アストン・ビラ、ユナイテッド関心のMFマッギンと新契約締結!
2019.08.08 17:53 Thu
アストン・ビラは8日、スコットランド代表MFジョン・マッギン(24)と2024年6月30日までの新契約を締結したことを発表した。
スコットランドのセント・ミレンとハイバーニアンでプレーしてきたマッギンは昨年夏にアストン・ビラに加入。高精度の左足を生かしたパスセンスと、小回りの利くドリブルを武器にプレーメーカーとして活躍し、昨季のチャンピオンシップ40試合で6ゴール10アシストを記録。
ビラのプレミアリーグ昇格に大きく貢献すると共に、加入1年目ながらファンが選ぶクラブ年間最優秀選手にも選ばれていた。
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昨シーズンのプレミアリーグ昇格の立役者となったマッギンは、ビラとの新契約にサインした後、以下のようなコメントを残している。「アストン・ビラでのすべての時間を愛しているんだ。このクラブに長期に渡ってコミットできることを心から嬉しく思うよ」ビラのプレミアリーグ昇格に大きく貢献すると共に、加入1年目ながらファンが選ぶクラブ年間最優秀選手にも選ばれていた。
そのマッギンには同胞サー・アレックス・ファーガソン氏の推薦もあり、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に関心を示していたが、5000万ポンド(約64億5000万円)という強気な値段設定もあり、具体的な交渉に発展することはなかったようだ。
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チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)vsアストン・ビラが9日に行われ、3-1でPSGが逆転勝利した。 ラウンド16で優勝候補筆頭のリバプールを撃破したPSGは、1-0で勝利した4日前のアンジェ戦でリーグ・アン4連覇を達成。そのアンジェ戦のスタメンから4選手を変更。出場停止のマルキーニョスに代わってベラルドが起用され、3トップはデンベレ、クワラツヘリア、ドゥエが形成した。 一方、ラウンド16でリーグフェーズでも対戦したクラブ・ブルージュに連勝としてベスト8進出としたアストン・ビラは、4日前の2-1で勝利したノッティンガム・フォレスト戦のスタメンから大幅に8選手を変更。古巣対決となるアセンシオはベンチスタートとなり、最前線にはラッシュフォードが構えた。 守備時にマッギンを前線に出すフラットな[4-4-2]で構えるアストン・ビラに対し、ボールを握ったPSGは5分、ヴィティーニャがミドルで牽制すると8分に好機。CKの流れからルーズボールをボックス右のデンベレがボレー。見事に捉えたシュートが枠に飛んだが、GKマルティネスの好守に阻まれた。 ハーフコートゲームとするPSGは23分、ヴィティーニャがコントロールシュートでゴールに迫ったが、35分にアストン・ビラがワンチャンスで先制する。 マッギンがメンデスからボールを奪ってカウンターに転じると、ラッシュフォードのスルーパスをボックス左で引き出したティーレマンスがクロス。ファーサイドのロジャーズが押し込んだ。 それでも39分にPSGがすかさず追いつく。CKの流れから左サイドでボールを受けたドゥエがカットイン。GKマルティネスが反応できない強烈なシュートをゴール右上に叩き込んだ。 44分にもショートコーナーの流れからドゥエがカットインシュートでGKマルティネスを強襲したPSGだったが、1-1で前半を終えた。 迎えた後半、イエローカードを受けていたキャッシュに代えてディザジをそのまま右サイドバックに投入したアストン・ビラに対し、PSGが開始4分に逆転する。 左サイドでディザジに対して仕掛けたクワラツヘリアがボックス左に侵入したところで縦に持ち出し、左足を一閃。GKマルティネスのニア上をぶち抜く圧巻のシュートを突き刺した。 逆転後もハーフコートゲームを続けるPSGは58分にロングカウンターからハキミがコントロールシュートで3点目に迫ったが、GKマルティネスのセーブに阻まれる。 守勢のアストン・ビラはアセンシオをトップ下に投入するも、重心を下げる戦い方は変えず。 一方、膠着状態に持ち込まれかけたPSGは71分にクワラツヘリアのスルーパスを受けたハキミがネットを揺らすもオフサイドに阻まれた。その後、バルコラを投入して3点目を目指したPSGだったが、最終ライン6枚で守りに徹するアストン・ビラを崩しきれず膠着状態を打破できない。 それでも追加タイム2分に大きな3点目。デンベレのスルーパスをボックス左で引き出したメンデスがシュートフェイントでDFをかわし、右足でシュートを蹴り込んだ。 PSGが3発逆転勝利で来週アウェイで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを取っている。 PSG 3-1 アストン・ビラ 【PSG】 デジレ・ドゥエ(前39) クヴィチャ・クワラツヘリア(後4) ヌーノ・メンデス(後47) 【アストン・ビラ】 モーガン・ロジャーズ(前35) 2025.04.10 06:00 Thu4
「まだ仕事は終わっていない」決勝ゴールのPSG・クワラツヘリア、アウェイでの2ndレグへ「難しい試合になると思う」
パリ・サンジェルマン(PSG)のジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが、アストン・ビラ戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 9日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでPSGはホームにアストン・ビラを迎えた。 かつて指揮を執ったウナイ・エメリ監督率いる伏兵アストン・ビラとの対戦となったが、試合はモーガン・ロジャーズのゴールで先手を奪われるが、デジレ・ドゥエのファインゴールで同点に。後半にはクワラツヘリア、ヌーノ・メンデスのゴールで3-1と逆転勝利を収めた。 この試合の決勝ゴールを決めたクワラツヘリアは難しい試合だったとコメント。2点リードがあるものの、アウェイでの2ndレグは簡単ではないとした。 「難しい相手だった。この結果には満足しているけど、2ndレグも残っているし、まだ仕事は終わっていないので、僕たちは続けていかなければいけない」 「2ndレグは難しい試合になると思う。ただ、自分たちのプレーを心掛けて、そこで何が起こるかを見極めたいと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】クワラツへリアもゴール!PSGがアストン・ビラに逆転勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="z2WWiTEHNSI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.10 14:10 Thu5