チェルシーに新たな疑惑…当時14歳の選手に不正アプローチか

2019.09.13 19:01 Fri
Getty Images
選手の登録禁止処分が科されているチェルシーに新たな疑惑が浮上した。

ドイツ『Der Spiegel』によると、チェルシーは2016年、当時まだ14歳だったオーストリア人のティエルノ・バロに不正にアプローチ。レバークーゼンに在籍していた同選手やその親に対し、莫大な金銭の受け渡しと2019年夏以降の年俸の約束を交わしたという。
FIFAの規則では16歳未満の外国人選手と契約は禁止されているうえ、プレミアリーグのルールでも若手選手への金銭的なオファーは厳禁だ。

チェルシーが接触を図ったとされるその年の夏、バロは突如ドイツ下位リーグのヴィクトリア・ケルンへ移籍。ドイツ雑誌『Reviersport』の記事の中で、ヴィクトリア・ケルンの税務顧問を務めるフランツ=ヨーゼフ・ヴェルンツェ氏が「バイエルンやライプツィヒ、ケルンといったクラブが興味を示していた中で、彼の親はチェルシー移籍を決断した」とコメント。さらに、「だがイングランドに移籍できる年齢ではないため、我々の元に預けたのだ」と語ったという。

そして2018年夏、16歳になったバロは満を持してチェルシーに移籍。『Der Spiegel』によれば、同選手は現在21万5000ポンド(約2900万円)という高額な給与を受け取っているようだ。
『Der Spiegel』はこれら一連の問題に関して、バロやその母親、チェルシーに回答を求めたが、バロの保護者的立場にあるピーター・ヒューメルレーナー氏は「移籍はバロ自身が決めたもの。安定した社会的かつ個人的な環境を保証できると思ったから、我々は承認したんだ」と話したという。なお、チェルシーからの回答は今のところない模様。

チェルシーは今年2月、FIFA(国際サッカー連盟)から、18歳未満の外国人選手の契約に関する規則に違反したとして、今後2度(2019年夏、2020年冬)の移籍期間での選手登録禁止を下されている。

そこに加えて、今回の疑惑が事実だった場合、さらなる制裁が科される可能性があるが果たして。

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ブラジルの逸材SBペドロ・リマが急転直下のウルブス入り! 先日にチェルシー行き合意報道も…

ウォルバーハンプトンが、チェルシーとの争奪戦を制してスポルチ・レシフェのU-17ブラジル代表DFペドロ・リマ(17)の獲得に成功した。 スポルチ・レシフェは17日、「ペドロ・リマの経済的および連盟的権利を、イングランドのウォルバーハンプトン・ワンダラーズへ譲渡する拘束力のある契約を締結したことを発表した。この契約は、イングランドのクラブが実施するメディカルチェックに対するプレーヤーの承認など、慣例的な条件を条件としている」と、来月1日に18歳の誕生日を迎えるDFの移籍合意を発表した。 ペドロ・リマはスポルチの下部組織出身。右サイドバックでプレーする逸材として注目を集めている。 2024年1月にファーストチームに昇格。今シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)で7試合に出場。U-17ブラジル代表として、2023年に行われたU-17ワールドカップ(W杯)にも出場していた。 その逸材に関してはレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ミラン、アタランタ、PSVなどの関心が報じられていた中、先日にはチェルシーを保有する『BlueCo group』との合意も報じられた。 総額1000万ユーロ(約16億9000万円)の移籍金に加え、イギリスの労働許可証が取得できない場合、系列クラブであるフランスのストラスブールへのレンタル移籍というプランも明かされていたが、急転直下のウルブス行きが決定した。 2024.06.18 06:30 Tue

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