ベティス、レアル・マドリーで構想外のマリアーノに関心か

2019.08.13 15:17 Tue
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ベティスがレアル・マドリーに所属するドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアス(26)に関心を寄せているようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

センターFWの主力として期待されたスペイン人FWロレン・モロンが昨シーズンのリーガエスパニョーラで6得点(35試合)にとどまるなど、絶対的な得点源の確立に至らなかったベティス。そのため、今夏の移籍市場で前線強化として、スペイン人FWボルハ・イグレシアス(26)の獲得を目指しているというが、同時にマドリーで構想外のマリアーノも候補に含んでいるという。

いわく、ベティスは以前にも関心を寄せていたとされるマリアーノの現状を把握すべく、マドリーに問い合わせを行ったとのこと。だが、マリアーノ側が求める500万ユーロ(約5億9000万円)の年俸がネックになっている模様だ。
『マルカ』はそのベティスや、他クラブがレンタルを希望した場合、その年俸の一部を負担してもらえないと、レアル・マドリーにとって旨味のない話になると指摘している。

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ベティス、昨季エスパニョールで17ゴールのFWボルハ・イグレシアスを獲得!

ベティスは14日、エスパニョールからスペイン人FWボルハ・イグレシアス(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年6月30日までの5年間となる。 なお、エスパニョールによればベティスは、同選手の契約解除金として2814万ユーロ(約33億円)を支払うという。 ビジャレアルの下部組織出身のボルハ・イグレシアスは、2013年にセルタのリザーブチームに加入すると、2015年1月にトップチームデビュー。しかし、その後はトップチームでの出場機会に恵まれず、2017年の夏にセグンダ(スペイン2部)のレアル・サラゴサにレンタル移籍。 レンタル先のサラゴサでリーグ戦39試合で22ゴールを挙げるなど活躍すると、2018年夏にエスパニョールへ完全移籍。昨シーズンはリーグ戦37試合でチームトップの17ゴールを記録しヨーロッパリーグ(EL)出場権の獲得に大きく貢献。今季もここまでEL予選3試合に出場し3ゴールを記録していた。 2019.08.14 23:30 Wed

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