久保がリーガデビューのマジョルカ、PK2つでバレンシアに屈する《リーガエスパニョーラ》

2019.09.02 01:55 Mon
Getty Images
マジョルカは1日、リーガエスパニョーラ第3節でバレンシアとのアウェイ戦に臨み、0-2で敗れた。マジョルカのMF久保建英は79分から出場している。
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前節レアル・ソシエダ戦では加入間もなかったこともありベンチ入りしなかった久保が、移籍後初めてベンチ入りした一戦。1分け1敗スタートのバレンシアに対し、守備ブロックを作ってカウンターを狙うマジョルカは8分に決定機。ボックス右まで上がったサストレがシュートを浴びせ、GKが弾いたところをブディミルがプッシュ。だが、シュートはバーを直撃した。さらにルーズボールに詰めたセビージャのシュートは枠の上に外れた。
その後もカウンターを狙うマジョルカがペースを握ると22分、左サイドからカットインしたラゴ・ジュニオールのミドルシュートが右ポストを直撃。さらに34分にはババが際どいミドルシュートを放ってバレンシアを牽制した。

しかし42分、一瞬の隙を突かれてPKを献上してしまう。ボックス右への侵入を許したコクランをラージョが倒してしまった。これをパレホに決められ、先制されて前半を終えた。
後半開始直後、フェラン・トーレスのボックス内からのシュートでGKを強襲されたマジョルカは55分、CKの流れからラゴ・ジュニオールのハンドでPKを献上する。これをパレホに再び決められ、0-2とされてしまった。

なかなかチャンスを生み出せないマジョルカは79分、久保がリーガデビューを飾り、右ウイングに入った。何度か敵陣でボールに触る機会があった久保だったが、チャンスを生み出すには至らず0-2で敗戦。バレンシアに今季初勝利を献上している。

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