テレビ放送で不適切発言のファン・バステン、人気サッカーゲーム『FIFA 20』が除外処分

2019.12.03 22:05 Tue
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Getty Images
先日にテレビ番組で不適切発言を行い物議を醸したオランダのレジェンドストライカー、マルコ・ファン・バステン氏が、エレクトロニック・アーツ社が製作する人気サッカーゲーム『FIFA 20』から除外されることになった。フランス『レキップ』が伝えている。

問題となったのは先月23日に放送されたオランダ『FOX Sports』の『デ・エレトリビューネ』の番組内でのこと。ファン・バステン氏が、放送中に不適切な冗談を言ってしまった。

番組中、アヤックスvsヘラクレスの試合後、敗れたヘラクレスのドイツ人指揮官フランク・ヴォルムート監督にインタビュー。スタジアムとの中継中、ファン・バステン氏は「ジークハイル」と発言していた。

「ジークハイル」の意味は「勝利万歳」ではあるが、これはナチスの集会で繰り返し使われていた言葉であり、挨拶がわりとしてナチス式の敬礼とともに使われていたフレーズだ。

なお、番組中にファン・バステン氏は謝罪。「故意に誰かを傷つけるつもりはなかった」としていた。

この発言を受け、『FOX Sports』はファン・バステン氏の出演を1週間自粛する措置を取った。代わりに、ファン・バステン氏が受け取る予定だった出演料を、第二次世界大戦の歴史に関する認識、知識を促進するため、オランダ戦争研究所(NIOD)に寄付することになった。

これで一件落着かに思われたが、エレクトロニック・アーツ社は3日、「我々はマルコ・ファン・バステンが最近発したコメントを把握している。我々は自分たちのゲーム全体において平等と多様性へのコミットメントが維持されることを期待している。そのため、我々はマルコ・ファン・バステンに停止処分を科すつもりだ」と、同氏の『FIFA 20』からの除外を発表した。

過去にオランダ代表やアヤックス、ミランで活躍したファン・バステン氏は、往年のレジェンドプレーヤーの枠でアイコンとして使用可能だったが、今回の処分によって使用不可に。

なお、同社は今後の復活の可能性に関しては言及していない。
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