去就注目のDFスモーリング、買い取れないローマが唯一選べる道は?
2020.03.26 19:55 Thu
今夏の去就が注目を集めているイングランド代表DFクリス・スモーリングだが、ローマに残留する可能性もゼロではないかもしれない。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。
スモーリングは、2020年に開催予定だったユーロ出場に向け、出場機会を求めてマンチェスター・ユナイテッドからローマへとレンタル移籍で加入。初の国外移籍となったが、持ち前の圧倒的な地対空の競り合いの強さや、読みを利かせたカバーリングを武器にすぐさまレギュラーの座を射止め、今シーズンのセリエAで21試合に出場し2ゴール1アシストの活躍を見せている。
しかし、ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督はイタリアでパフォーマンスを取り戻したスモーリングを計算には入れておらず、ユナイテッドに戻っても出場機会を得られない可能性が高い。
一方で、ローマは30歳を超えているスモーリングに対し、ユナイテッドが求める2500万ポンド(約32億7000万円)を支払うつもりはないとのこと。代わりに、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、今シーズンの終了時期が見えてこないことから、2021年6月30日までレンタル期間を延長してもらうことを求めるようだ。
そんなスモーリングには、かねてからアーセナルやエバートン、トッテナム、レスター・シティなどプレミアリーグの複数クラブが今夏の獲得を目指して動いている。特にアーセナルは詳細な情報を手にするために動いているようだ。
いずれにせよ、ユナイテッドでの未来はあまり明るくないスモーリング。ローマか、それとも別のクラブか。いずれにしても、去就に注目が集まることは間違いなさそうだ。
スモーリングは、2020年に開催予定だったユーロ出場に向け、出場機会を求めてマンチェスター・ユナイテッドからローマへとレンタル移籍で加入。初の国外移籍となったが、持ち前の圧倒的な地対空の競り合いの強さや、読みを利かせたカバーリングを武器にすぐさまレギュラーの座を射止め、今シーズンのセリエAで21試合に出場し2ゴール1アシストの活躍を見せている。
しかし、ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督はイタリアでパフォーマンスを取り戻したスモーリングを計算には入れておらず、ユナイテッドに戻っても出場機会を得られない可能性が高い。
そんなスモーリングには、かねてからアーセナルやエバートン、トッテナム、レスター・シティなどプレミアリーグの複数クラブが今夏の獲得を目指して動いている。特にアーセナルは詳細な情報を手にするために動いているようだ。
加えて、新型コロナウイルスはイタリアで深刻な広がりを見せており、家族のことを考えると、スモーリングがイングランド復帰を望む可能性も考えられる。
いずれにせよ、ユナイテッドでの未来はあまり明るくないスモーリング。ローマか、それとも別のクラブか。いずれにしても、去就に注目が集まることは間違いなさそうだ。
クリス・スモーリングの関連記事
アーセナルの関連記事
|
クリス・スモーリングの人気記事ランキング
1
中盤補強を目指すローマ、マクトミネイに関心か… ザビッツァー&サンチェスも候補に
ローマが中盤の選手を何人かリストアップしているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。 今夏の移籍市場では、かつて下部組織に在籍していたサッスオーロのイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)の復帰を画策していたローマ。しかし、フラッテージはインテル移籍が間近となり、代わりの中盤の選手を探す必要性が出てきた。 ローマの獲得リストには、以前からバイエルンのオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(29)やパリ・サンジェルマン(PSG)のポルトガル代表MFレナト・サンチェス(25)が入っているとのこと。PSGはサンチェスのレンタル移籍に常に前向きだという。 そして、新たな選手も候補に浮上してきたようで、マンチェスター・ユナイテッドのスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(26)の名前が挙がっている。 ユナイテッド下部組織出身のマクトミネイは現在、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督のもとで2017年にトップチームデビュー。そこから徐々に存在感を増していき、中盤の主力の1人として通算209試合に出場している。 昨シーズンは、ブラジル代表MFカゼミロやデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの加入などもあり、先発出場の機会が減少。ローマでは、かつてユナイテッドでプレーしていた元イングランド代表DFクリス・スモーリングが活躍していることから、マクトミネイにとっても悪い話ではないのかもしれない。 2023.07.06 14:16 Thu2
スモーリングがローマとの契約解除に向けて代理人と協議…クラブも新CB獲得へコスト削減に前向きか
元イングランド代表DFクリス・スモーリング(35)がローマと契約解除か。 マンチェスター・ユナイテッドに9年間所属したのち、ローマ歴も長くなったスモーリング。19-20シーズンのレンタル加入から完全移籍移行を経て、今季は6年目のシーズンとなる。 ただ、ジョゼ・モウリーニョ前監督からの信頼をガッチリ信頼を掴んでいた22-23シーズンまでと一転、昨季はシーズン序盤の重傷から長期離脱し、不在中に指揮官は解任。 後任となったダニエレ・デ・ロッシ監督の下ではベンチスタートが増え、セリエAのラスト4試合は一度も起用されなかった。 契約を来夏まで残すなか、イタリア『カルチョメルカート』によると、スモーリングは現地時間8日にローマ入りした代理人とミーティング。契約解除に向けた話し合いだそうだ。 センターバック陣における序列が低いことは明白で、少なくともジャンルカ・マンチーニとエヴァン・エンディカに次ぐ3番手。 ローマはセビージャに所属するパリ五輪U-23フランス代表DFロイク・バデ(24/OA枠)の獲得を目論み、スモーリングの年俸350万ユーロ(約5.6億円)の削減はやぶさかでないとされる。 バデがまだパリ五輪に参戦中であることから、今夏のマーケット終盤で、スモーリング契約解除からのバデ獲得…というローマの動きが本格化する可能性はありそうだ。 2024.08.09 10:45 Friアーセナルの人気記事ランキング
1
アーセナルがフルミネンセのマルティネッリに関心か ジョルジーニョに似たゲームメイカー
アーセナルが、フルミネンセのブラジル人MFマテウス・マルティネッリ(19)に関心を持っているようだ。ブラジル『Globo Esporte』が報じている。 昨年末にフルミネンセの下部組織からトップチームデビューした2001年生まれのマルティネッリ。プレースタイルは、アーセナルがかつて獲得に動いたチェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョに近く、フルミネンセのマルカン監督は「マルティネッリはゲームを読む力を持っており、30歳のような雰囲気だ」と高く評価している。 『Globo Esporte』によると、アーセナルは過去数カ月にわたってブラジルへスカウトを送っているようで、どのチームよりも先に動き出している模様。そのスカウトが目撃したかは定かではないが、今年2月に行われたブラジル・セリエAのゴイアス戦では2ゴールを挙げる活躍を披露しており、市場価値はすでに3500万ポンド(約52億4700万円)にまで上昇しているようだ。 あるブラジルメディアの取材において、マルティネッリは自身の去就について「ヨーロッパに行くことは全プレイヤーの夢。だけど今シーズンはまだやるべきことがある」とし、将来的な欧州進出の野望を明かしていた。 フルミネンセでは最近、U-17ブラジル代表FWカイキのマンチェスター・シティ移籍が迫っていることが報じられた。イギリス『ガーディアン』によると、1000万ユーロ(約12億7000万円)+インセンティブ(最大700万ユーロ)という条件で、来夏に5年契約を結ぶ見込みと伝えられている。 アーセナルが本格的に獲得に動くかどうかは、現在レアル・マドリーからレンタルしているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとスペイン代表MFダニ・セバージョスの去就次第だが、現在はマンチェスター・ユナイテッドも関心を示していると言われており、いずれにせよヨーロッパの舞台にやって来る日が遠くなさそうだ。 2021.04.15 21:15 Thu2
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon3
中村俊輔に憧れたティアニー、古巣セルティックの日本人について冨安健洋から情報収集「トミと話をして、一緒に試合を観るけど…」
アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu4
アーセナルが今夏シンガポールでプレシーズンツアーを実施、ミラン&ニューカッスルと対戦
アーセナルは11日、2025-26シーズンに向けたプレシーズンに関して、シンガポールを訪れることを発表した。 すでに、7月31日(木)の19時30分から香港でトッテナム・ホットスパーとのノース・ロンドン・ダービーを戦うことを発表していたアーセナル。その前にシンガポールを訪れ、2試合を戦うこととなる。 7月23日(水)にはミランと対戦。同27日(日)には、ニューカッスル・ユナイテッドと対戦することを発表した。どちらの試合も、5万5000人を収容するナショナルスタジアムで開催される。 アーセナルがシンガポールを訪れるのは2018年以来7年ぶり。2015年にも訪れており、3度目となる。 クラブのマネージング・ディレクターを務めるリチャード・ガーリック氏は今回のプレシーズンツアーについてコメントしている。 「7月にシンガポールに戻り、2つの優れた相手と対戦し、多くの素晴らしいサポーターと会えることを嬉しく思う」 「男子ファーストチームの選手たちは2015年と2018年にシンガポール遠征を行い、印象的なナショナルスタジアムでプレーして素晴らしい思い出を作った。今年も再びこの競技場に戻ってくる」 「この遠征は、この美しい地域のサポーターとつながる機会を与えてくれる。ミランとニューカッスル・ユナイテッドとの2試合は、エキサイティングな試合になることが確実で、新シーズンに向けて選手たちに質の高い準備をもたらすだろう」 なお、トッテナムとのダービーを含め3試合でプレシーズンのツアーは終了。その後ロンドンに戻り、8月16日(土)に開幕するプレミアリーグへ準備を進めるという。 2025.04.11 14:25 Fri5