs水戸ホーリーホック(5/31) 今回の停止:3試合停止 <h3>【明治安田J3リーグ】</h3> GK相澤ピーターコアミ(栃木シティ) 第13節 vsFC岐阜(5/17) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 MF田中康介(AC長野パルセイロ) 第5節 vs松本山雅FC(5/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永野修都(ガイナーレ鳥取) 第13節 vs松本山雅FC(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF藤村慶太(鹿児島ユナイテッドFC) 第13節 vs福島ユナイテッドFC(5/17) 今回の停止:1試合停止 2025.05.13 18:53 Tue4
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