スモーリング、古巣への愛着語るも改めてローマ残留を希望! 「新たな章を楽しんでいる」

2019.11.13 17:15 Wed
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドからローマにレンタル移籍中の元イングランド代表DFクリス・スモーリング(29)が改めてローマ残留の意向を示した。同選手がイギリス『talkSPORT』で語った。

今夏、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル料300万ユーロ(約3億6000万円)でローマに加入したスモーリング。ここまで公式戦10試合に出場し、ウディネーゼ戦ではセリエA初ゴールも記録している。

新たなディフェンスリーダーとして永遠の都で充実した日々を送る29歳は、母国の『talkSPORT』で今季ここまでを回想。古巣ユナイテッドへの愛着を語る一方、新天地での充実ぶりを語っている。
「ユナイテッドが恋しい気持ちはあるよ。長年在籍していたところだし、自分がクラブの家具の一部のように感じていたからね」

「だけど、自分にとっての新たな章をとても楽しんでいるんだ。うまくいけば、ピッチ内のパフォーマンスに影響を与え続けられると思うし、このシーズンに成功を収めることもできると思っているんだ。だから、現時点でイタリアでの生活を心から楽しめているよ」
また、スモーリングは自身にとって初の国外での挑戦に関しても言及。徐々にイタリア語への日常会話に順応していること。FWエディン・ジェコやDFアレクサンダル・コラロフなど、プレミアリーグでプレー経験豊富な英語が堪能な選手たちからのサポートを受けていることを明かしている。

「監督たちからのイタリア語の指示を徐々に聞き取れるようになってきているよ。ただ、幸運なことにこのチームには英語を話せる仲間が多くいるんだ」

「現時点ではピッチ内外で周囲とのコミュニケーションに役立つ基本的なフレーズやフットボール用語を中心に、イタリア語の習得に励んでいるよ」

「ここでは本当に落ち着くことができているよ。家族も愛犬たちも一緒にいるからね。だから、僕だけでなく家族全員が落ち着いているよ。自分自身も家族も幸せを感じていると、それが自然にピッチ上のパフォーマンスにも表れるものなんだ」

「ここまで短い滞在だけど、全体的にこれ以上を求めることはできないよ。監督の目標はチャンピオンズリーグへの復帰だけでなく、何かを勝ち取ることだ。そして、僕自身の目標も同じさ。ただ、今のところはピッチでのパフォーマンスだけに焦点を当てていきたいと思う」

現在、スモーリングに高い評価を寄せるローマは完全移籍での獲得に向けてユナイテッドとの交渉をスタートさせているとの報道も出ているが、同選手自身はローマでのキャリア続行に前向きなようだ。

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