セビージャ、序盤のPK弾を守り切りバジャドリーに辛勝! リーグ6戦無敗で3位浮上《ラ・リーガ》

2019.11.25 06:59 Mon
Getty Images
セビージャは24日、ラ・リーガ第14節でバジャドリーと対戦し、0-1で勝利した。

ここまで7勝3分け3敗で4位に付けるセビージャ。リーグ戦4試合無敗で迎えた前節は、アウェイで行われたベティスとのセビージャ・ダービーを2-1で制し、喜びを爆発させた。代表マッチウィークを挟んで2連勝を目指す今節のスタメンは、ダービーから1人変更。オリベル・トーレスに代わってジョアン・ジョルダンが起用された。

11分、いきなり先制のチャンスが訪れる。左からの攻撃でノリートがシュートに行った際に、スライディングタックルを見舞われてPKを獲得。このキッカーをバネガが務めたものの、GKマシプにシュートコースを完全に読まれ失敗に。しかし、シュートより先にマシプの足がゴールラインから離れていたとしてPKのやり直しが認められると、今度はきっちり成功させ、セビージャが先制に成功した。
序盤にスコアが動いたが、その後は高いインテンシティを見せる両者の中盤の潰し合いが続き、なかなか決定的なシーンは訪れない。そんな中37分のバジャドリーの攻撃で、高く跳ね上がったクロスに対しサンドロ・ラミレスが放ったバイシクルシュートがクロスバーを直撃。一方、セビージャも44分に味方のスルーパスでノリートがGKと一対一に。ここでループシュートを試みたが、上手く掬い上げることが出来ず、ビッグチャンスをふいにしてしまった。

後半も拮抗した時間が続く中、両チームともに選手交代に活路を探す。セビージャはノリートやバネガを下げてオリベル・トーレスとフランコ・バスケスを投入する。
セビージャリードのまま推移していく中で、終盤は少し両チームが衝突する場面も。すると後半アディショナルタイムに、主審の判定に対するリアクションで2枚目のイエローカードを受けたオカンポスが退場に。

セビージャは意外にも後半のシュートはゼロに抑えられたものの、序盤のPK弾を守り切り何とか勝利。リーグ戦6試合無敗で3位に浮上した。

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