ハダースフィールド、規定違反のユニ着用で660万円の罰金処分に
2019.09.06 14:30 Fri
チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のハダースフィールドが、ユニフォームに関する規定違反によりFA(イングランドサッカー協会)から罰金を科せられたようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
ハダースフィールド側は「チームがこのユニフォームを着用しなければ、PaddyPowerとのスポンサー契約に違反してしまう」と主張。今回のユニフォームは実際のものではなく、宣伝用にあつらえたものだったようだ。
試合前にFAから着用を禁止されていたクラブのフィル・ホジキンソン会長は、FAからの告発を避けたいという思いと、スポンサー契約も守りたいという思いの板挟みとなり、この試合を担当したマーティン・コイ主審にユニフォームの着用を禁止することを求めたという。そうすれば、FAの規則に違反しないうえ、ユニフォーム着用に待ったをかけられたことがメディアによって報道されることで、結果として宣伝効果を生むのではないかと考えたようだ。
罰金は科せられることになったものの、このようにイギリス大手メディアに取り上げられたことで予想よりも遥かに大きな宣伝となったハダースフィールド。今年5月に就任したばかりのホジキンソン会長が良くも悪くも、早々にスポットライトを浴びてしまった形となった。
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対象となっているのは、ハダースフィールドが7月17日に行ったロッチデールとの親善試合で着用したユニフォームだ。ユニフォームの前面には、クラブの新スポンサーである『PaddyPower』のロゴが肩から裾にかけて斜めにプリントされており、これがFAの広告規則に反するとして、5万ポンド(約660万円)の罰金が科せられた模様。FAが設ける広告規則では「ユニフォームの前面には250平方センチメートルを超えない単一の領域」にのみ広告は許可されている。試合前にFAから着用を禁止されていたクラブのフィル・ホジキンソン会長は、FAからの告発を避けたいという思いと、スポンサー契約も守りたいという思いの板挟みとなり、この試合を担当したマーティン・コイ主審にユニフォームの着用を禁止することを求めたという。そうすれば、FAの規則に違反しないうえ、ユニフォーム着用に待ったをかけられたことがメディアによって報道されることで、結果として宣伝効果を生むのではないかと考えたようだ。
しかし、コイ主審はそんなホジキンソン会長の思惑に反し、試合は禁止されていたユニフォームを着て行われた。それが今回の件につながったというわけだ。
罰金は科せられることになったものの、このようにイギリス大手メディアに取り上げられたことで予想よりも遥かに大きな宣伝となったハダースフィールド。今年5月に就任したばかりのホジキンソン会長が良くも悪くも、早々にスポットライトを浴びてしまった形となった。
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