松本、後半AT弾で土壇場勝ち点1ゲット! 広島は5戦負けなしも痛恨ドロー《J1》
2019.07.20 20:15 Sat
明治安田生命J1リーグ第21節、松本山雅FCvsサンフレッチェ広島が20日に行われ、2-2の引き分けに終わった。
勝ち点17で最下位に沈む3チームの中の一つが松本だ。リーグ戦最後の勝利は第13節の名古屋グランパス戦まで遡る。ここまでワーストの10ゴールという絶望的な攻撃力だが、今節に向けたスタメンは前節のジュビロ磐田戦から変更は一人のみとなった。
対する広島は前節にサガン鳥栖に勝利しここ4戦で2勝2分け。好調を維持して連勝といきたい今節のスタメン変更はこちらも一人。パトリックに代わってドウグラス・ヴィエイラが起用された。
最初のチャンスは広島。7分にボックス右でパスを受けたドウグラスが一度はボールを失うも、こぼれ球を拾って攻撃態勢へ。切り返してマークを外してシュートに持ち込んだが、惜しくも左上に外れた。
柏とハイネルの両ウイングバックの位置を変えるなど攻撃にアクセントを加える広島。ほとんど松本に攻撃のチャンスを与えないまま主導権を握っていく。28分にはDF吉野からのロングボールを胸トラップで受けた森島がシュートに繋げるも、ボックス左からのシュートは外側のサイドネットを叩いた。30分には右に流れたドウグラスの折り返しを柴崎がシュート。今度は左ポストを叩いてしまう。
それでも前半の勢いを後半まで持ち込んだ広島は51分に試合を動かした。センターサークル内で頭で繋いだ森島のパスをドウグラスが左サイドの空いたスペースへスルーパス。これに走り込んだ柏がトップスピードでボックス左に持ち込み、そのまま左足を振り抜きニアを打ち抜いた。
しかし、ここから松本が攻撃に転じるようになると流れは少しずつホームチームに傾いていく。すると70分、味方のパスに右サイドの深い位置で反応した田中隼は、ボールを相手に奪われそうになるも粘り強くボックス右からマイナスの折り返しを供給する。その先にいた前田がダイレクトで狙うと、DFの股の下を通りゴール左に吸い込まれた。
逃げ切れなかった広島は75分にドウグラスを下げてパトリックを投入。79分には柴崎に代えて松本泰をピッチに送り込む。この交代で再び攻撃に勢いが出てきた広島は85分、最終ラインの野上からのロングボールを絶妙な飛び出して受けたパトリックが、飛び出してきたGKの頭上を抜くループシュートを決めて勝ち越し弾を決めた。
これで試合は決したかに思われたが後半アディショナルタイムのラストプレー。松本はボックス手前でパスを受けたパウリーニョが左足を振り抜くと、これがゴール右に決まって土壇場で同点に持ち込んだ。
試合はここで終了。広島にとっては痛恨のドローに。松本はまたしても勝つことはできなかったが、価値のある勝ち点1となった。
勝ち点17で最下位に沈む3チームの中の一つが松本だ。リーグ戦最後の勝利は第13節の名古屋グランパス戦まで遡る。ここまでワーストの10ゴールという絶望的な攻撃力だが、今節に向けたスタメンは前節のジュビロ磐田戦から変更は一人のみとなった。
最初のチャンスは広島。7分にボックス右でパスを受けたドウグラスが一度はボールを失うも、こぼれ球を拾って攻撃態勢へ。切り返してマークを外してシュートに持ち込んだが、惜しくも左上に外れた。
柏とハイネルの両ウイングバックの位置を変えるなど攻撃にアクセントを加える広島。ほとんど松本に攻撃のチャンスを与えないまま主導権を握っていく。28分にはDF吉野からのロングボールを胸トラップで受けた森島がシュートに繋げるも、ボックス左からのシュートは外側のサイドネットを叩いた。30分には右に流れたドウグラスの折り返しを柴崎がシュート。今度は左ポストを叩いてしまう。
ことごとく松本に攻撃を撥ね返される広島。すると前半の終わりにそのツケが回ってくる。44分、松本は右CKの流れで高橋がゴール前にクロスを供給。これを前田がヘディングシュートで合わせゴール右隅を突く。しかし、GK林が左手一本で掻き出しゴールならず。前半はゴールレスで終えた。
それでも前半の勢いを後半まで持ち込んだ広島は51分に試合を動かした。センターサークル内で頭で繋いだ森島のパスをドウグラスが左サイドの空いたスペースへスルーパス。これに走り込んだ柏がトップスピードでボックス左に持ち込み、そのまま左足を振り抜きニアを打ち抜いた。
しかし、ここから松本が攻撃に転じるようになると流れは少しずつホームチームに傾いていく。すると70分、味方のパスに右サイドの深い位置で反応した田中隼は、ボールを相手に奪われそうになるも粘り強くボックス右からマイナスの折り返しを供給する。その先にいた前田がダイレクトで狙うと、DFの股の下を通りゴール左に吸い込まれた。
逃げ切れなかった広島は75分にドウグラスを下げてパトリックを投入。79分には柴崎に代えて松本泰をピッチに送り込む。この交代で再び攻撃に勢いが出てきた広島は85分、最終ラインの野上からのロングボールを絶妙な飛び出して受けたパトリックが、飛び出してきたGKの頭上を抜くループシュートを決めて勝ち越し弾を決めた。
これで試合は決したかに思われたが後半アディショナルタイムのラストプレー。松本はボックス手前でパスを受けたパウリーニョが左足を振り抜くと、これがゴール右に決まって土壇場で同点に持ち込んだ。
試合はここで終了。広島にとっては痛恨のドローに。松本はまたしても勝つことはできなかったが、価値のある勝ち点1となった。
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