スールシャールに強まるプレッシャー…後任にブンデス最年少監督が浮上
2019.10.09 13:40 Wed
マンチェスター・ユナイテッドの新監督候補として、RBライプツィヒの指揮を執るユリアン・ナーゲルスマン監督(32)が浮上した。イギリス『デイリー・メール』が報じた。
オーレ・グンナー・スールシャール体制2年目のシーズンがスタートしたユナイテッド。プレミアリーグ開幕節のチェルシー戦を4-0の快勝で飾る好スタートを切ったが、8試合消化の現時点で2勝3分け3敗の12位に沈み、13位フィニッシュした1989-90シーズンに続く最低値である勝ち点9しか稼げていない。
そうした状況を受けて、進退に関する報道も騒がしくなりつつあるスールシャール監督。後任人事に着手しているというユナイテッドはその候補として、今シーズンからライプツィヒを率いるナーゲルスマン監督の動向を注視しており、情報収集のプロセスを進めているという。
ナーゲルスマン監督は2016年2月にブンデスリーガ史上最年少となる28歳の若さでホッフェンハイム監督に着任すると、翌シーズンにリーグ4位フィニッシュに導き、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。今シーズンからライプツィヒに移り、ブンデスリーガ4勝2分け1敗の4位につけ、上位争いを演じている。
オーレ・グンナー・スールシャール体制2年目のシーズンがスタートしたユナイテッド。プレミアリーグ開幕節のチェルシー戦を4-0の快勝で飾る好スタートを切ったが、8試合消化の現時点で2勝3分け3敗の12位に沈み、13位フィニッシュした1989-90シーズンに続く最低値である勝ち点9しか稼げていない。
そうした状況を受けて、進退に関する報道も騒がしくなりつつあるスールシャール監督。後任人事に着手しているというユナイテッドはその候補として、今シーズンからライプツィヒを率いるナーゲルスマン監督の動向を注視しており、情報収集のプロセスを進めているという。
ユリアン・ナーゲルスマンの関連記事
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
記事をさがす
|
|
ユリアン・ナーゲルスマンの人気記事ランキング
1
3位フランクフルトがトップメラー監督と契約延長! CL出場権懸けた最終節へ「次の成功はフライブルク戦で必ず実現するはずだ」
フランクフルトは15日、ディノ・トップメラー監督(44)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 オリバー・グラスナー前監督の退任に伴い、2023-24シーズンからフランクフルトの新指揮官に就任したトップメラー監督。 就任1年目は前年の7位を上回るブンデスリーガ6位フィニッシュに導くと、2年目となった今季は最終節を前に5位のドルトムントと3ポイント差の3位に位置。2ポイント差で4位のフライブルクとの最終節の直接対決を引き分け以上で終えられれば、チャンピオンズリーグ出場権獲得となる。 その大一番を前に2026年までの現行契約を2年延長した指揮官は、新たな決意を語っている。 「ここにいること、そしてここに留まることは、私にとってかけがえのないことだ。アイントラハト・フランクフルトの監督であることを非常に誇りに思っている。今シーズン、我々は素晴らしい進歩を遂げた。そして、我々の歩みはまだ終わっていない。アイントラハトでの未来にとても興奮しているし、これからも多くの素晴らしい成功を共に祝えると確信している。次の成功は、土曜日のフライブルク戦で必ず実現するはずだ」 1993-94シーズンにフランクフルトを指揮した元西ドイツ代表FWクラウス・トップメラー氏を父親に持ち、自身も2002–03シーズンに選手として同クラブでプレーした経験があるトップメラー監督。 現役時代の終盤に指導者を兼任していた同監督は、2016年にルクセンブルクのF91デュドランジュの指揮官に就任。2018-19シーズンには同国史上初のヨーロッパリーグのグループステージ進出に導いた。 その後、ベルギーのヴィルトンでの指揮を経て、RBライプツィヒとバイエルンではユリアン・ナーゲルスマン監督の副官を務めていた。 2025.05.15 21:30 Thu2
電撃解任のナーゲルスマン監督、原因は真っ向から不満をぶちまけたマネへの対応か
バイエルンがユリアン・ナーゲルスマン監督を解任した理由の1つに、セネガル代表FWサディオ・マネとの対立があったようだ。 2021年に5年契約でバイエルンの指揮官に就任したナーゲルスマン監督。今季はブンデスリーガでこそ首位ドルトムントに1ポイント差をつけられての2位に甘んじているが、チャンピオンズリーグ(CL)ではインテルやバルセロナが同居した死のグループを全勝で突破すると、ラウンド16でもパリ・サンジェルマン(PSG)相手に連勝でベスト8進出を決めた。 しかし、23日に突如として各メディアから解任の可能性が大きく報じられると、24日にクラブが正式発表。後任には、ドルトムントやPSG、チェルシーで辣腕を振るった経歴を持つトーマス・トゥヘル氏の就任が発表された。 急転直下のナーゲルスマン監督解任を受けてさまざまな憶測が流れる中、ドイツ『シュポルト・ビルト』はマネへの対応が指揮官の運命を決定づけたと報じている。 CLで準々決勝進出を決めた直後のトレーニング中、マネはラウンド16・2ndレグのPSG戦でわずか8分間しか出場機会が与えられなかったことに激怒。指揮官に対して「敬意が欠けている」と不満をぶちまけたが、この際にナーゲルスマン監督は毅然とした態度を示せず。直後に行われたブンデスリーガではマネを先発起用するなど弱気な姿勢を見せ、このことがチームでの急速な求心力低下を招いたようだ。 ナーゲルスマン監督は元GKコーチであるトニ・タパロビッチ氏の解雇を巡って重鎮のGKマヌエル・ノイアーとも対立しており、若き指揮官がスター選手たちを統制しきれなかったことが、解任の大きな原因と見られている。 2023.03.30 13:35 Thu3
ドイツの新たな天才、開催国優勝の期待背負う躍進レバークーゼン支えたゲームメーカー/フロリアン・ヴィルツ(ドイツ代表)【ユーロ2024】
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ドイツ代表</span> 出場回数:14大会連続14回目 最高成績:優勝(1972、1980、1996) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:開催国 監督:ユリアン・ナーゲルスマン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) 2003年5月3日(21歳) 2023-24シーズンに圧倒的な強さを見せつけたレバークーゼンを牽引した21歳の若きアタッカー。ケルンのアカデミーからレバークーゼンのアカデミーに加入すると、2020年5月に17歳15日とブンデスリーガ史上3番目の若さでデビューした。 同じドイツ代表でありレバークーゼン出身のFWカイ・ハヴァーツ(アーセナル)を上回る才能として期待を集めると、2020年6月には17歳34日でブンデスリーガ史上最年少ゴールを記録。順調に羽ばたくと思った中、2021-22シーズンの終盤にヒザの前十字じん帯を断裂し長期離脱となった。 それでも復活を果たし、2023-24シーズンは公式戦49試合に出場し18ゴール20アシストを記録。類稀なる創造性に加え、ゴールに直結するプレーの精度が増したヴィルツは、シーズンわずか1敗のチームにおいて躍進の立役者となった。 また、ドイツ代表としてもユリアン・ナーゲルスマン監督が就任して以降は8試合中7試合で先発出場。[4-2-3-1]の左サイドでプレーしており、開催国としての4度目の優勝への原動力として期待を受けている。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月14日(金) 《28:00》※開幕戦 【A】 ドイツ代表 vs スコットランド代表 ▽6月19日(水) 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.マヌエル・ノイアー(バイエルン) 12.オリバー・バウマン(ホッフェンハイム) 22.マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ) DF 2.アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/スペイン) 3.ダビド・ラウム(RBライプツィヒ) 4.ヨナタン・ター(レバークーゼン) 6.ジョシュア・キミッヒ(バイエルン) 15.ニコ・シュロッターベック(ドルトムント) 16.ヴァルデマール・アントン(シュツットガルト) 18.マキシミリアン・ミッテルシュタット(シュツットガルト) 20.ベンヤミン・ヘンリクス(RBライプツィヒ) 24.ロビン・コッホ(フランクフルト) MF 5.パスカル・グロス(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 8.トニ・クロース(レアル・マドリー/スペイン) 10.ジャマル・ムシアラ(バイエルン) 11.クリス・ヒューリッヒ(シュツットガルト) 17.フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) 19.レロイ・サネ(バイエルン) 21.イルカイ・ギュンドアン(バイエルン) 23.ロバート・アンドリッヒ(レバークーゼン) 25.エムレ・ジャン(ドルトムント) FW 7.カイ・ハヴァーツ(アーセナル/イングランド) 9.ニクラス・フュルクルク(ドルトムント) 13.トーマス・ミュラー(バイエルン) 14.マキシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム) 26.デニス・ウンダブ(シュツットガルト) <span class="paragraph-title">【動画】レバークーゼンで躍動したヴィルツ、全ゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pdNicH8jnVw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.14 17:30 Fri4
ナーゲルスマン監督の右腕、ドイツ代表退任決定のワグナー氏が古巣からのオファーに断り
ドイツ代表でユリアン・ナーゲルスマン監督のアシスタントコーチを務めているサンドロ・ワグナー氏(37)だが、ブンデスリーガクラブからのオファーを断ったという。 現役時代はバイエルンやブレーメン、ホッフェンハイム、ヘルタ・ベルリンなどでプレー。ドイツ代表としてもプレーした。 引退後に指導者となり、ハンジ・フリック監督(現:バルセロナ監督)の下でドイツ代表のアシスタントコーチに就任。その後、ホッフェンハイム時代に指導を受けたナーゲルスマン監督の右腕となった。 そのワグナー氏だが、6月に行われるUEFAネーションズリーグを持ってドイツ代表から退任する意向を示しており、来シーズンに向けての去就が注目されていた。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、古巣でもあるホッフェンハイムはクリスティアン・イルザー監督との別れを考えており、後任にワグナー氏を検討していたとのこと。しかし、古巣からのオファーには断りを入れたという。 また、ワグナー氏には他のブンデスリーガ2クラブからも関心があるとのこと。いずれにしても、今夏のワグナー氏の去就には注目が集まりそうだ。 2025.05.08 23:10 Thu5
ドイツ代表、新指揮官候補ナーゲルスマンと口頭合意
ドイツサッカー連盟(DFB)が新指揮官候補のユリアン・ナーゲルスマン氏(36)と口頭合意に達したようだ。ドイツ『ビルト』、『キッカー』が報じている。 ドイツ2大メディアによれば自国開催のユーロ2024まで、10カ月間の契約を結ぶことになるという。給与は400万ユーロ(約6億3000万円)とのこと。正式発表は今週中に行われると報じている。 2026年6月までバイエルンとの契約が残っているナーゲルスマン氏は、年俸700万ユーロ(約11億円)を受け取ることが保障されているが、その契約を破棄することになる模様。 ドイツ代表では10日、日本代表に敗れたことが引き金となってハンジ・フリック前監督がドイツサッカー史上初めて解任されていた。 2023.09.19 22:30 Tueマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
「絶対に謝らない」ハーランド父に復讐したロイ・キーンが“報復”タックルを否定
マンチェスター・ユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏が現役時代にアルフ=インゲ・ハーランド氏を負傷させたタックルについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 キーン氏は、ハーランド氏がリーズ・ユナイテッドに在籍していた1997年にタックルを受けて前十字じん帯損傷の大ケガを負っていた。 しかし4年後、2001年4月21日に行われたマンチェスター・シティとの試合で、ハーランド氏の右ヒザに悪質なタックルを敢行。レッドカードが提示された後にファウルが意図的だったとコメントしたため、5試合の出場停止処分を受けていた。 なお、ハーランド氏はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの実の父親だが、このタックルの影響もあり2年後の2003年に31歳で現役を引退している。 『スカイ・スポーツ』の番組内で、シティにも在籍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が、キーン氏に現役時代の後悔について質問。話の流れの中で、この件に言及した。 「言わせてもらっていいかな? サッカーのピッチでやったことで後悔したことは一度もない。一度もだ」 「聞いてほしい。私は退場になりチームを失望させた。私は人々と戦っていた。私はピッチの真ん中にいたんだ」 リチャーズ氏が「ハーランド氏を傷づけようとしたわけではないでしょう」と尋ねるとキーン氏はさらに続けた。 「違う。当然だ。だが選手を傷つけようとしたかと言われればそうだ」 「それについては絶対に謝らない。そして人々は私を痛めつけてきた。私は人生で選手をケガさせようとしたことはないが、選手を傷つけようとしたことはある」 「ピッチの真ん中でボールを取りに行けば、誰かが傷つくこと可能性は大いにある」 そう話したキーン氏は、最後に「(君は)私の精神科医みたいだ。胸のつかえが降りたよ」と語っている。 キーン氏は、ハーランド氏個人ではなく対戦相手の“選手”を狙ってのタックルであり、それについての後悔はないと考えているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ロイ・キーンがハーランド父に繰り出した“悪質”タックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2001: Roy Keane committed a horror challenge when he studded Alf-Inge Haaland's knee.<a href="https://t.co/eX85rW9hhV">pic.twitter.com/eX85rW9hhV</a></p>— The Sportsman (@TheSportsman) <a href="https://twitter.com/TheSportsman/status/1252565333577269248?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.11 07:05 Fri2
「ボートで来たのか?」C・ロナウドとブルーノの握手拒否騒動の裏側をチームメイトが明かす「彼らの間での冗談」
ポルトガル代表MFジョアン・マリオが、不協和音が囁かれるFWクリスティアーノ・ロナウドとMFブルーノ・フェルナンデスについて言及した。 カタール・ワールドカップ(W杯)を戦うために合流しているポルトガル代表。本大会ではグループHに入り、ガーナ代表、ウルグアイ代表、韓国代表と同居。初戦は24日にガーナと対戦する。 そんな中、本大会を前にエースのC・ロナウドには問題が。所属のマンチェスター・ユナイテッドやエリク・テン・ハグ監督らへの批判を口にしたインタビューが公開。これが大きな騒動となり、クラブも声明を発表するまでに発展した。 そのC・ロナウドだが、ポルトガルサッカー連盟(FPF)が公開した動画では、チームに合流し、ユナイテッドでもチームメイトのブルーノとロッカールームで挨拶。しかし、2人は握手をしようとしたが、途中でそれをやめていた。 この映像が公開されると、インタビューの件もあり、2人の不仲説が浮上。W杯に向けて一致団結しなければいけない中での騒動が話題となっていた。 しかし、会見に出席したジョアン・マリオはその噂を一蹴。一部を切り取って見ているだけだとし、2人の間に冗談があったと明かした。 「これらの映像が撮られたとき、僕がそこにいられたことは幸運だったよ。彼らが何を引き起こしたのかは理解できるけど、それは彼らの間での冗談だったと言える」 「彼は最後に到着した選手の1人で、クリスティアーノは彼に対してボートで来たのか?と尋ねたんだ(笑)」 「彼らは素晴らしい関係を築いていると思う。チームメイトだ。わずかな切り抜きを見たに過ぎないよ」 遅れて合流してきたブルーノに対して冗談を言ったということ。ただ、C・ロナウドの表情が何とも言えないものとなっており、誤解を招いたという。 2人の本当の仲はさておき、今は国のために集中するとき。ピッチ内では好連携を期待したいところだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】クリスティアーノ・ロナウドと握手をしようとしてやめるブルーノ・フェルナンデス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/VesteABandeira?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#VesteABandeira</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WearTheFlag?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WearTheFlag</a> <a href="https://t.co/AvgC8M2dWO">pic.twitter.com/AvgC8M2dWO</a></p>— Portugal (@selecaoportugal) <a href="https://twitter.com/selecaoportugal/status/1592289945712209920?ref_src=twsrc%5Etfw">November 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.16 10:57 Wed3
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.11“トレブル・レッドデビルズ”世界屈指の攻撃陣/マンチェスター・ユナイテッド[1998-99]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.11</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1998-99シーズン/マンチェスター・ユナイテッド 〜トレブル・レッドデビルズ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1998-99united.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アレックス・ファーガソン(57) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FA杯、チャンピオンズリーグ 攻撃力10:★★★★★★★★★★ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">世界屈指の攻撃陣</div> 1998-99シーズンのユナイテッドは、説明不要と言ってもいいほどの豪華なメンバーが並んでいた。布陣はイングランド伝統のフォー・フォー・ツー。ゴールマウスには、当時のフットボール界で世界ナンバー1GKと評価されていたシュマイケルが君臨。ディフェンスラインには、フィジカルとスピードを併せ持つキャリア絶頂期のスタムがセンターバックに陣取り、抜群の安定感を誇るG・ネビルとアーウィンがサイドを締めた。 そして、中盤から前線のメンバーは歴代最高と言える陣容だった。セントラルMFは、展開力と破壊力抜群のミドルシュートを装備するスコールズと“闘将”ロイ・キーンという隙のないコンビ。どちらかが不在の場合は、生え抜きの守備的MFバットが代役を務めた。 攻撃パターンは、シンプルなサイドアタックが中心。右サイドからベッカムが精密機械のような高速クロスをゴール前に送れば、逆サイドではギグス“ジャックナイフ”のキレ味を誇るドリブルで相手DFを手玉に取った。 そして、ベッカム&ギグスのお膳立てを効率よく生かしていたのがストライカーのヨーク&コールだ。風貌が似ている2選手は“ホットセット”と呼ばれ、抜群のコンビネーションを生かして多くのゴールを記録した。FW陣の層は厚く、ベテランのシェリンガムとスーパーサブのスールシャールという仕事人も控えていた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">歴史的逆転劇</div> ユナイテッドで13シーズン目を迎えたファーガソンは、イングランドのクラブ史上初となる3冠の快挙を達成した。しかし、その3冠は全て、非常に苦しい戦いの末の戴冠だった。プレミアリーグは、最終節のスパーズ戦をベッカムとコールのゴールによって2-1で競り勝って優勝。2位のアーセナルとの勝ち点差は、わずか1だった。FA杯では、準決勝でアーセナルと再試合の延長戦までもつれた末、ギグスの劇的ゴールで辛くもウェンブリーにたどり着いた。そして、FA杯決勝でニューカッスルを下した4日後にはCL決勝を迎えた。結果はご存知の通り、追加タイムに突入した3分間でベッカムのCKからシェリンガムとスールシャールがゴール。バイエルンを2-1で逆転し、劇的な形で伝説的3冠を達成した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFロイ・キーン(27)</span> 当時のチームのキャプテンがロイ・キーンだった。一切の妥協を許さない闘将は、敵に対する激しいタックルはもちろん、時には味方さえも突き飛ばして気合をつけるピッチ上の指揮官として名を馳せた。類まれな危険察知能力で相手のチャンスを潰すのが主な仕事だったが、ビハインド時には攻撃面でも頼りになる存在。ユベントスとのCL準決勝2ndレグでは、アウェイで0-2のビハインド(トータル1-3)という苦しい状況の中、CKからヘディングでゴール。キーンが反撃の狼煙をあげたことでチームは息を吹き返し、見事に逆転勝利を飾った。攻守におけるチームの心臓だったキーンは、ユナイテッドの“不屈の精神”を体現する最強のキャプテンだった。 2019.04.08 22:00 Mon4
伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri5
