
中島翔哉、ベンフィカとの“オ・クラシコ”を前に一時帰国
2019.08.20 11:15 Tue
ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉が一時帰国したようだ。ポルトガル『O Jogo』が伝えている。
今夏にアル・ドゥハイルからポルトに完全移籍した中島。移籍後最初の公式戦となった、チャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦1stレグのクラスノダール戦、そしてプリメイラ・リーガ開幕戦のジル・ビセンテ戦では出場機会がなかった。
しかし、13日に行われたCL予選3回戦2ndレグのクラスノダール戦で移籍後公式戦初出場を飾ると、17日に行われたプリメイラ・リーガ第2節のヴィトーリア・セトゥバル戦では途中出場してポルトでのリーグ戦デビューを果たした。
まだポジションを確保していない中島だが、そんな中、クラブの許可を得て一時帰国することに。同メディアが伝えるところによれば、子どもの出産に立ち会うためだという。
すでに中島は18日にチームから離脱しており、21日にポルトに復帰予定。そんなポルトは、24日のプリメイラ・リーガ第3節でベンフィカとのナショナルダービー“オ・クラシコ”を迎える。
今夏にアル・ドゥハイルからポルトに完全移籍した中島。移籍後最初の公式戦となった、チャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦1stレグのクラスノダール戦、そしてプリメイラ・リーガ開幕戦のジル・ビセンテ戦では出場機会がなかった。
しかし、13日に行われたCL予選3回戦2ndレグのクラスノダール戦で移籍後公式戦初出場を飾ると、17日に行われたプリメイラ・リーガ第2節のヴィトーリア・セトゥバル戦では途中出場してポルトでのリーグ戦デビューを果たした。
すでに中島は18日にチームから離脱しており、21日にポルトに復帰予定。そんなポルトは、24日のプリメイラ・リーガ第3節でベンフィカとのナショナルダービー“オ・クラシコ”を迎える。
チーム合流から試合まではあまり時間がないため、ベンフィカとのダービーにも影響はありそうだが、中島が24日の試合に出場し子どもの誕生を祝福できるか注目だ。
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かつてはJリーグでもプレーし、現在はブラジルのアトレチコ・ミネイロでプレーしている元ブラジル代表FWフッキが、Jリーグを離れた時のことを振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 フッキはサンパウロの下部組織からヴィトーリアの下部組織へと移籍。そのままファーストチームへ昇格すると、2005年7月に川崎フロンターレへと完全移籍。Jリーグでのキャリアをスタートさせる。 川崎Fでの出場機会をあまり得られず、北海道コンサドーレ札幌、東京ヴェルディへとレンタル移籍を経験。札幌では公式戦41試合で26ゴール1アシスト。東京Vではその後完全移籍をはたし、公式戦56試合45ゴールと驚異の得点力を見せていた。 2008年4月に川崎Fから東京Vへと完全移籍したフッキだが、その年の7月にポルトへと完全移籍。そのポルトでは公式戦169試合に出場し77ゴール61アシストと結果を残すと、4度のリーグ優勝、3度のカップ戦優勝、そしてヨーロッパリーグ優勝を経験。2010-11シーズンは3冠達成とともに、プリメイラ・リーガでの得点王も獲得していた。 その後に加入したゼニトや上海上港(現上海上港)でも結果を残したフッキは、今シーズンから母国へと復帰し、アトレチコ・ミネイロでプレーしている。 そのフッキは、自身にとってキャリアを大きく変えたポルトへの移籍についてコメント。自分を示すことができたとし、今も変わらぬ愛があると語った。 「サッカー界の知名度という点では、世界中で認知され、リスペクトされている僕の名前からしても、ポルトは“入り口”だったと言えるだろう」 「僕のキャリアはヴィトーリア(ブラジル)でスタートし、日本に渡った。そして22歳でポルトに到着した。自分がプレーした中で、最も大きなステージに立っていた」 「アジアのサッカーからヨーロッパへとやってきた。あまり知られた存在ではなかったが、短期間で自分の居場所を確保し、クラブや国で尊敬されるようになり、チャンピオンズリーグでプレーし、ポルトで歴史を作ることができた」 「ポルトは僕の心の中にあるクラブだ。僕にとって、120年以上の歴史を持つ施設があること、クラブの歴史の中で“選ばれし11人”がいる博物館があること、そして僕が最も多くの票を得たことはとても喜ばしいことだった」 「そこには僕の銅像がある。このような評価を受けたことはとても喜ばしいことだ。アトレチコでは、このようなことをしようとしてきた。この繋がりを持ち、このような歴史を持ち、記念すべきタイトルを獲得して歴史を築くためにだ」 また、東京Vからポルトに移籍する際には、アトレティコ・マドリーからのオファーもあったと告白。スペインでプレーする可能性もあった中、ポルトを選択した理由を明かした。 「2008年にポルトへと加入した時、2つのオファーがあった。ポルトとアトレティコ・マドリーのどちらかを選ぶことができた。ポルトを選んだのは、2001年か2002年にポルトガルに行った時、ポルトの試合を観に行ったからだ」 「UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)かチャンピオンズリーグの試合だったと思うが、スタジアムへ行ってみると超満員だった。あの素晴らしく美しいステージを見て、アルトゥールに向かって、いつかあそこでプレーして歴史に名を残すんだと言った」 「オファーを受けた時、その時のことを思い出した。もちろん、僕が加入した時は、エスタディオ・ド・ドラゴンになっていた。でも、それは予定されていたことで、僕はポルトのシャツを着る機会を得た。もちろん、アトレティコ・マドリーは世界中でリスペクトされているチームだ」 <span class="paragraph-title">【動画】驚異のゴールマシーンと化したポルト時代のフッキ、ゴール集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJXRGIwUkVTViIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.10.22 13:35 Fri3
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.26“モウリーニョの鉄壁ポルト”CL制覇/ポルト[2003-04]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.26</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2003-2004シーズン/ポルト 〜モウリーニョの鉄壁ポルト〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2003-04porto.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ジョゼ・モウリーニョ(41) 獲得タイトル:CL、ポルトガルリーグ 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ヨーロッパを席巻</div> いまや世界屈指の指揮官として名高いモウリーニョだが、彼の名が世界中に知れ渡ることになったのは、この頃だった。2002-03シーズンからポルトを率いたモウリーニョは、初シーズンからいきなりリーグ戦、国内カップ戦、UEFA杯(現EL)の3冠を達成する。そして、満を持してCLの舞台に登場した2003-04シーズンでは、さらなる偉業を成し遂げた。 国内リーグを制して2連覇を達成したチームは、欧州最高の舞台であるCLで快進撃を見せる。レアル・マドリーと同居したグループステージを2位で通過すると、決勝トーナメントで強豪マンチェスター・ユナイテッドと対戦。誰もがユナイテッドの勝ち抜けを予想したが、ポルトが戦前の予想を見事に覆した。 ホームで行われた1stレグで逆転勝利すると、続くオールド・トラフォードでの2ndレグでは試合終了直前にコスティーニャが値千金のゴールを記録。1-1のドローに持ち込み、ユナイテッド撃破を成し遂げた。ゴールの直後、オールド・トラフォードのタッチラインで豪快なロングランを見せたモウリーニョ。世界トップレベルの指揮官へと駆け上がる彼のキャリアで、大きな分岐点となったと言える試合となった。 その後、ポルトは強豪クラブの早期敗退もあり、準々決勝でリヨン、準決勝でデポルティボを倒して、決勝に勝ち進んだ。そして、決勝の相手は、こちらも快進撃で強豪を撃破してきたモナコ。その決勝戦で3-0の快勝を収めたポルトは、17シーズンぶり2回目のビッグイヤーに輝いた。そして翌シーズン、モウリーニョ監督に加え、デコ、リカルド・カルバリョ、パウロ・フェレイラら主力がチームを去ったポルトは、大きな戦力ダウンを強いられた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">モウリーニョ仕込みの高い組織力</div> モウリーニョ監督は、中盤をダイヤモンドにした[4-4-2]の布陣を採用。相手を緻密に分析し、組織的な守備をベースとした堅守速攻のフットボールを展開した。 守備面では、売り出し中の若手だったリカルド・カルバリョと、ベテランのジョルジュ・コスタを中心に、統率された組織を築いた。また、一対一で抜群の強さを誇ったパウロ・フェレイラと、高精度のクロスが持ち味のヌーノ・バレンテを擁する両サイドバックも非常にレベルが高かった。さらに、アンカーのコスティーニャが抜群のカバーリング能力を発揮し、黒子としてチームを支えた。 中盤ではインサイドハーフのマニシェが豊富な運動量を活かし、攻守においてアクセントとなる。そして、攻撃のタクトを振るったのはトップ下のデコ。パワータイプのマッカーシーや足元のテクニックに優れるデルレイ、カルロス・アルベルトらアタッカー陣の得点力を活かした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFデコ(26)</span> ブラジル出身のプレーメーカーがポルトガルに渡ってその才能を開花させた。卓越したテクニック有するデコは、創造性溢れるプレーを披露する一方、献身的に守備もこなすなど、現代フットボールのトップ下像を体現するパフォーマンスを見せていた。このシーズンのCLでMVPを獲得し、その後はポルトガル代表やバルセロナでもチームの中心として輝きを放った。 2019.04.16 12:00 Tue4
アーセナルがポルトMFペペに興味か
アーセナルが、ポルトのブラジル人MFペペ(25)に関心を持っているようだ。ポルトガル『A Bola』が伝えている。 昨夏に母国のグレミオから加入したペペ。右利きで左サイドハーフを主戦場としながらも、右ウイングから右サイドバックに至るまで多岐に渡るポジションで活躍している。 シーズン前半はなかなか出場時間が延びなかったものの、冬の移籍市場でFWルイス・ディアスがリバプールに移籍したことをきっかけにチャンス到来。リーグ戦の優勝争いが佳境を迎えているここ6試合では4アシストを記録しており、直近のベンフィカとのビッグマッチでも後半アディショナルタイムの決勝点をお膳立てしていた。 ヨーロッパでの評価を高めつつある25歳は2026年までポルトと契約を結んでいるが、4300万ポンド(約69億円)のリリース条項がある模様。アーセナルはFWニコラ・ペペの後釜と考えているようだ。 2022.05.11 17:33 Wed5