大迫勇也同僚の元チェコ代表DFが“頭”でブンデス新記録を樹立
2019.11.07 13:05 Thu
2日行われたブンデスリーガ第10節、ブレーメンとフライブルクの一戦で、ブレーメンに所属する元チェコ代表DFセオドル・ゲブレ・セラシェがある記録を樹立していたようだ。ブレーメンの公式ツイッター(@werderbremen)が伝えている。
この試合では日本代表FW大迫勇也が約1カ月半ぶりの先発復帰。大迫の先制点アシストもあったものの、退場者を出したフライブルクに土壇場で追いつかれ、2-2の引き分けとなっていた。
この試合で、ゲブレ・セラシェは59分に、左サイドからのラシカのクロスにファーサイドで頭で合わせてチームの2点目をあげ、今シーズン初ゴールを記録していた。
クラブの発表によると、ゲブレ・セラシェはこのゴールがブンデスリーガ通算19得点目となり、そのうちヘディングで決めたゴールが「13」得点目となったとのこと。これはブンデスリーガのDFとして“頭”で決めた最多の記録だという。
エチオピア人の父親とチェコ人の母親の下、チェコのトシェビーチで生まれ育ったゲブレ・セラシェは、スラヴィア・プラハ、スロヴァン・リベレツと国内の強豪でのプレーをキッカケに、2011年6月に日本で行われたキリンカップのペルー代表戦でフル代表デビュー。なお、同選手はチェコ代表史上初の黒人選手だった。
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その後は2012年夏にブレーメンに移籍すると、豊富な運動量とスピード、攻撃性能を武器に主力として活躍。今シーズンもリーグ戦10試合にすべてフル出場している。ゲブレ・セラシェはまだ32歳であり、今後も記録を更新していく可能性が高い。
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