今季初出場の浜崎が1G1Aの大活躍! 首位・ 柏を叩いた水戸がPO圏内に再浮上《J2》

2019.10.14 16:30 Mon
明治安田生命J2リーグ第36節の2試合が各地で行われた。

三協フロンテア柏スタジアムで行われた柏レイソル(首位/勝ち点69)vs水戸ホーリーホック(8位/勝ち点57)は3-2で水戸が勝利した。

前節、連敗でJ1昇格プレーオフ圏外の8位に転落した水戸。J1昇格に向けて正念場となる中で12分に決定機が訪れる。福満のクロスを受けた木村がワントラップでDFをかわしてボックス左からシュートを放つ。だが、ここはGK中村に阻まれると、このこぼれ球を清水がシュートまで持ち込んむも、ライン上で柏DFにクリアされた。
難を逃れた柏が15分に均衡を破る。マテウス・サヴィオの右CKをジュニオール・サントスが競り合う。こぼれ球にいち早く反応した染谷がゴール左に蹴り込んで先制に成功した。

先制を許した水戸はそれでも32分、ボックス右手前でボールを受けた浜崎がグラウンダーのクロスを供給。ファーサイドからニアサイドに走り込んできた木村が華麗な右足ヒールでゴール左に流し込み、同点とする。
さらに水戸はその5分後、敵陣中央やや右よりでFKを獲得。キッカーの浜崎がクロスを供給する雰囲気を醸し出しながら直接狙うと、GK中村の意表を突いてゴール右に突き刺し、逆転に成功する。

試合をひっくり返された柏も譲らず。首位の意地を見せる。44分、マテウス・サヴィオの縦パスに抜け出したジュニオール・サントスがボックス右からシュート。GK村上に阻まれたこぼれ球を、最後はクリスティアーノが押し込んで同点に追いつく。

プレーオフ圏内に再浮上するためには勝利が絶対条件の水戸は後半立ち上がりの50分、清水がカウンターから相手DFをかわしてスルーパス。裏に抜け出した村田が、GK中村と一対一の局面を迎えるも、決定機を決めきれない。

それでも水戸は76分、白井がボックス手前中央やや左からワンテンポずらしてボックス左外へパスを送り、走り込んできた志知がダイレクトでクロス。ファーサイドの清水が右足ボレーを放つと、ゴール左に決まり、再び勝ち越しに成功する。

その後、柏の猛攻を受ける水戸だったが、5バックを敷いて同点ゴールを許さず。3-2で3試合ぶりの勝利を手にした水戸がプレーオフ圏内の5位に浮上し、上位戦線に留まった。一方で敗れた柏は連敗で、J1自動昇格に向けて足踏みが続いている。

また、NDソフトスタジアム山形で行われたモンテディオ山形(4位/勝ち点58)vsFC岐阜(最下位/勝ち点26)は、2-0で山形が勝利した。

9分に柳の個人技から先制に成功した山形は、84分に途中出場の井出が2試合連続のゴールを決めて2-0の勝利。連勝した山形は4位をキープした。一方、6試合未勝利の岐阜は最下位脱出に向けて、栃木SC(21位/勝ち点30)との勝ち点を縮めることに失敗した。


◆明治安田生命J2リーグ第36節
▽10/14(月)
柏レイソル 2-3 水戸ホーリーホック
モンテディオ山形 2-0 FC岐阜

▽10/15(火)
《19:00》
横浜FC vs ツエーゲン金沢

▽未定
大宮アルディージャ vs アビスパ福岡

▽10/12(土)
レノファ山口FC 1-0 京都サンガF.C.
V・ファーレン長崎 0-2 ジェフユナイテッド千葉
FC琉球 1-5 東京ヴェルディ

▽10/13(日)
徳島ヴォルティス 2-1 ファジアーノ岡山
愛媛FC 0-1 アルビレックス新潟
ヴァンフォーレ甲府 1-1 栃木SC
FC町田ゼルビア 0-0 鹿児島ユナイテッドFC

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