バルベルデ、2G2Aのメッシに脱帽…「言葉は尽きている」

2019.10.30 08:40 Wed
Getty Images
バルセロナを率いるエルネスト・バルベルデ監督が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシに脱帽している。スペイン『マルカ』が伝えた。

バルセロナは29日、ラ・リーガ第11節でバジャドリーとホームで対戦。試合は開始15分で1-1とスコアが早々に動く展開の中、メッシは29分にMFアルトゥーロ・ビダルのゴールをアシストする。さらに34分にはバイタルエリア中央やや右から直接FKを突き刺す。それだけに留まらず、75分にもゴールを奪うと、77分には絶妙なスルーパスでFWルイス・スアレスのゴールをお膳立て。終わってみれば、5-1で勝利し、暫定首位に浮上した。

試合後、指揮官のバルベルデ監督は、2ゴール2アシストのメッシについて言及。まだ本調子ではないことを強調しながらも、「何て言えばいいかわからない」と褒め称える言葉が尽きているとコメントした。
「我々に何を言えるのかな。どのようなゲームであっても、そのような姿を見せることは常に知っているだろう。まだコンディションを整えている段階だが、徐々に上がってきている。我々にとって素晴らしいことだね」

「(まだコンディションを整えている段階?)そうだね。だが、彼には誰とも比べることができない才能がある。現に、彼がボールを触るたびに何か特別なことが起きる。メッシについては何て言えばいいかわからない。言葉は尽きているよ」

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