南野同僚がCL史上3番目の若さでハットトリック達成!
2019.09.18 14:00 Wed
ザルツブルクに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがチャンピオンズリーグ(CL)史上3番目の若さでハットトリックを達成した。
17日に開幕した2019-20シーズンのCL。オーストリアリーグで6連覇しながらも今季がCL本選初出場となったザルツブルクは初戦でベルギー王者のヘンクをホームに迎えた。日本ではザルツブルクのMF南野拓実MF奥川雅也と、ヘンクのMF伊東純也による日本代表対決として注目されたが、この日の主役はノルウェーの新星ハーランドだった。
CL初出場となった19歳のハーランドはまずは開始2分、ボックス中央で受けた南野からのスルーパスを流し込んで先制点を記録。34分にカウンターから2点目を奪うと、前半終了間際の45分にも再びカウンターからネットを揺らしハットトリックを達成。チームは前半だけで5-1と大量リードを得たまま、最終的に6-2の大勝を収めている。
サッカーの様々なデータを扱う『Opta』によると、ハーランドの19歳と58日でのハットトリック達成はCL史上3番目の若さ。現在の最年少記録は1995年にレアル・マドリーでラウール・ゴンサレスが記録した18歳113日で、2番目は2004年にウェイン・ルーニーがマンチェスター・ユナイテッドで記録した18歳340日となっている。
また、大会デビュー2分で初得点を記録したのも1995年のアンドレアス・メラーと2009年のエリアキム・マンガラ以来3人目の快挙に。さらに、デビュー戦で2得点以上記録した10代の選手としては前述したルーニーに続く2人目なのだという。
なお、ノルウェー代表としては今月5日のマルタ代表戦でデビューを果たしており、同国期待の新星が新たに誕生した。
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CL初出場となった19歳のハーランドはまずは開始2分、ボックス中央で受けた南野からのスルーパスを流し込んで先制点を記録。34分にカウンターから2点目を奪うと、前半終了間際の45分にも再びカウンターからネットを揺らしハットトリックを達成。チームは前半だけで5-1と大量リードを得たまま、最終的に6-2の大勝を収めている。
また、大会デビュー2分で初得点を記録したのも1995年のアンドレアス・メラーと2009年のエリアキム・マンガラ以来3人目の快挙に。さらに、デビュー戦で2得点以上記録した10代の選手としては前述したルーニーに続く2人目なのだという。
CLの歴史にその名を刻んだハーランドは試合後に自身のインスタグラムで「ハットトリックして欲しいなら僕を呼んで」と投稿。驚くべきことに同選手は国内リーグ戦ではすでに2度のハットトリックを決めており、開幕7試合にして11得点5アシストを記録している。
なお、ノルウェー代表としては今月5日のマルタ代表戦でデビューを果たしており、同国期待の新星が新たに誕生した。
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