ユーベ入団会見に臨んだデ・リフト、「ブッフォンやキエッリーニ、ロナウドから学びたい」
2019.07.20 03:38 Sat
オランダ代表DFマタイス・デ・リフトが19日、ユベントス入団会見に臨んだ。その場で背番号4を背負うことが決まっている。
18日に移籍金総額8550万ユーロ(約103億5000万円)でアヤックスからユベントスに加入したデ・リフト。昨季、守備の要としてアヤックスのチャンピオンズリーグ4強進出に大きく貢献した19歳は入団会見で次のように意気込んでいる。
「アヤックスでプロとして3年プレーし、とりわけ昨季は多くの経験を積むことができた。19歳としては経験を持っている方だとは思うけど、更なるステップアップを図るために移籍を決断した。僕はまだキャリアをスタートさせたばかりだから、ユーベの経験豊富な選手たちから学びたい」
「今回の移籍は大きなステップアップだ。国外への初めての移籍だし、慣れていかなくてはならない。でも、ユーベのファンが歓迎してくれたことを光栄に思うし、誇りに感じた。そんな彼らに恩返しをしたいと思ったよ」
――C・ロナウドの勧誘について
「クリスティアーノ・ロナウドが僕をユーベに勧誘してくれたのは嬉しかったよ。でも、誘われる前にユーベに行こうと決めていたんだ。勧誘は大きな賛辞だったけど、それが加入を決めた要因ではないよ」
「サッリ監督とは電話で話をした。彼のことを早く知りたいからね。彼の存在がユーベに行こうと思った一つの理由でもある。彼の戦術、哲学、攻撃的なサッカー、守備の構築など、多くのことを聞いてみたいんだ」
――子供の頃の写真にユーベのユニフォームを着ているものがあったが
「DFであれば誰もが称賛するあの選手が大好きだったんだ。2006年ワールドカップ優勝メンバーでその年のバロンドールを獲得したファビオ・カンナバーロだよ。僕は彼の大ファンだったけど、それ以上にユーベに対して良い印象を持っていた。素晴らしいクラブだし、小さい頃からユーベのファンだったよ」
「チャンピオンズリーグでユベントスと対戦した際、サポーターが作り出す素晴らしい雰囲気に驚いた。彼らは本当にチームを支えているね。そんな彼らのために全力でプレーしたいと思っている。スタジアムもピッチと観客席が近い素晴らしい環境だね」
「イタリアは守備の国で守備を愛する国だ。ユーベに移籍しようと思った要因でもある。そして様々なタイプのストライカーがいることも、僕にとっては大きな挑戦になると思う。毎日、彼らから学ぶことができるだろうね」
「僕は19歳でまだまだ改善しなければならないことがある。毎日、学ぶ姿勢を示すことが重要だ。あらゆる面で成長し、より良い選手になりたいと思っている。クラブが高い移籍金を払って加入した身としてはプレッシャーがかかるのは当然だ。だが、良い選手になるにはそのようなプレッシャーに対処する必要がある。自分のプレーをして、ピッチの上でハードワークするだけだよ」
――4番を選んだ理由について
「4番は僕にとって特別な番号だ。アヤックスでは常に背負っていたからね。ユーベでは過去に偉大な選手が付けていたし、その番号を背負うことを誇りに思う。多くの成功を手にできたらと思う。アヤックスは若い選手が多かったけど、ユーベには経験豊富な選手がたくさんいる。ブッフォンやキエッリーニ、ロナウドから学び、成長したい」
18日に移籍金総額8550万ユーロ(約103億5000万円)でアヤックスからユベントスに加入したデ・リフト。昨季、守備の要としてアヤックスのチャンピオンズリーグ4強進出に大きく貢献した19歳は入団会見で次のように意気込んでいる。
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――C・ロナウドの勧誘について
「クリスティアーノ・ロナウドが僕をユーベに勧誘してくれたのは嬉しかったよ。でも、誘われる前にユーベに行こうと決めていたんだ。勧誘は大きな賛辞だったけど、それが加入を決めた要因ではないよ」
――サッリ監督について
「サッリ監督とは電話で話をした。彼のことを早く知りたいからね。彼の存在がユーベに行こうと思った一つの理由でもある。彼の戦術、哲学、攻撃的なサッカー、守備の構築など、多くのことを聞いてみたいんだ」
――子供の頃の写真にユーベのユニフォームを着ているものがあったが
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「チャンピオンズリーグでユベントスと対戦した際、サポーターが作り出す素晴らしい雰囲気に驚いた。彼らは本当にチームを支えているね。そんな彼らのために全力でプレーしたいと思っている。スタジアムもピッチと観客席が近い素晴らしい環境だね」
「イタリアは守備の国で守備を愛する国だ。ユーベに移籍しようと思った要因でもある。そして様々なタイプのストライカーがいることも、僕にとっては大きな挑戦になると思う。毎日、彼らから学ぶことができるだろうね」
「僕は19歳でまだまだ改善しなければならないことがある。毎日、学ぶ姿勢を示すことが重要だ。あらゆる面で成長し、より良い選手になりたいと思っている。クラブが高い移籍金を払って加入した身としてはプレッシャーがかかるのは当然だ。だが、良い選手になるにはそのようなプレッシャーに対処する必要がある。自分のプレーをして、ピッチの上でハードワークするだけだよ」
――4番を選んだ理由について
「4番は僕にとって特別な番号だ。アヤックスでは常に背負っていたからね。ユーベでは過去に偉大な選手が付けていたし、その番号を背負うことを誇りに思う。多くの成功を手にできたらと思う。アヤックスは若い選手が多かったけど、ユーベには経験豊富な選手がたくさんいる。ブッフォンやキエッリーニ、ロナウドから学び、成長したい」
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元ブラジル代表DFルシオ氏(47)がブラジリア市内の病院に入院しており、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ルシオ氏は15日に自宅で起きた事故により、体の様々な部分に火傷を負ったとのこと。 なお、入院先の病院は「ルシオ氏の容体は安定していて意識もはっきりしている。しばらくはICUで経過を観察する」との声明を発表している。 ブラジル代表として通算105キャップを誇るルシオ氏は、1998年にインテルナシオナウでプロデビュー後、2000年1月にレバークーゼン移籍。2004年夏に加入したバイエルンで4度のブンデスリーガ制覇を経験すると、2009年夏からインテルに移り、2009-10シーズンの3冠(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)達成に寄与した。 その後、2012年夏のユベントス移籍を経て、2013年1月のサンパウロ入りを機に母国復帰。インドで過ごす時期もあったが、ブラジル国内を中心にプレーを続け、2019年10月にブラジリエンセFCを退団以降はフリーの状態が続き、2020年1月に現役引退を発表していた。 2025.05.17 20:50 Sat3
インフロントで捉える!達人ピルロの縦変化FK【ビューティフル・フリーキック】
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、ユベントスの指揮官アンドレア・ピルロ氏が選手時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆名手ピルロの縦に変化するブレ球FK<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJrMzExQVowdCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 歴代屈指のプレースキックの名手として知られるピルロ氏。現役時代には幾度もその右足でFKを決め続けたが、2013年11月10日に行われたセリエA第12節のナポリ戦でも、素晴らしいキックを成功させている。 ユベントス1点リードで迎えた74分、ボックス手前右でFKを獲得すると、キッカーのピルロは直線的な助走から真っ直ぐ落とすキックを選択した。壁を越えたほぼ無回転のシュートは、ゴール手前で急激に落下。GKホセ・マヌエル・レイナの手をかすめ、ゴール右上へと突き刺さった。 様々な種類のキックを高水準で使い分けたピルロ氏。改めてその技術の高さに驚きだ。 2020.09.16 20:00 Wed4
若きデル・ピエロが決めた華麗なるジャンピングバックヒールゴール【スーパーゴール図鑑/ユベントス編】
【得点者プロフィール】 アレッサンドロ・デル・ピエロ(当時22歳) 国籍:イタリア 所属:ユベントス ポジション:FW 身長:173cm ユベントスの象徴的な存在として長きに渡って活躍したデル・ピエロ氏。才能あふれるファンタジスタとして数々のスーパープレーで観客を魅了し、ユベントスでは通算290ゴールという圧倒的な数字を残している 【試合詳細】 日程:2002年11月17日 大会:セリエA第10節 対戦相手:トリノ 時間:前半6分(0-0) <div id="cws_ad">◆デル・ピエロのオシャレ過ぎるジャンピングヒール<br/> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJVSjJrVTN2ayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 0-0の6分、相手ボックス左でユベントスがFKのチャンスを得る。するとキッカーのMFパベル・ネドベドが低めのボールをニアサイドに入れる。 これに飛び込んだデル・ピエロは、ボールより前に走り込んでしまったものの、空中で背を向けたまま左足ヒールで合わせ、わずかにボールの軌道を変えると、見事なゴールをニアポストに決めてみせた。 これで先制ゴールを奪ったユベントスは、4-0の大勝を収めている。 2021.01.14 18:00 Thu5
